見出し画像

ADX+DMIを使ってチャンスを待ち伏せする方法。

先日トレーディングビューに、6/5に発表した4つのスクリプトのうちの1つ、『LIZ ADX+DMI』を使った分析方法をアイデア投稿したところ、思った以上にたくさんの方から いいね や コメント が寄せられました。

画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

そこで今日は、その補足としてもう少し詳しい内容を公開したいと思います。

ADXとDMIを使いトレードを行う(実践編)

【時間足の選択】
僕が運営しているトレード講座「バウハウス」のメンバーによく言っているのが、「時間足をうまく使う」という事です。

どの時間足を使うかについて悩む方もおられると思いますが僕が思うのは、

・自分のライフスタイルから決まる時間足
 (チャートを見る頻度)

・分析に使う時間足、エントリー決済を判断する時間足、 
 タイミングを計る時間足
(例えば4時間、1時間、15分)

・現在支配している移動平均線の時間期間から選ぶ時間足
(サポート・レジスタンスとして効いている移動平均線の時間期間)

などがあり、必要に応じて見る時間足をうまく切り替えることを勧めています。ADXとDMIを使ってトレードをする場合も、この「時間足選択」を用い
戦略を練ります。

【ADXとDMIを使う、一番の目的】
僕がこのインジケーターをたった4つしか表示しない中の1つに採用している最大の理由は、

「無駄なエントリーを極力避けたい」

というものです。通常エントリーや決済のポイントを見つけたり、トレンド方向を掴む目的でインジケーターを使用する事が多いと思います。チャート内に記載している通り、このADXやDMIを使ってそのような情報を得ることももちろん行っていますが、僕にとってそれよりもっと重要なのは、レンジやトレンドレス、ランダムな相場にできるだけ付き合いたくない、そんな指標はないだろうか?と考えているうちにこのインジケーターが良いのではないか、と思うようになりました。

ネットでレンジ相場かトレンド相場かを見極める方法を検索すると、移動平均線の傾きを見ろとか、ボリンジャーバンドが収縮しているか拡大しているかを見ろとかいう記事が見つかると思います。しかし、それらは、設定されている期間によって見え方が変わってくると思うし、曖昧な気がします。

ADXとDMIの場合、設定は14がかなり一般的で、ずっとその設定で見ていますがどの時間足で見ても問題なく機能しています。それで愛用しているわけです。

無駄なエントリーを避けるため、ADXが20ライン以下の時は
「トレードに向かない時間帯」
という定義をしています。そのことをよく認識するため、ADXとDMIを表示しているサブチャートだけでなく、メインチャートやオシレーターを表示している別のサブチャートも、そのような時間帯に入ったら背景がグレーになるようインジケーターに工夫を加えています。

僕にとって、そのように何かしらの理由でトレードすべきでない条件が増えることで、結果がでやすい、トレードするに値するポイントが絞られる事はとても有意義な事です。もう、できるだけ絞りたい。やれるところは少なくていい、取りやすいところが浮かび上がってきて欲しい、という思いです。

【分析に使う時間足のボラが低下したら下位足で取引を停止する】
例えば、分析する時間足が4時間足で、取引判断に使う時間足が1時間足の場合、4時間足で背景がグレーの時、つまりボラテリティーが低下している時に下位足で取引してみると、ものすごくやりにくいです。そんな時は1時間足や30分足でも値幅がなく、方向が定まっていないので(だから4時間足のボラテリティーが低下している)、ろくな取引ができません。

もちろん最終的には、1分足、5分足、15分足という順にボラテリティーが出始め、やがて4時間足にも波及してくるので、チャートをチェックしたタイミングにもよりますが、4時間足で長期間ボラ低下の状況が継続していない限り、そのような時期でのトレードをわざわざ選択する必要はなく、見送る事ができます。見送りが心の中で決定できた時、僕はとても嬉しいです。何故なら無駄な時間と労力を省き、より結果が出やすい環境にある投資対象に意識を向ける事ができるからです。

ちょうど今、ビットコインチャートで4時間足が背景グレーになっている(ボラが低下している)ので下位足がどうなっているか見てみましょう。

(4時間足)

画像9

(1時間足)

画像10

(30分足)

画像11

(15分足)

画像12

(5分足)

画像13

どうでしょう。1時間足以下で取りやすそうな相場つきでしょうか?

(↓翌日朝10時前の15分足チャート)

スクリーンショット 2020-06-08 9.47.38

方向性がなくレンジになっています。こんな時期に5分足や15分足で取引していたら、かなりやられていた可能性が高いですね。

【エントリー判断に使う】
インジケーターを使い、エントリーするためのコツは、次回以降、この続きに記事を追加していきます。

今日はここまで。

※今回リリースした4つのインジケーターについて、最新情報を
新しいライン公式で公開予定です。ご興味のある方は是非、
こちらからスタンプを送って下さい。

よろしければサポートお願いします!頂いたサポートは、インジケーターの改良・研究費に充てさせて頂きます!