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天然菌で作られるパンとビール、深大寺に初上陸

明日はいよいよ、park夏祭りが開催されます。お天気には晴れマークも現れ、蒸し暑い日になりそうです。ビールがより美味しく飲めそうで良かった!

さて、今回parkでご紹介する「タルマーリー」。初めてその名を知ったのは、京都に住み始めた頃のこと。遠出をして丹波篠山まで出かけた際に、とあるお店で「腐る経済」という本を手にしたのがきっかけでした。この本は翻訳され海外でも販売されるなど、日本を飛び越えて注目されています。ここでご紹介すると長くなりますので割愛しますが、発酵のこと、この時代に必要不可欠な地域内循環のしくみ、お金を何に、どう使うべきなのか・・大変面白いのでまだの方は是非読んでみてくださいね。

この本を読み終えた数年後、京都にて友人たちと主催したイベントで登壇者のお一人としてタルマーリーの渡邉 格さんご本人をお呼びすることになり、またそのお話が大変面白く、視野を広げてくださる気づきの時間とりました。


「タルマーリーだけ」

何故parkで鳥取のタルマーリーなのか、少々お伝えしたところで、タルマーリーって一体何?という方にざっくりご説明させていただきます。
ひとことで表現するには深すぎるお店なのです。国内で究極の方法でパンとビールを製造なさるお店。これにまつわる地域の方々との関係や、めざす環境の在り方、経済の回し方というのが、これからの日本には絶対に必要なモデルとなっていると思います。

国内のみならず、海外からも客足の絶えないタルマーリー。野生の麹菌を採取し作られるパン、野生酵母のみで醸造されるビールもタルマーリーならではの技術。このパンの美味しさ、ビールの旨味は実際に口にしないと伝わらない。口にしていただければ、どんな環境でどんな人が作っているんだろう?と思ってくださることに繋がるかも。もしそんな方がいらしたら。そこから本当の意味で「働く」ってどんなことなんだろう、など考えるきっかけが生まれたりしたら。parkの夏祭りは大成功です。
誰かにとって、人生の転機となるかもしれない究極のパンとビール。鳥取に行かなくても味わえます。是非深大寺にお越しくださいね。




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