「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」あいしてるを言いたくなる
ネトフリで韓ドラ見尽くしたから、BTSコンテンツも配信されるDisney +に乗り換えることにしました。
チョン・ヘイン好きだから「スノードロップ」を観始めたんですけど、なかなかハマれない。まだこれからなのか?もう挫折しそうです(~_~;)
取りあえず1か月くらい?観たいドラマが出てくるまでネトフリともしばらくおさらばなので、観たかったもの観とこうと、ゆっくりできる家族がいない昼に「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を観ました。
京アニ作品だそうで、絵がとてもきれいです。
あの悲しい事件からきのうでちょうど3年ということで、いまだ癒されることのない悲しみ、事件の解決もない中で、亡くなった方々のことにも自然と思いをはせることになり、思いがけず追悼の気持ちで鑑賞しました。
こ、これは。
序盤から泣けるやつー(T_T)
テレビ版や外伝を先に観ておいたほうが、より理解できて感動も深くなります。
まず、このアニメ、時代背景に戦争が絡んでいて、戦争が終わって、その後まだ「自動手記人形」と呼ばれる手紙などを代筆をする職業が盛んであった頃から劇場版では今へと続いていくんですが、時代の雰囲気と架空の舞台の美しい建物や風景の何とも言えないノスタルジックですよね。
その舞台はドイツ、オランダ、はたまた京都の郵便社がモデルになっているという説もあるようです。
そして「自動手記人形」という何か訳ありげな名称の職業。
ストーリーの中でも紹介されていますが、「自動手記人形」はもともとは人間の肉声を文字として書き起こせる機械人形だったんですね。それが終戦後の女性の職業として「ドール」とも呼ばれるようになったとのこと。機械人形自体がミステリアスである上に、人間なのに「人形」と呼んでしまうところに魅惑度が増してしまうではないですか。
まず、そういうところから惹かれてしまうのですが、ヴァイオレットの過去、少佐との「あいしてる」という言葉でのつながりが物語の重要ポイント。
「あいしてる」の意味のを分からない少女が大人になり、たくさんの「ドール」の仕事を通して、人の心や愛に触れて、自分も少佐からもらった「あいしてる」の意味を理解していくという、本当に深い深い「愛」のお話です。
もともと長男がこのアニメのファンで、帰省したときにネトフリで観ていたのですが、途中で、「あかん、これ、泣くかも、、、」というので、そこは一人にして、私は早々眠りにつきました。
そういうことから最初から「泣ける」話だということは分かっていて、覚悟して観たのですが、想像を超える感動がありました。
このタイプの泣ける話というは、もう先入観で、これはきっとここで泣くんだろうと思ってしまって、まんまとはまらんぞーというあまのじゃくな気持ちが働いて純粋な気持ちで観られないもんなんですが、ただものではない「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」ですから、そこでは止まらない。
感情を揺さぶって超えてきますから、もう泣くしかない。
深く、悲しく愛に純粋なんです。
汚い心を持ってしまった大人も本当は純粋に愛し、愛されたい。
最近は韓ドラを観て気づきとして、「愛するよりも愛されることの尊さ」を説いてきましたが、やっぱり「愛する」気持ちはより尊いと思いました。
人は誰かに愛されたいもの。
それは恋愛だけに限らず、一人では生きていけないのだし、愛されることで自分が認められ、幸福感を得ることができるのだと思います。
愛されたいなら、愛しましょう。
これまでほぼ口にしたことがない言葉。
「あいしてる」を誰かに言いたくなります。
誰に?
夫ではないのは間違いない。
やっぱ、推しに、、、かなー。
ユンギ、あいしてるーーーーー💗
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