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アシュラムのハーバルティー🌿

カダ(कध kadha) スパイスハーバルティーのご紹介

プラーナーヤーマ(पराणायाम 呼吸法)コースで滞在したインドロナワラのカイヴァルヤダーマヨーガ研究所で提供されていたお茶のレシピです。

朝と昼、あればあ3時にも飲めたような気がします。カフェイン無しなのでいつでも安心して飲めます。現地ではフレッシュハーブを使用するので格別に美味しく感じました。

フレッシュハーブ仕様
・ホーリーバジル
・ミント
・レモングラス
・刻んだ生姜
・ブラックペッパー

以上5種類をひとつまみずつ鍋に入れ5-7分ほど煮込みます。
濾して完成です。
レモンやジャガリー(インドのお砂糖)をお好みで入れて飲みます。
牛乳で割っても美味しかったです。※レモンとは同時に混ぜません。

紹介動画のリンクは以下の画像から

Learn How to make Herbal Tea / Kadha

日本で簡単に作るには?

あの味が忘れられず、日本に帰ってからレシピを思い出して作っています。

ドライハーブ仕様
・ホーリーバジルハーブ(国内ではもだま工房さんのがおすすめです。)
・ミント100%のミントティー(ティーバッグでも可)
レモングラス
・生姜(刻みます)
・ブラックペッパー(粗挽き派)

以上をティーポットに入れて3分ほど蒸します。※もう少し長くても良いかもです。
この時シナモンやカルダモンなどのスパイスをお好みで加えても美味しくいただけます。

心を静めたり、リラックスさせてくれる優しい味です。免疫効果を高める作用もあると言います。

聖なるハーブ

ミント(左上)トゥルシー(左)レモングラス(右)


トゥルシー:तुलसी /ホーリーバジル
聖なるハーブ(ホーリーバジル)と呼ばれ様々な効用があるそうです。

インドではその浄化力のために、どの家にも植えておくべき聖なるハーブと言われています。一年草ですが日本でも比較的簡単に育てることができます。フレッシュなハーブウォーターにしても美味しいです。

呼吸器系、神経系、消化器系に良いとされています。
発汗作用、解熱作用、神経調整作用、鎮痛作用、抗菌作用、防腐作用

適応症
風邪、インフルエンザ、咳、鼻づまり、頭痛、関節炎、リウマチ、発熱、
鼓腸(大腸内にガス)、神経組織の強化、記憶力を高める
禁忌:妊娠中は控える(陣痛促進するため)

ミント:पुदीना プディーナー
ハーブとして世界中で広く栽培されており、葉は爽快感のあるスッキリとした香りがあるのが特徴です。お茶や料理、歯磨き粉、入浴剤、香料、湿布などとして様々に利用されています。和名はハッカ(薄荷)。

呼吸器系、神経系、消化器系に良いとされています。
抗菌作用、殺菌作用、強壮作用、消化促進作用、鎮痛作用

適応症
清涼、解熱、発汗、健胃、殺菌、風邪や食中毒予防などの目的で用いられる。
禁忌:妊娠中は控える。


レモングラス:लेमन ग्रास レーモナグラーサ
「レモングラス」という名前は、レモンと同じシトラールという芳香成分が含まれていることに由来します。 南インド、スリランカ、東南アジアに多く生息し細長い1メートルにもなる葉をつける多年草です。
タイ料理やヴェトナム料理にも使われています。

神経系、消化器系に良いとされています。
抗菌作用、殺菌作用、鎮痛作用、神経調整作用

適応症
風邪の予防や腹痛、下痢の緩和、水虫の治療、代謝と血行を促進するので、運動後の疲労回復や神経痛、頭痛の改善に効果的です。冷えが原因のむくみや肩こり、葉をクローゼットに入れて防虫剤としても使用されています。
イライラした時にもリラックス効果があります。
禁忌:妊娠中は控える。

参考  アーユルヴェーダのハーブ医学―東西融合の薬草治療学
デイビッド フローリー (著) 上馬塲 和夫 (翻訳) ヴァサント ラッド (著)

まとめ

この時期はフレッシュなハーブも手に入りやすくなっています。部分的にフレッシュハーブをドライハーブと合わせて作っても美味しいです。
スパイスはお好みで調節してね。

美味しいハーブでリラックスと免疫力アップ!お楽しみくださいませ。

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