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ふらんすの通信教育で「老人学」をお勉強する。

フランスには、CNED (Centre national d'enseignement à distance / フランス国立遠隔教育センター )という政府が運営する放送大学みたいな機関があって、海外からでもお勉強できるシステムが整っている。

私は、随分前に父を、昨年を母を亡くしているので、もう介護とか必要ないのだけれど、晩年歩けなくなってポツンと暮らしている母の介護に片足を突っ込んで、体はもちろんだけど、老人のココロのケアに対する自分の知識のなさにシュンとなった。

そして、自分の生徒さん。私の教室の生徒さんは、何年も通ってくださるのだけど、70歳超えたあたりで、家族の病気や死、頭や体、そして何よりも気力の衰えが原因でフランス語を辞めてしまう方がチラホラいるという傾向に気づいた。そして、その方たちは、どちらかというと、人一倍ポジティブで、勉強熱心で、人生を朗らかに楽しく生きていらっしゃるような方々。辞めてしまうのが、フランス語だけならばそれほど気にはならない。他に楽しめることを見つけたのだろうなと。だけど、習い事も旅行も他の活動も辞めて……というのがとても気になる。

もちろん、これから年老いていく自分にとっても「Gérontologie(老人学)」というのは当然気になる分野。ということで、ずっと勉強したいと思っていて、日本の放送大学とか通信大学院とかいろいろ調べていたのだけど、どれもイマイチぴんとこなかった。

そして、冒頭に説明したCNEDまで「老人学」を探す旅にでることになる。見つかった。講座はタイトルだけで想像して訳しているので怪しいのだけど、まあ内容はこんな感じかと思われる。

1. 老人の心理
2. 老人の健康に関する社会的不平等の重み
3. 高齢者差別:新しい差別?
4. 痴呆の症状とケア
5. 老人介護の複雑さ
6. 倫理とケア
7. 老人の感情
8. 自立と依存
9. よく老いる
10. あらゆる年代のための社会

おそらく介護系だとは思うが、勉強したい内容に近い。全部で10コースあって1コース90ユーロ、全部受けると669ユーロ。

専門分野ではないので、とりあえず学位は目指さず、科目履修生のような形で勉強することにした。最悪、講座が面白くなくてもフランス語の勉強にはなるだろうと。

そして、今日、申込み受理のメールが届いた。郵便トラブルなどで1ヶ月近く時間がかかったが、やっとお勉強できるという。

この秋にやりたいこと、フランスの通信教育で「老人学」のお勉強。

頑張らなくっちゃ。

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