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どうやって現実を克服するか。15年くらい前の悩みメモ発見より📝


仕事、収入、暮らしの悩みと戦略

理想の働き方、暮らし方と現実のギャップ

家を片付けてたら、15年前くらいに画用紙1枚の裏表に書いた、文章が出てきました。

もう書いたことすら忘れてだのですが、読んでみると当時の悩みや、将来について考えてたことがわかり、

そういや、そんな事考えてたよな。

と思い出しました。

皆さんにも自分が置かれている現状への不満と将来への期待、理想があると思います。

毎日は連続的で、なかなか理想を手に入れる事が叶わないのが現実です。

僕はまだ理想を完全に手に入れた、とまでは言い難いですが、日々格闘を続け、少しずつ近づく努力を続け、あと一歩というところまで来ています。

皆さんのヒントになればと思い、メモを元にどのような事をして来たか、記してみたいと思います。

会社への不満不安

会社や仕事についての不満不安メモ

メモにはまず、当時勤めていた会社についての不満や不安が書かれています。

当時僕は30名ほどの小さな設計事務所で馬車馬のように働いて生計を立てていました。

まずその勤め先についてこんな悩みが書かれています。

・先行きが怪しい
・人間関係が面倒
(詮索される)
・給料は良い方だが上昇率が低くやっていけない
・ボーナスが出たり出なかったり不安定
・支払いが困難
・ワンマン社長
・家から(勤務先が)遠い
・(会社の)規模が小さく不安
・社員のレベルが低く手を取られる
・社員が自立していない
・働いていて息苦しい
・とにかく慌ただしく時間がない
(設計事務所やから当たり前 笑)
・自分のこと家族のことが後回しになる
・心が晴れない
(仕事が気になる)
・将来ビジョンが描けない
・改善していく意欲が失われてしまった
(前向きに取り組めない)
・社員同士が心を通わせていない、
 ギスギスしている
・常にスピードを求められる、求める
・丁寧に仕事をしたいができない
・バージョンアップする余裕がない
・(デザイン)スタイルを合わさなければならない
・厳しいことばかりで嬉しいことが無い
・切れ目がない

このような不満、共通するものが皆さんにもきっとありますよね。

メモにはプラス面も書かれていました。

・役職が高い
(当時設計部長だった)
・雑用は他人に任せられる
・給与は足りないが世間一般(の設計事務所)と比べるとまずまず
・サラリー制で月々の安定はしている
・家から遠すぎはしない
(ドアtoドアで45分くらい)
・自分でスケジュールを決められる
・得意分野を活かすことができる
(好き嫌いは別として)
・環境に慣れている

私はこの時働いていた会社に転職で入社したのですが、転職してみると前に勤めていた会社の、見えなかった良い所がわかる、という経験をしたので、

悪い所だけでなく、良い所にも目を向け、その両方を踏まえて次の決定を下そう、と考えていました。

仕事の内容について

まず、マイナス面から

・個人のキツい客の相手が大変
(クレーマーの対応を任されていた)
・失敗できない、失敗すると(上司から)自分個人が責められる
・拘束時間が長い
(徹夜仕事が当たり前だった)
・精神的ストレスが大きい
・自分が本来やりたい内容とは違う
・社長がやりたい内容のサポートが多い
・夢中に慣れない
・心から納得してない内容の設計しかしてない
・やっていてつまらない
・自分の理想とは違う(設計)内容
・マネージメント、クレーム対応、上司からのプレッシャーなど仕事の本質以外の事で悩む事が多い
・(現場の)検査が多すぎ、設計する時間がコマ切れ
・打合せが楽しくない、むしろ辛い
(客がクレーマーだからですね😅)
・自分の好きな事というより単に仕事としてやっている
(好きな事を仕事に選んだつもりだった)
・幸福感がまるでない
・(工事費、設計料などの)お金の処理が多く、本来やりたい(デザインなどの)事は(社長など)他人がやっている
・部下を叱る場面が多い
(叱られる人もストレスだろうが叱る方もストレスなんよね😅)

