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真剣乱舞祭2018① 全体通し感想

人生初の刀ミュ&2.5生観劇でした。
生で見ると全然違うとは聞いていましたが、本当に、今までだって好きだったのに、この乱舞祭をきっかけに完全にミュなしでは生きられない体になってしまった…ミュ、おそろしい……。
生まれて初めてペンライトなるものを握ったし振ったぞ……!!!

刀剣男士の流しそうめんかわんこ蕎麦かというレベルで息をつくまもなく視覚にも聴覚にも次々と情報が飛び込んでもはや記憶が遠く朧ろなので大体なんとなくな感じです。
(2018年11月27日観劇当時の感想なので、順番等の食い違いもあると思いますがそのままにしております。)

以下、真剣乱舞祭2018感想(三条太刀多めです)。

・今回の乱舞祭、小狐丸はやっぱり様子を見ながら出番は抑えぎみだったんですけれど、その小狐丸が舞台上にいる時は必ずといっていいほどすぐそばに三日月がいるの、ぐっときましたね……。

よく考えればミュ本丸の三日月、つはものであんな本気で命をかけた斬り合いを経てようやくすこし和解することが出来たそのすぐ次の出陣で、小狐丸にアクシデントが起きて自分の隣から対存在の太刀が失われる瞬間を味わったことになるわけで、いや、それはめちゃくちゃ心配でたまらないだろうし常にそばに寄り添っていたいよね……と思いました。
今回、三条絡み三条ひとまとめも多くて可愛かった!!

・ミュ審神者による開場アナウンス
完全にこれミュ審神者主催のお祭りに招かれた他本丸審神者たちの図でしたね。「ライトはここぞっ!!!というときに点け、ここぞっ!!!というときに消す」ようにとのことでした。
もう詳しい説明はいらんだろ!考えるな感じろ感があって面白かった。

本編
・四方を薙刀で突く弔いの舞を一振りでしているところに訪れる堀川くん。
「悲しいですね……」と呟く堀川くんに、「俺もまだ未熟だな。これしか方法を知らないのだ」と返す巴くん。
二振りのしんみりした空気を打ち壊すように後ろから「よさこい節は土佐のものだ」「いーや、よさこいソーランだ」と言い合いながら登場する和泉守と陸奥守。

・一気に賑やかになった場に次々とあらわれる刀剣男士たち。
蜂須賀くんの「阿波踊りを忘れてもらっては困る」や三条の「祇園祭も忘れてもらっては困りますねえ」に「うんうん阿波踊りも祇園祭も土佐のよさこい節もみぃーんなにっぽんいちじゃ!」ってにこにこな陸奥守。

・「日本一ってそんなにいっぱいあっていいものだっけ??」ってはてな飛ばしている大和守くんも可愛かった。ポメラニアン。
プラス「はだかまつりもありますよチラチラチラ」な村正くん。ミュの村正くんはいつだってかわいい。かわいいね(にこにこ)。
髭切がよさこい節とよさこいソーランどっちが楽しいの??って聞いたあたりで遅れてのんびり登場してきた三日月「東西祭り対決だ!!!」

・東が新選組と徳川(関ヶ原でも東軍ネタがあった)、元の主が鎌倉だから東軍かなと言う膝丸に、じゃあ僕もそっちにしようかなぁ~ってふらふらと付いていく髭切が可愛かったです。可愛いのゲシュタルト崩壊。
ミュの源氏兄弟の膝丸、こういう時にわりと兄者関係なくさっさと自分の立ち位置を決めたりするところさっぱりとしていて好きだなあって思うし、弟いるならついてこ~な髭切も弟好きなんだなって微笑ましかった。

・西軍は京が故郷の三条と徳島の蜂須賀、土佐の陸奥守。
みほとせメンツほとんど東軍でちょっとさびしげな石切丸に「石切丸さんは大阪だから西軍かな」って声をかける青江と「青江さんも」ってにこにこ背中を押して西軍に一緒に向かう神剣組。
今剣は膝丸が東軍に行ったときに「それじゃあぼくはよしつねこうだからきたぐんですねっ!」って飛び出していって可愛かったです。
ここは西軍ということにしておこうって岩融が引き留めてくれた。

・自分はどちらにつけばと迷う巴くんに行司をやってくれと軍配をわたす三日月。「俺でいいのだろうか」と戸惑う巴くんに「むしろ適任ですよ」とにこにこする堀川くん。からの東西お祭り対決スタート。

・のっけから新衣装に新曲オンパレードで目も耳も追いつかないよあんなの!ありがとうございます!!!新衣装めちゃくちゃ可愛いね?!!!
東西のお祭りイメージの曲と踊りが交互に繰り広げられるここ本当に楽しかった!!昨日見たのにもう見たい!
あと、山車とねぶたにこんちゃんがいてミュ本丸にこんのすけの概念が!!!!って地味な感動をしました。

・東西祭対決のところ、狐面を被ったダンサーさんたちが引く山車に二振りだけ乗って東軍の刀剣男士たちの舞を高みの見物している三条太刀。
山車の正面から横に移動した後の、手すりにもたれながら二振りで眺めてるの本当に高みの見物感があって面白かったです。
山車を降りるとき、一振りでさっさと降りる小狐丸と差し出された狐面のダンサーさんの手を借りて降りる三日月。

