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CARATと呼んでほしい

ミルフィーユのように重なるあなたの音を、一層ずつ味わうようになった

聴く人の心に響く、素敵な魔法の言葉を集めるようになった

ただ、あなたに近づきたい一心で


あなたが宇宙から集めてくる音を、歌詞を、

ひとかけらも取りこぼさないように、

両手をお椀にして、

あなたを見上げることしかできない場所から、

ずっとずっとあなたを見て、聞いて、

そして、愛しています


ウジへ お誕生日おめでとう


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ウジ、私はあなたのことが好き


ずっと本当の自分に出会いたかった。
特に意思もなく周りに調和していた人生
たまに心のままに動ける小さな輪

誰かに言いたくても言えなかったこと
知って欲しかった私のこと
その小さな輪の中では言葉になった
あなたが、言葉を教えてくれたから

それが、2年前。
ウジ、あなたに出会ってからもう2年が経つね。

短髪にして赤ちゃん坊やになったかと思えば、
髪を伸ばして王様になった時は腰抜かしたし、

帽子キャッチ成功してCaratに甘やかされてると思ったら、
SEVENTEENはどんなときもCaratの味方だと泣いて。


実は私、変化があんまり好きじゃない。

良くも悪くも変化すると、周りの人が離れていっちゃう気がして。

あなたはずっと変化し続けてるのに
それを眺めてる私は何も変わっていなくて

自分ではそう思ってるだけで人が毎秒変わってるのは分かってる
人間関係だって、気分だって、
日々の経験を餌にして変わっていく

あなたの変化なら受け入れようと出来るのに、
私は、変わりたくない私をどうしたらいい?

「心も体も健康でいたい」

あなたを好きになってからの、私の目標。

あなたに近づけたと幸福感でいっぱいになる一方で体は疲労で限界だったり、
体を酷使しないであなたのそばに居ると勘違いできるネットに張り付けば今度は心が疲弊して。

ビザサンが終わってからLOVEが終わる辺りまで、自分がどうしたいのか、何を求めてるのか分からなくてさまよってた。

とにかく愛されたいという気持ちも、その時がいちばん大きくて、
私とウジの愛がどっちが先だったとかバカみたいなことも言って。

高熱で死ぬ気で行った、LOVE2日目。

あの時の私の頭の中は、
「絶対に空席を作っちゃダメだ」
だった。

使命感、義務感、ちょっとの偽善?
そんな感情

でもこれが私の中の、私だけのCARATだった
知らない間に、私は変わってしまっていた
いや、変わってない。気付いただけ。
結局私は、私が一番大切

自分がオタクであること
孤独であること
やりたいこととやらなくちゃいけないこと、
やりたいのにできないこと、
本心と義務感、
理想と、理想と、そして理想

なにもかも自分の理想に生きたい私
理想と違うと苦しくなってしまう私

ちょっと、苦しいかも


私は、自分がオタクであることをまだ受け入れられない。
オタクって盲目でバカみたいだと思ってたから。

実在する人間を推しと呼ぶことにもまだ抵抗があったり、
アクスタなんて持ってないし、トレカを集めるのに義務感があるのも嘘じゃないし、
会いに行くといっても、ステージの壁を越えられるわけじゃない。
アイドルとファンが恋仲のような関係になるのもおかしいと偏見を持っていた。SEVENTEENの場合は愛だったけど。
あーkpopのアイドル文化はこうなんだって、
自分が目にしたものを、少しの興味と大きな抵抗と共に、次々とやっては心が疲弊していった。


でも全部いっかい手放した。

毎日Twitterに張り付いて何かしらのリアクションをすることも、
私の体には無茶なのにライブを全日程で申し込むことも、
次々と出るコンテンツをすぐに抜かりなく見ることも、
CARATと交流し続けることも。

情報も流れてきたものだけ見てたら今彼らがどこにいるのかも分からなくなったり、
応募期限がいつの間にか過ぎていたりとまぁたまに困ることもあるけれど。

なんだか心はスッキリして、気分が良くて、私の中にただ残った感情がウジのことが好きという暖かい気持ちだけなのが幸せで。

授業終わりの夜空を見上げた時、
ノイズキャンセルのイヤホンからあなたの音楽を聴く時、
寝る前に目を瞑った時、
ふと自然にウジを思い出す瞬間が幸せ。
あなたが好きだと声に出せるのが嬉しい。

