【002】高田馬場 成田屋肉店「ロースかつ弁当」

内容:とんかつ、ポテトサラダ、高菜、キャベツ、レモン、梅干、ご飯

価格:550円
食べた場所:店の前のベンチ
肉の方向性:やわらか肉に脂身ブースト方式

ラード感:★★☆
ガッツリ度:★★★
独自性:★★★

「ふたが閉まらない系」の弁当。とんかつがでかすぎて。個人商店の弁当屋や、こういった肉屋で時折出会うことがあり、その時点で百点満点をあげたくなってしまう嬉しさ。
 加えて、かつてない方式のカツにものすごい衝撃を受けた。元来ロースかつは、肉の切り身の片面のみに一定幅の脂身が付いているという構造上、両端は脂身の割合が多く、中央へと食べ進めるに従ってその割合が減る。しかしこのカツ、中央付近の身の断面を見ると、なんと肉の上に薄く脂身を重ねてその弱点を補強する「ブースト方式」になっていたのだ! 肉は驚くほど柔らかく、バリバリとした厚めの衣にはふんわりとラード香。しかもとんかつ弁当で不足しがちなソースが2袋入りときた! いや〜わかっておられる。
 一心不乱に食べきり、大満足で空を見上げる。そういえば、キャベツの量もこれまでで一番だったかもな。


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