次に仕事内容のプラス面

・設計という自分の興味に関連はしている仕事内容
・デザイン、設計のレベルは高いと思う
・ズレてはいるが、自分の美意識の範囲内には収まっている

まず現状分析としてはこのように書かれていました。

会社を辞めるためらい

結果から書くと、この時期以降私は、

この会社の代表取締役まで昇進し、2年間代表を勤めた後、ヘッドハンティングを受け転職し、大会社の取締役に就任、更に2年後、取締役を辞任して独立

という道を辿るのですが、当時は会社を辞める事に躊躇いを感じていました。

会社を辞める事に躊躇する理由

会社を辞める躊躇いや理想について

①生活が不安
・自信がない、方法が決まってない
・次の仕事は?次の会社は?
・(独立した場合)仕事が取って来れるか?
・今と同等以上の収入が得られるか?
・生活レベルが保てるか?
・各ローンが返して行けるか?

②会社からの借入がある、
(早期に辞めると)退職金が残らない

③社長や常務と揉めそう
円満に辞める事ができるのか?

④辞めて次に何をするのか、今より良くなるのか?

⑤自分の年齢(遅いのでは?)
※当時多分40代前半

⑥今まで築いて来たもの(地位や役職、実績など)が勿体無い

⑦今現在行なっている仕事が気になる

⑧辞めると宣言してから辞めるまでが気まずそう

⑨はっきりと(人生)プランが決まってない

⑩家族が心配で踏ん切りがつかない

このような理由でなかなか退職に踏み切れなかった心中を思い出します😢

このような心理になっている原因は

社会的に自立できていないから

であると結論付け、対処方法を考えています。

◯生活できるシステムを作る

・収入源を確保する
・支出を減らす
・借入を返済する
・人生計画を立てそれに沿って生活する
・預金を増やす
・(専門)技術を磨く

◯自分の意思を固め堂々と意思表示する

◯不安を取り除き自信を持つ

自分が抱いている不安要素をシンプルにキーワード化してみると、

*不安要素
ストレス、不安定性、将来性

*余裕
心、お金、時間

という事がはっきりしました。

人生を楽しむ余裕がなく働いてばかり、辛い事不安な事に常に耐えているが、

それでも評価されずもっと求められ、

精神も時間もお金も余裕がないまま
(余裕がないどころか不足してる)

という不安な現状をまず認識した上で、それを改善してどんな暮らしが理想か考えています。

どんな暮らしが理想なのか?

自分にとっての理想の生活

・自分家族の健康や幸せを味わえる生活
(それには時間、お金に余裕が必要)

・自分の仕事に本当の意味でやりがいを感じられる生活
(自分が信じた道を進み賛同を得る)

・計画が立っており不安の少ない生活
(安定した生活)

・帳尻が合った生活
(出て行くもの、入ってくるものが合っていて他から借りなくても成り立つ生活)

このような暮らしを手に入れるため、具体的にどうすれば良いかを考えたのが、裏面の図になります。

理想の暮らしを構築するための設計図

理想の暮らしを手に入れるための設計図

自分が活用できるリソース、自分や周りの人、物の特性を分析して、効率よくストレスのない収入を得るためのシステムを模索しています。

最後にこのようなスタディーを元に、実際に行った事を書いてみようと思います。

理想を手に入れるために実際に実行した事

①会社で活躍しトップに立つ

まず最初に取り掛かったのは、当時所属していた会社で頑張り、自分がいなければ成り立たないくらいの地位を築きました。

こんなに稼いでるのだから給料を上げてくれと、堂々と社長に直談判するなど、業務以外の範囲でもちゃんと自己主張する事で、環境を良くするだけでなく、信頼も得ていきました。

