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【003】茂林寺のたぬきのぐいのみ


■ 中野の骨董屋で600円

商店街「薬師あいロード」の中野側の入り口近くにある骨董屋で、一目で魂を撃ち抜かれたぐいのみ(?)。

民芸品にたぬきグッズはけっこうあるけど、好みのデザイン、かわいいと思えるタッチのものはそんなに多くない。
表面を触ってみると筆のタッチを感じることができるので、ひとつひとつ手描きされているものだろう。

大きさは、直径が普通のおちょこくらい。
たぶん酒器なんだと思う。
とっくり持ってるし。

裏には「館林 茂林寺」とある。
知らなかったので調べてみたら、昔話「分福茶釜」ゆかりのお寺だそうで、いずれ行ってみたくなった。

分福や 茂林の陰に 守鶴……蛍?

「守鶴」とは茂林寺の住職(1394〜1428)で、「分福茶釜」に出てくる茶釜を愛用していたと伝えられているそう。
※Wikipediaより

最後の文字は「蛍」に見えるけど、学がないので意味がわかりませ〜ん。

とにかく、すごく気に入った器が手に入って嬉しい。
晩酌が楽しくなるなぁ。


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