こんにちは、pastaです！
ドラフトまであと1週間を切りましたので、私の注目選手をまとめていこうと思います。
今回は大卒野手編です！

大卒野手についての印象ですが、例年よりもキャッチャーが充実していると思います。ただ、全体的に見ると例年よりも不作だという気がしなくもありません。大卒野手でルーキーから活躍する選手はあまりいないので、アマチュアスカウト的にはなかなか見極めるのが難しいカテゴリーだと思います。ある程度長い目で見る視野の広さが必要です。

pasta注目の大卒野手

1位指名候補

海野 隆司（東海大）
174cm76kg　右右　捕手
強肩、堅守、リード良しとキャッチャーとしての完成度や総合力は、今年の大卒社会人の中でNo.1です。打撃もここ3季連続で打率3割を超えるなど、アプローチは悪くありません。今年はホームランも飛び出しています。それでも打撃はプロに入ってから少し苦労すると思いますが、守備は今すぐにでも通用すると思います。

佐藤 都志也（東洋大）
181cm83kg　右左　捕手
走攻守全てのレベルが高く、バランスが良いキャッチャーです。守備やリード面では海野選手に劣りますが、野手としての魅力は佐藤選手に軍配が上がります。東都リーグ通算.331と高いアプローチ能力に、本塁打も通算7本のパワー、盗塁を決める脚力と打って走れる捕手になる可能性を秘めています。強肩なので外野手としても興味深い存在です。

郡司 裕也（慶大）
180cm83kg　右右　捕手
個人的には一番評価している捕手です。前述の2人と比べると、肩が特別強いわけではなく、また守備もものすごい上手いというわけでもないです。ただそのあたりを上手くテクニックでカバーしていますし、アプローチや長打力などの打撃面は郡司選手が勝っていると思います。プロで活躍できるかのカギは守備面のレベルアップにかかっています。

上〜中位候補

高部 瑛斗（国士舘大）
177cm72kg　右左　外野手
東都リーグ2部に在籍する走攻守揃った外野手です。大学4年の秋までに積み上げた安打数は117と、コンスタントに安打を重ね3割越えも4度記録しています。最近ではしっかりと振り切るスイングを心がけ、打率は下がったものの、本塁打が増加しました。足も速く、盗塁も25個記録しています。早い段階から1軍で勝負できると思います。

加藤 雅樹（早大）
185cm85kg　右左　外野手
高校通算47本の打棒は大学でも健在、4年秋のリーグ戦までに通算9本放っている強打の外野手です。好不調の波が激しいものの、選球眼が良いため安定して出塁できるのは大きなプラスポイントです。守備、走塁もまずまずですが打撃でどれだけアピールできるのか…いい状態の時の実力が発揮できれば、プロでも活躍できると思います。

下位候補

蝦名 達夫（青森大）
184cm87kg　右右　外野手
大学1年秋から4番を打つリーグ通算8発の長打力を秘める身体能力の高い選手です。正直なところ、あまり動画やデータを詳しく見たわけではありません。近年プロ選手を多く輩出している北東北リーグで、ハイアベレージを残し、本塁打を量産するなど好成績を收めているので、蝦名選手も注目すべき存在だと思います。

福田 光輝（法大）
176cm80kg　右左　遊撃手
今年の大卒選手の中で守備面ではこの福田選手が一番だと思います。守備センスが高く、守備範囲やグラブさばき、ポジショニング、1歩目の速さ、スローイングも安定しています。今年に入ってから打撃も好調で、しっかりと振り切るスイングから長打も出るようになりました。このタイプの守れる遊撃手はプロでも需要があるのではないでしょうか。