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Vol.35 未来を信じる

Accepte ce qui est, laisse aller ce qui était, aie confiance ce qui sera.
                                                                                            (Bouddha)
現状を受け入れ、過去は去るに任せ、来るべきものを信頼せよ。
                          (仏陀)

【語彙】

  • Accepte : 動詞 accepter(受け入れる) の二人称単数命令形

  • ce qui est  : ~であるもの、こと →ここでは「現状」と意訳しました。

  • laisse : 動詞 laisser (~させる、~のままにさせる) の二人称単数命令形

  • →《laisser + 動詞の原形》で「~させる」の意味の使役動詞。

  • →ここでは、《laisser aller》で「~を行かせる」の意味。

  • ce qui était : ~であったもの、こと →ここでは「過去」と意訳しました。

  • aie : 動詞avoir(持つ) の二人称単数命令形

  • confiance : (f) 信頼

  • →《avoir confiance》で「信頼する」という意味の成句表現。ここでは動詞avoirが命令形になっていて、「信頼せよ」となっています。

  • ce qui sera  : ~であるだろうもの、こと →ここでは「来るべきもの」と意訳しました。


【メモ 】

📝
各々の語は複数の意味を持ち合わせています。
ここでは、文脈に沿って一番ふさわしいと思われるものを選ばせていただきました。
【略語】
(m) = masculin 男性名詞
(f) = féminin  女性名詞
(pl) = pluriel   名詞の複数形


【仏陀とは?】🧐

仏陀(Buddha(ブッダ))は、悟りの最高位「仏の悟り」を開いた人を指します。
歴史的には、実在の人物である釈迦(ゴータマ・シッダールタ)のことだとされています。

ブッダ(Buddha)は、サンスクリット語の「知る」「目覚める」を意味する動詞ブドゥ(梵: budh)の過去分詞形で、「目覚めた者」や「真理、本質、実相を悟った人」、「覚者」・「智者」などの意味があるそうです。


【後記】

新年早々、石川県能登半島の地震や羽田空港の事故があり、
ショックを受けました。
復興が順調に進みますよう、そして被害に遭われた方々が一刻も早く平和な日常を取り戻せますよう、願っています。


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