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過去の記憶と楽しく付き合う方法

夫婦関係をやり直そうとしている方から良く聞くお声があります。

「過去の記憶がフラッシュバックして不安になる・・」

「何度も昔の話を蒸し返してしまう・・」

その気持ち、よく分かります!!突然過去の出来事を思い出して悲しくなる。当時の感情が蘇ってきて、とんでもない不安を感じる。結果、そんな自分を責めてしまう…。

この負のルーティーンは、結構あるあるだと思います。

でも実はこれ、「あなた次第で、やめられるんです。」

え?フラッシュバックや記憶って、脳が勝手に反応してるから、自分ではやめられないんじゃないの??

と思うかもしれませんが、実は記憶は、ある程度自分で操作できるのです。


強い記憶は自分で作ってしまっている

私たちの脳は、強い記憶ほど、思い出しやすいものです。

あなたは「あの時は、あーだった、こーだった。それで私は激しく傷つけられた。」と何度も過去の出来事を思い出していた時期はありませんか。

そういった何度も記憶を引き出す行為によって、私たちの脳は『この情報は自分にとって必要な情報なのだ』と勝手に認識して、強い記憶として残してしまいます。→①

それだけではなく、『悲しい・くやしい・絶望した』などといった、「感情を伴う記憶」は、記憶に強く残りやすいそうです。→②

更に、私たち人間は、ポジティブなものよりもネガティブなものに優先的に注意を向けやすい性質を持っています。→③

パートナーに裏切られた記憶というのは、①~③の条件を満たすことが多く、過去の嫌な出来事を強い記憶として残してしまいます。そのため、少しのきっかけで蘇りやすくなってしまうのです。

ですが、人間の脳は面白いもので、逆に、使っていない記憶は、簡単には引き出されなくなります。

つまり、すぐに思い出してしまうような強い記憶として残したくないのであれば、その記憶は自分から引き出さない!!これに尽きるのです。


思い出さない自分をつくる!

私が勉強して実践したこと、色んな方々の経験談から、これは使えるはず!!というアイディアをお伝えしますね。

1.自分の五感が喜ぶことをする・・・例えば、自然の中に身を置く、深呼吸する、美味しいものを食べる、手触りの良いものを触る、リラックスできるアロマを焚くなど、ひたすら自分が「気持ち良い!」と思うことを選ぶ。

➡ そして、1のようなポジティブな経験を、何度も思い返すことで、強い記憶として残すことも忘れないで下さいね♪

2.忘れるリストを作る・・・自分にとって思い出す必要のない(ネガティブな結果しか導かない)記憶を書き出して、「もう思い出さない」と心に決める。

3.少し激しめの運動をする・・・もし2のリストを思い出しそうになったら、脳に思い出す余裕を持たせないほど、他のことに一心不乱に取り組む。ジョギングなど、少し激しめの運動はピッタリ!

4.初めての場所に行ってみる・・・これも3と同じで、脳に考える余裕を与えないほど脳を忙しくさせるような刺激を受ける。

5.コーチ/カウンセラーに話す・・・1〜4を試しても、どうしても自分一人では堂々巡りしてしまう時には、聴くことの専門家に話す。考えを整理し、自分の価値観に気づき、未来に向かって何が必要かを見つける時間にしましょう!

いかがでしょうか。やってみようかな、と思うものはありましたか。

私ももっと早く知っていれば、あんなに傷つかずに済んだのに…なーんて思うリストです。

もし良かったら試してみて下さいね!

~ あなたを幸せにできるのは、あなた自身 ~

あなたのハッピーを応援しています♡

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