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智慧の印:ニャーナムッドラー

プラーナーヤーマ(呼吸法)やディヤーナ(瞑想)の練習の時にする手のムッドラー(印・形、ムドラーとも)と言います。

手のひらは上向き、親指の腹に人差し指の先端をつけて膝の上に置きます。
指の力は抜きます。心を落ち着ける手助けになります。
※あくまで個人の感想です(笑)

ニャーナムッドラーは

ज्ञान मुद्रा と書きますが、この発音が難しいのです。ローマ字で表すと Jñāna Mudrā これをまんまカタカナにするとジュニャーナムッドラー(ムドラー)ですがニャーナムッドラーが妥当のようです。簡単にジャーナムッドラーと表記してる場合もあります。またこのニャーナをギャーナということも(地域にもよるのでしょうか?)中間ぐらいに聞こえる場合もあります。

人差し指はエゴの指と言われ、親指でそのエゴをおさえたカタチです。薬指は不浄の指なので使いません。と先生に説明されました。薬指がエゴの指だったとは!
そういえば子供の頃に人差し指で人を指してはいけないと言われましたね。

別の説

親指はブラフマン、人差し指はアートマン、薬指はサットヴァ(純質)、薬指はラジャス(激質)、小指はタマス(鈍質)という。親指と人差し指で宇宙と個人の合一を表しているそうです。これも興味深い!

他にも チンムッドラー( चिन-मुद्रा)という言い方もあります。
ずっとチンムッドラーと言ってましたが、色々調べたり、考察を経た今ニャーナムッドラーを採用したいと思った次第です。

何年勉強してもまだまだ知らないことだらけのヨーガの世界!
これだから15年も続いているのだな。
楽しくてしょうがない!アーサナ(ポーズ)だけじゃないヨーガの沼へようこそ!

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