突然ですが、自己紹介をします

今更ながら、自己紹介です。

わたしのことをよく知っている人もいれば、知らない人もいて、会ったことのある人もいれば、会ったことのない人もいます。

そんな人に対して、自己紹介をする機会を作ろう作ろうと考えていたのですが、なかなかできなかったので今回は改めて自己紹介をしようと思います。

わたしは
はじはたあつこと申します。大阪市内に住む33歳の人間です。

普段は0歳と1歳の子の養育に携わっています。子の父親の人とは一緒にも住んでおらず結婚もしておらず、この先もするつもりはありません。しかしながら関係は良好です。

子の養育には、昔からの付き合いの長い友人たちと共に取り組んでいます。

それを共同保育と呼ぶ人もいますし、賛同する人もいますし、「親の勝手で子供がかわいそう」と批判されることもあります。

仕事は会社員です。時給で働いていますがこども系のとてもいいNPOで働いており、子たちは社会保険に入れているし、有給も使えて、福利厚生も抜群にいいと思います。

給料はとてもいいかと聞かれるとそうではないと思います。人によっては「貧困家庭」と言うでしょう。

ただ、物には困っていませんし、おいしいごはんも食べられますし、友人もいますので、困窮状態を感じたことはありません。これを貧乏というか、裕福というかは、人によるとおもいます。

うちには多くの人が出入りします。子連れだったり、そうじゃなかったり、結婚していたりそうじゃなかったり。ご飯を食べたり、遊んだりします。

この暮らしを始めてからもう8年ほどになります。たくさんの人が出入りするようになり、ある時は小さな部屋に20人も30人も出入りすることがありました。

若いうちに友人を自殺で失いました。1人は連絡をくれていたのに手遅れになりました。全てはそこから始まったと行っても過言ではありません。

「自宅兼共有空間のびしろ」という名前をつけて、個々人のやりたいことをやれる場所にしたり、ちょっとしたプライベートなおしゃべり会をできるようにしたり、こじんまりお泊まり会をできるようにしたりしました。

自殺する人を止めることはできないとわかったし、せめて予防につながればいいなと思うようになったから、より頻度も増えました。

ある時からは自宅を飛び出して、いろんなおしゃべり会をやるようになりました。

大阪でももちろんやりましたが、東京や地方なんかにも遠征してたくさんの人に巡り会いました。

生きづらかった自分は、しんどい当事者の人と話し続け、分かち合おうとすることで、いつしか生きやすくなりつつありました。揉め事もありました、戦いもありました、挫けることもありました。

とにかく何をやればいいかわからないまま、がむしゃらに働いていました。

20歳から話すと、印刷業、デザイン業、観光業、小学校で働き、高校で働き、保育園で保育士として働きました。

生きづらかったときは「こんな社会に子を産むなんてよくない」そう信じていました。だけど人との出会いで変わりました。

キリスト教との出会いも大きかったと思います。歌うことの大好きなわたしは、毎週教会に行って、おばあちゃん達から喜ばれ、励まされて、生きていることを実感しました。

人はみな愛されているのだ、だから生まれてきたのだ。子を産んだ今だからこそ、さらにその想いは実感として強くなり、自分の想いとして子たちに伝えることができるように思います。

どうか、いま絶望している人が転機にめぐまれますように。

インターネットでもリアルでも構いません、どこかで出会った名もなき人でいいのです、善き人に、善き出会いに恵まれますように。

どうか今、すさんだ心の状態にある人に、おだやかな時が訪れますように。

わたしには祈ることと、わたしにできることしかできません。

力になれることがあれば、わたしの手を使ってください。わたしの足を使ってください。わたしにはそれしかできません。

わたしに力をくれた人たちのように、わたしは「会えばなんだか楽しくなる人」になろうと心がけています。

できることも、割ける時間も限られています。だからこそできることをやり続けます。

とりあえずは、今日も地方で差別に苦しむ人、暴力に苦しむ人に会いたいと考えています。そのために「かぞくって、なんだろう?展」という写真展を、各地方に、都道府県に持っていきたいと考えています。

誰でも気軽に足を運ぶことができて、かぞくってなんだろう?と話せる場が作られますように。

今日のところはこれでおしまいです。

また壮大な話になってしまったような気がしますが、気が向いたらまた覗きに来てください。

読んでくださってありがとうございました。

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