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週刊パスタ日記 創刊号 パスタにタバスコかけますか?

人は1日に200回、ご飯について考えていると言われています。

となると、パスタのことを毎日200回考えていることになります。

えりんぎぱすたです。



先日、ペペロンチーノにタバスコをかけることを当たり前のように話されました。しかも全てのパスタにはタバスコが必須だと。

しかし僕にとってイタリアンのテーブルに置かれたタバスコはピザだけのもの。ピザ専用機のタバスコをパスタにかけるなんて考えたこともなかったし、ありえない。

結局その場では、「かけない派」がマジョリティで言い出した彼の味方は一人もおらず。また彼自身が極度の辛党であることが重なり「普通の人はタバスコなんてかけないよね」という結論で終わりました。

しかし科学が多数決でないように、「美味しい」という価値観もマジョリティが正解とは限りません。



そこで後日、様々な人に聞いてみたところ「かける派」がちらほら。特にナポリタンやミートソースなどトマト系のパスタにはタバスコをかけることが多いようです。

ところで興味深いことに、彼はナポリタンを通り越してペペロンチーノからカルボナーラに至るまで何にでもかけると言っていました。

さすがにカルボナーラにタバスコをかける人は彼以外にまだ見つかっていません。

(カルボナーラを辛く食べるという発想が斬新かつ衝撃的で面白いので、これを″カルボナーラ‐タバスコ問題″と呼び、これからじっくり調べることにします)



インスタでアンケートやってみた

僕のインスタグラムでもアンケートを実施しました。少し前にストーリー上で回答できるアンケート機能が実装されました。

いざ、ふたを開けてみると「かける派」が37%と予想以上に多い結果でした。
(アンケートの母数が多くないため、統計学的な意味はなく参考程度になります)


これだけ「かける派」が存在するということはタバスコパスタに何かしらの魅力があるのかもしれない。


じゃあ、タバスコをかけてみよう

ここまで散々パスタにタバスコはあり得ないと言ってきました。しかし僕の心は「美味しいパスタ・食べたい・作りたい・眺めたい」のパスタ三原則に支えられています。


そのためなら「タバスコなんてありえない」という価値観は豚にでも食べさせてパスタにタバスコをかけようじゃないか。その前に1つだけ問題があるとすれば、まぁ辛いもの苦手なんですけどね。



人生初のタバスコ入手

まずはタバスコを買いに行きました。辛いものが苦手で、生まれて初めてのタバスコです。隣にあった「バジスコ」というバジル版のタバスコ(?)も気になったので一緒に買いました。

狂ったことにAmazonでは1ガロンで売っています。しかもこれをイッキ飲みしている動画がありまして、、、。⠀


改めて見るとガロン瓶のタバスコは逆にオシャレなのかもしれない。インスタ映え??

そもそもどうやって小瓶に移すのか気になるところです。


オンザディッシュ

ここまで長くなりましたが、まとめるとパスタにタバスコをかけてみよう!という話です。

今週、試したラインナップはこちら。

・たらこ
・カルボナーラ
・あさりコンソメ
・ボロネーゼ
・明太子

順番に振り返っていきます。



たらこ

初のタバスコパスタはトマト系で置きにいかず、最初っからクライマックス感で攻めていきます。


はい、完全にタバスコに乗っ取られました。
唐辛子の辛味とビネガーの酸味にたらこが力負け。

タバスコ慣れしていない僕にとって早すぎるパスタでした。ちなみにバジスコはいい感じにマッチ。

反省ポイント:今回は市販のたらこソースのみを使用したのですが、もっと具材を増やしてボリューミーにしていく。



カルボナーラ

まだまだ懲りずに攻めます。
カルボナーラ‐タバスコ問題に挑みます。

もちろん全然不味くはないですが、もっと美味しくなる可能性が口一杯に広がります。

反省ポイント:チーズを追加してまろやかさにする。しかしそれだとあまりにも予定調和なので和風テイストにしてみるのもあり。



ボロネーゼ

安定と信頼のボロネーゼ。

美味しい。悔しいけど美味しい。



あさりコンソメ

ソースがあっさりしていますが意外とタバスコに負けない、これもあり。ただ、僕がタバスコに慣れてきた感も否めません。

二人前のレトルトソースを使ったのですが、具材が下に沈んでしまい上澄みだけをかける結果に。寂しいパスタに仕上がりました。パッケージのあさりはここにはいません。

反省ポイント:よくふる。



明太子スパゲティー

白だしベースで和風に仕上げました。

前回の反省を生かして具材を増やし、たらこよりも明太子の方が合いそうだったので変更しました。唐辛子ファミリー同士仲良くなれそうな気がしませんか?

思ったとおりに美味しい。温玉によってまろやかになります。



今後の予定

次回はカルボナーラ‐タバスコ問題についてさらに検討していきます。

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