私は結構ウジさんのこと好きなんだと思うよ
あなたのことを考えない日は無いし、
会いたい気持ちは無くならないし、
気持ちに蓋をしてるのも嘘じゃないし、

あなたが好きで好きで好きで好きで
大好きで大好きで大好きで
3日連続も会おうとしてた私、
会いたいと泣き叫んでた私、
現実に押しつぶされてた私、

心と体の隙間がどんどん大きくなるのに耐えられなくて、
偏見を持ってたオタクを今自分がしていることと、その楽しさの間に挟まれて、

会いたいのに、依存はしたくなくて、
生活全部をSEVENTEENに出来たら幸せだって思うけど、
でも人生色とりどりにするのが目標であって夢でもあって、
ただ好きなだけなのに、会いに行ったら目の前には高い段差があって、
トレカを集めれば集めるほど幸せなはずなのに、私は何をやってるんだろうって思ってきて、

何かをやると苦しくなって、
やらないと逆にまた苦しくて、
もうなにもかも、苦しい

ウジ、あなたは
現実的すぎず、理想的すぎず、程よく世界を見て、自分を見て、
誰も置いていかず、私たちのことを第一に考えて、
あんなに曲を作っておきながら歌もダンスも抜かりなく成長して、
意外と交友関係が広かったり、私の知らないところで苦しんでたり、
弟の顔をするのが得意だったり、だけどヒョンと呼ばれれば優しく返事をして、
分かったようで全然あなたのことを知らないけど、
そのくらいの距離感がまたちょうど良くて、

だけどそんなあなたがずるくて、羨ましい
愛情表現が苦手でも周りに愛されてるところ
インドアすぎるのに意外な友達が多いところ
可愛いとメンバーからいじられるところ
私はあなたになりたかった
完璧じゃないあなただから、こんなにも好きで、うらやましくて、あなたから目を離せないの

大好きだよ
広い宇宙の中、あなたを見つけられて良かった
あなたの紡ぐ言葉は、海を渡って私の元に来た
あなたが届けてくれたんだよね?

私の人生のひとコマに一緒にいてくれてありがとう
人生100年のうちのまだたった2年
でも1/50、でかいよね
私の人生、ウジのおかげで色が増えたよ
オタクの素晴らしいところもたくさん知って友達もできたし、
あなたを知らないで生きていたら経験できなかったような経験ができて良かった
私がおばあちゃんになって今を思い出した時
きっと幸せだと思うんだ

ありがとう。
でも、私変わるよ。
もうこれ以上苦しまないために。
もうすぐ20歳になるしね、
変わりたくないなんて言ってられないよね。

あなたが大好きで盲目で浮かれてた私は私だけの秘密にして、私は私の人生を生きる
人生という道に、1本だけ咲いている花
美しく、太陽を浴びて輝いてる花
思わず足を止めてしまう花
だけど私はその花を摘まない
目に収めて、心にしまって、花畑には進まない
けれど忘れない あなたのことを

大人になる
何かを成し遂げるすごい人になる
海外だってたくさん行く
語学力も身につける
心で繋がれる友達を増やす
一人暮らしだって完璧にやる
なりたい私になる
理想を現実にする
幸せになる

あなた無しでって言ってるんじゃない
あなたがいたから変わろうと思った
あなたがいるから失敗も怖くない
それに、わたしはあなたのことが好きすぎる


でもウジ、あなたのことを第一に生きるオタクじゃなくなっちゃうかも
あなたの愛を受け取ってばかりで何も与えられなくなっちゃうかも
ごめんね

でも、
大好きです

こんな私でも、CARATと呼んでくれる?
あなたの優しい声で、カラットちゃんって

お誕生日おめでとう
生まれてきてくれてありがとう
いつまでも、愛しています

明日、明後日会えるね
どうかあなたが笑顔で、幸せに、素敵な時間を過ごせますように

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