②キャリアアップ

仕事で施主として出会った大会社社長の目に留まったのがきっかけで、ヘッドハンティングされ、取締役として引き抜かれました。

後日何故自分を評価してくれたのか?と社長に尋ねたところ、

社長に対して物怖じせず、ハッキリと自分が良いと思う提案を行った事が、コイツ根性あるな、と思われたようです。

このように、会社や権力者の言いなりになるのではなく、勇気を出して言うべきは言うという姿勢の方が、結果的に人から一目置かれ、道が開けるように思います。

③自分ビジネスの立ち上げ
(起業)

転職先では、商品開発を任されて、それまでのようなお客さんのニーズを満たす一品生産的な仕事から、量産的な仕事を経験しました。

住宅やマンション、ビルの設計業務は委託業務で、設計図という成果品を納品し建物を作る対価として設計料を貰っていましたが、請負的でお客さんの都合に振り回される仕事の仕方でしたが、

自社の事業として設計を捉えるという面でそれまでとは違う立ち位置から仕事を行う事を経験しました。

そして、その延長として、いつかは自分が事業主となり、自分の事業のための設計を行う仕事を作りたいと思うようになりました。

自分で自社の仕事をコントロールし、他人の困り事の解決や理想実現のために使われる立場ではなく、自分の理想実現のために働く環境として会社を作り、独立したのです。

④頭脳労働

作った自分の会社では、従来の請負型設計業務は比重を減らし、建設会社と顧問契約を結び、その会社の業務改善や社員教育など、今まで蓄積した知識と経験を活かしたノウハウをサービスとして提供する頭脳労働にシフトしました。

そうする事で、時間給のような働き方から対価の高い、付加価値型の働き方に変わり、効率よく収益を得る事が可能になりました。

⑤オンラインビジネス

設計業務は対面で打ち合わせを行い、現場に出向いて検査したり打合せするなど、時間と手を取られる事が当たり前の世界です。

しかしオンラインで仕事をすれば効率が格段に上がるだけでなく、エリアを飛び越えた仕事が可能になります。

オンラインを活用し、設計以外のサービスをも、ECで販売する仕組みを構築する事で多角経営を実現して、売上の安定化を図りました。

④投資

例えば良い例がコロナですが、予想外の事が起こり、見込んでいたように仕事が入って来ない事態になった場合や、仕事の隙間時間などを活用して収益を上げられるよう、仕事として余剰資金運用に取り組んでいます。

例えば法人で株式投資を行えば、自社で事業を行う代わりに、良いビジネスで儲けを出している会社の一部を所有して、間接的にビジネスを行なうという意味にもなると考えています。

これからの時代、投資は個人だけでなく、企業も積極的に行なっていくのが当たり前になると思います。

余剰金を日本円で銀行に預けていては死金になるだけです。リスク管理しながら積極的に運用すべきなのは明らかです。

自分が起こした会社では、そのように考える会社経営者や運用担当者の役に立つ教育プログラムや分析ツールも提供しています。

人生を切り拓く努力をしよう

自分の人生について、何もせず待っていても、誰かが良くしてくれる事はありません。むしろ利用されたりうまく使われたりしてしまうのが現実です。

現在の人間社会は高度化して、昔の戦国時代や動物社会のような過酷さが見え辛くなっていますが、基本的に弱い者は上に上がれず苦労を強いられる、厳しい世界に我々は身を置いています。

自分が得たい願いを叶えるためには、弱々しい人間でい続けるのは良くありませんね。

自分が堂々としていられるように、自分が不安な事に対し、1つ1つ対策を打って人の顔色を見たり、会社や仕事に縛られる事から解放されなくてはなりません。

時には苦手な相手に対しても、自分や家族のために強気で交渉する勇気や技術も必要になります。

そして思うのですが、多くの人にとって最も大きな不安要素の1つ、お金について、労働収入に頼っている事は、自分の人生を豊かにする観点から見てリスクだと思います。

資産収入を得るために投資を学び、初めは少しずつでも良いから、将来人に頼らずお金を得て、自立できるように努力する事はとても大切だと思います。


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