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過去の高卒野手と2018ドラ1トリオの将来②

こんにちは、pastaです。

今回は前回投稿した高卒野手の分析の第2弾です!今回は3年目で到達した選手をピックアップします!以下はそれぞれの2軍成績です。

まずは浅村から見ていきます。
1年目は高卒の平均的な成績です。この年は1軍出場はありませんでした。
2年目は2軍での成績も大きく飛躍、1軍の試合にも出場し始め、1軍で打率.262という成績を残します。
3年目のオープン戦で首位打者になり、一軍入りのきっかけを掴みました。

次に筒香ですが、
1年目から2軍でものすごい成績を残しました。シーズン終盤には1軍デビューも果たします。
2年目は怪我で出遅れますが、2軍ではハイペースで本塁打を量産し、8月から1軍に固定されるようになります。
3年目も怪我で出遅れますが、5月に復帰してから1軍に固定されました。

浅村は本格的にブレークする前からちょいちょい1軍に呼ばれていましたが、1軍で使いどころがないときは2軍で試合に出て経験を積んでいます。
3年目はオープン戦で打率.411と結果を残し、開幕1軍入りを果たし、規定打席に到達しました。

一方筒香は1年目からものすごい成績を残して、"新人王資格を残す範囲で"という条件で1年目から1軍デビューしました。その後も期待されますが、怪我もあり思ったような成績を1軍で残すことができませんでした。
筒香は3年目で規定打席に到達しますが、規定到達者の中で打率は最下位でした。横浜が低迷している時代なので固定されて達成した感は否めません。

この2人は
とにかく試合に出るためにいろいろなポジションを守っています
浅村は4年目までに、投手、捕手、中堅手以外のポジションを守っています。レギュラーに固定されてからもチーム事情に合わせて内野の様々なポジションを守っています。
筒香は、今となっては外野手のイメージですが、外野手に固定されたのは5年目からで、それまでは三塁手がメインで、それ以外にも一塁や外野を守っていました。

この2人はとにかく出場機会を与えたいがために、球団側がいろいろなポジションを守らせています。
それは守備が上手くてどこでも守れる選手かもしれませんし、メインポジションじゃ出場機会がないのでコンバートされただけかもしれません。また、守備が下手だからたらい回しにされているだけかもしれません。
ただやはり将来有望な選手にはとにかく出場機会を与えることが大切なのかもしれません。
そういう意味では複数ポジションをある程度こなせる選手は有利かもしれません。ただ、逆に言えば浅村や筒香ほど才能溢れる選手でも、そのようにしないとプロで試合に出続けるのは難しいのかもしれません。

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