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つまらない記事ばかりが読まれる問題

 今年に入ってから、ずっと心を亡くして殺すと忙殺と書くという感じで、とにかく心を休める暇がない。2月に静岡取材は半分もアウトプットできていないし、取材が入って記事にして出すインターバルが長くなると出す機会を失う。そんな感じでバタバタとしていて、正直身体もキツイのだけど、生き抜くためには仕方ないんだよね残念ながら。

 まぁ、この場だからぶっちゃけて書いちゃうと、僕が関わっている『ガジェット通信』をはじめ、日本のメディアって本当につまらなくなったな~と思っていて、それは媒体としての統一性がなくなったり、方針が周回遅れだったり、単純に勢いをなくしていたり、しょーもない人や物事をピックアップしていたり、いろいろな理由があるのだけど、とにかくエッジが立っているメディアがどんどんつまらなくなったり時代遅れになっている様子を目の当たりにしているような気がしているんですよね。

 これも仮説にすぎないのだけど、ニュースメディアが没個性になっているのには、ポータルサイトとニュースアプリの影響が大きいと思っている。例えばBBCのインタビュー中に子どもが入ってきちゃった話題、僕の観測範囲では『ガジェ通』が一番最初に記事を出したと思うのだけど、その後に『スマートニュース』で別の媒体の記事が都合3~4回ほどピックアップされていた。

 それでなくても、例えばインタビュー記事とか詳細なレポート記事とか、僕が「読んでほしい」と思った記事ほどポータルとかニュースサイトでは読まれない。これが下手くそで読まれないなら僕に跳ね返ってくるのだけど、SNSの拡散数が3桁超えているのにピックアップされないとか、やっぱり超不満なわけですよ、書き手としてはね。

 で。僕もお仕事である程度の記事の量産を求められている身だから、『Twitter』で話題の記事や芸能ネタなんかも書くわけなのですけれど、こういった記事に限って『スマートニュース』や『グノシー』に載っている。まぁ、「ネットで話題」というトピックに強いということはあるのだけど、取材したりインタビューしたりする記事よりも、30分程度でざざっと書いた記事の方が読まれるという状況は果たしてどーなの、というもやもやとした思いは消えないわけですよ。

 まぁ、そんなわけで、ポータルの中の人とか、ニュースアプリの中の人が言うことは正直なところあまり信用していないし、良い記事が読まれるようになるには新しいプラットフォームが生まれるのを待つしかない(いっそのこと僕が作るか?)と思っている。それくらい、日々記事の「数」を求められて書き手をすると摩耗していく、という話でした。

 画像は月曜日に行った国立歴史民俗博物館。こちらの記事でレポート出したけれど、リソースかけた割に読まれないな~。


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Parsley

乙女男子がいつまでも乙女ではいられないという想いを抱えつつ、日々感じたことを22時に綴っていく場になるのではないかしら。http://yaplog.jp/parsleymood/

売文屋の罪と罰

アンニュイでニヒルなライター稼業の日々を綴ってみる。
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