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日経先物取引きで1日に約12万の利益を上げた手法



まずはLINEグループで日経先物に関する配信をダイジェストにして振り返ってみます。

1/21(火)10:16〜11:17
1時間足チャートで大きな陰線が出現、短期上昇雲を下抜けし、上昇の終わりの示唆となりました。

1/22(水)7:46〜15:26
ファンダからダウと連動して夜間下げを継続。
ところが日中取引で大幅高となり前日からの下落幅の大半を取り返す展開になりました。

1/23(木)9:25
夜間取引で、日中に前日の下げを取り戻した値幅を再度打ち消す下落になり、
この日は日中取引でも下げの流れを継続し下げて始まる展開となりました。


1/23(木)10:36〜10:54
やや反発したが、まだ短期下落雲、VWAPの下を価格が推移する展開。


1/24(金)8:37〜8:53
前日夜間取引で日中の下落継続の後反発上昇し、前日日中取引の終値付近に値を戻した状態でこの日の朝をむかえました。オープン後は小幅上昇スタート。


1/24(金)14:07〜15:24
朝の上昇の後押し目を入れ再上昇の途中で引けとなり、レジスタンスライン上で終値をつけました。


1/25(土)10:37
前日夜間取引は序盤その日日中の流れを汲んで上昇で始まりましたが、途中から失速し、ダウの下落を見ながら大幅に下げて今週の取引を終えました。
中国発のコロナウイルスが世界各国に広がる展開となり、悲観相場になった事によります。

この1連の流れを頭に入れて現在の各時間足チャートを見てみます。

日足チャート


4時間足チャート


1時間足チャート


5分足チャート


そして取引の際にエントリー決済に用いた5分足チャートを、ラインを書き込んだ状態で見てみます。
(取引の時に邪魔になって消してしまっているラインもあります。現状で残っているラインだけが表示されています。)

オレンジの縦線が、取引を開始した日時を表示しています。この日時から25日の深夜3時半まで断続的に取引を行い、最後は売りポジションを、230,605円の直近安値付近で手仕舞い、ノーポジションとして市場が閉まる週末を迎えました。

取引で用いた手法

週前半の動きを見て、またファンダメンタルズ(特に今週はコロナウイルスにより高値圏にある米株の利益確定売りに注目)から、ボラテリティーが上昇し乱高下しながら水準を下げて行く展開を何となくイメージしていました。特に週末に近づくにつれて、市場の閉まる土日にポジションを外しておきたいという投資家が増えそうな事も念頭に置き、金曜日は大きく下げるかもしれない、と考えながらマーケットの動きを注意深く見るようにしました。

前提として日経先物はSQの1〜2週間前から動意付く事が多く、ボラテリティーが上がり値が走りやすくなります。取引している日経先物mini2月限月のSQ日は2/13で、週明け時点でまだ3週間を残していましたが、コロナウイルス感染拡大という恐怖からいつもより早めに動意付くこともあり得ると踏んでいました。

上にも下にも走りながら乱高下する展開が週初から週中にかけて展開するのを観察し、この動きを取るには、短期足チャートで早めに入り早めに決済するのが良いと判断し、4時間、1時間足を見ながらの5分足判断で取引判断を行ないました。

乱高下する場合、いつも抵抗帯として働くEMAは、意識されるものの価格は抜けていくため、現在の上昇・下落の波が進む方向に早く乗り、方向がスイッチする兆しをみつけたら、タイミング良く乗り換える必要があります。

そこで、5分足チャートの短々期雲の方向についていくという戦略をとりました。
トレンド方向は上記の根拠から何となく下向きと意識しながらも、上にも下にも大きく振れるとイメージし、大きくうねる波を買いでも売りでも取るトレードを心がけました。

以下に24日ナイトセッションにおけるトレードの根拠と売買の概要を記します。

なお、資金は約100万、ポジションを持った最大枚数は5枚程度。1枚あたりに必要な証拠金は7.2万円です。5枚ポジションを持つには36万円必要という計算になります。

転換の予兆を感じた場面では、一時的にヘッジとして両建てを行いました。転換しなかった場合は直ぐに損切りし、思った通り転換した場合は新規玉はキープ、利が乗った当初ポジションは様子を見ながら段階的に決済しスムーズにポジションを入れ替える玉操作を行ないました。


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