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過去の高卒野手と2018ドラ1トリオの将来①

こんにちは、pastaです。

スーパーボウルが終わり、MLBにもNPBにも球春が到来しましたね。
今年の注目は何と言っても高卒ドラ1トリオ

広島・小園海斗選手

ロッテ・藤原恭大選手

中日・根尾昂選手

ですよね!彼らについてはネットやtwitterでも評価が分かれています。そこで私も彼らについて考えてみようと思いました。

彼らについて考える前にまず

早い段階で結果を出した高卒野手がどのような結果を残してきたのか

を調べることにしました。

過去3シーズンで規定打席に到達した選手の中で、高卒4年目までに規定到達した選手
2年目で到達
坂本勇人(巨人・06高①内野手)
森友哉(西武・13①捕手)

3年目で到達
浅村栄斗(西武・08③内野手)
筒香嘉智(横浜・09①外野手)

4年目で到達
中田翔(日本ハム・07高①内野手)
丸佳浩(広島・07高③外野手)
今宮健太(ソフトバンク・09①内野手)
山田哲人(ヤクルト・10①内野手)
西川遥輝(日本ハム・10②外野手)
近藤健介(日本ハム・11④捕手)
鈴木誠也(広島・12②外野手)
上林誠知(ソフトバンク・13④外野手)
岡本和真(巨人・14①内野手)

 06年度以降しか成績を確認できなかったため、06年以降に入団した選手を対象としています。

まずは2年目で到達した2人について見ていきます。 以下が2人の2軍成績になります。

坂本に関しては、1年目から高卒にしては十分すぎる成績を残していますが、決して圧倒的な成績というわけではありません
2年目からは1軍でスタメンとして、全試合に出場しています。初めは二塁手での出場でしたが、デビュー当時の正遊撃手であった二岡が序盤で怪我したことで、遊撃手に転向しました。さらに二岡は、復帰後もすぐに不倫スキャンダルで球団から干され、シーズンオフに日本ハムにトレードされました。

一方森は1年目から2軍で圧倒的な結果を残し、そのまま1軍に定着しました。
首脳陣が選手を選ぶ際、純粋に実力だけで無く若手は

”若手”という期待値

も込みでその選手の起用を考えます。若手の場合は、実力+期待で既存の選手と比較し、どの選手を起用するかを決めます。おそらく純粋な実力だけなら坂本を上回る中堅選手はいたと思いますが、若手ゆえの期待も込みで坂本が勝ったということだと思います。(言うなれば期待先行の時期のことを我慢というかもしれません)
また、二人ともメインポジション以外で1軍のきっかけを掴んでいます。坂本は二塁手、森は外野手として出場機会を得ました。その後それぞれのメインポジションに戻っています。逆に言えばデビュー当時のメインポジションのレギュラー選手と比較して''実力+期待''が劣っていたとも考えられます。

これから3年目規定到達、4年目規定到達の選手も同じように比較検討し、ドラ1トリオの今後について考えていきたいと思います。

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