弱い者がより強い者に寄る、手のひらを反すように。強い者であるかの評価基準は、群集心理によるものであって、国民が戦争に向かっていったそれと代わらない。比較対象が明らかになることで、思想が刷新され、権力者が代わる。前の権力者が力を失いそうになるとき、付いていた弱い者が牙をむく。

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