・祭りの意味をまだ掴みかねていて悩む巴くんに「待ちましょう。ね?」って三日月に微笑みかける小狐丸と「そうだな……」って優しい声でうなずく三日月。

・前半、なにかの曲のあとに二振りそろって階段を降りるところで小狐丸が三日月にお気をつけてって言っていたっぽいのが可愛かった。

・あつかし巴里曲のあとに「そういえばお土産もらってないなぁ」って言い出す髭切に目を逸らす三条派。
首を傾げながら最後にそっか!彼だよね!って感じで三日月に向かう髭切と、しまったって顔をしながら差し出された手をにぎにぎして「はっはっはっ」と誤魔化す三日月のつはものふわふわコンビ。
「僕たちもパリに行きたいねぇ」って言いながらハケる兄者と「まさかパリに向かったのか?!」って追いかける膝丸が面白かったです。
あとで「ここがパリかぁ~」って言いながら出てくる(パリではない)。

・個人的には「解けない魔法ジャズアレンジver」の村正青江コンビがすごくよかったです。曲が終わったあと青江と二振りっきりでどうすればいいのかおろおろ人見知り気まずい村正くんが可愛かった。いとおしい。
あと薙刀と槍のでっかい組三振り歌唱力オバケの「Gateway」もすごかった。聞き惚れてしまったよね。
しかし常々思っていたんですけれども石切丸さんは可愛い曲を与えられがちすぎでは??と思いながら「断然、君に恋してる!」と「Don’t worry」を聞いていましたね。みほとせ再演の多分あるだろう新曲も楽しみですね!

・もはやどの場面か分からないんだけど、衣装を新調してもらってむすはじ組にどうかな??って見せてる蜂須賀くんがいいところのおぼっちゃん感があって可愛かった!
長曽祢さんにわりと今回ツン少なめデレ多めだった気がする蜂須賀くん、やっぱり徳島な男だけあってお祭りはテンション盛り上がっちゃうのかなって思いましたかわいいね。

・今回みほとせ人間組がいなかったのって、もしかしてこれをしたかったから?疑惑のある榎本さんと北に縁のある人間組たちのTo the North。

・皆まで言うなタイムライン。
二振り揃ったTimelineをありがとう本当にありがとう……!!!
あつ巴里の小狐丸不在のタイムラインも、歌詞の切実さが際立ってあれはあれであの時に表現できるものの全てとして好きだったんですが、やっぱりタイムラインのイントロで二振り揃って登場してきたときはちょっと涙腺がゆるんだ。
隣の席の常時ペンラが青と黄の三条太刀推しらしい方は咽び泣いていた(分かるよ)。感動したよね。

あの小狐丸の背中に手を伸ばしてからケースのなかに閉ざされて歌う三日月の演出あんまりにも好きなやつすぎてうわっ理想のニコイチ…ってしみじみ噛み締めていた……。
二振りの動きの揃った振り付けも見られてうれしかったなぁ。でも欲張りなので向かう槌音完全版も見たいですあつかし2019をやりましょう(?)!!
小狐丸ソロで黄色に染まる会場と三条太刀タイムラインは本当に最高だった…最高だったね……。おかえりなさい。

・今剣とじゃれて遊ぶ三条太刀。三条揃って並ぶとき、だいたい石切丸と小狐丸に両脇からはさまれてキャッキャとはしゃぐ三日月と、その下段で同じく戯れる今剣と岩融めちゃくちゃ可愛い。
どこかの場面で下段から遊びにきた石切丸に上から手を伸ばしてじゃれようとした三日月を落ちるぞ落ちるぞという感じで支えようとしていた岩融と小狐丸も三条わちゃわちゃしていて可愛かった。

・獣後半で中心にいる三日月の背後から両側で源氏兄弟が三日月にポイ渡すところめちゃくちゃ興奮した!あれかっこいいな!!!

・だいすき係は髭切と蜂須賀くんでした。「だいすきーだ、だいすきーだ、蜂須賀虎徹だ」って変化球をぶち込んでくる蜂須賀くんに動じず即対応する訓練された審神者たちの図だった。

・巴くんのお祭り判決のところ、前半と最後の時のの記憶がごちゃ混ぜになっている気がするのでまとめて書きます。
今までのらぶフェス恒例の、彼岸と此岸をつなぐのが祭りってところに行き着く巴くん。祭りは祈りなのだ。こちら側が祈っているように、あちら側でもまた、祈っているのだなって場面に、むすはじの犬猫蝸牛遡行軍がいてものすごく胸がぎゅっとなりましたね。
あの三振りも何かをあちら側で今、祈っているんだなぁって。
気持ちよく歌って踊って汗をかいて勝負のことを忘れ去る刀剣男士たち。
改めて判決を求められて悩む巴くんにごにょごにょごにょと耳打ちする三日月→判決は無勝負。

とにかくどんちゃん騒ぎで、ストーリー部分は今までよりも少ないくらいだったにも関わらず、人と神様、人と物、生と死、弔いと祈り、彼岸と此岸。武器として、祈りの対象として、典礼用として、刀という道具に人が見出したさまざまな役割のこと、刀剣男士たちが今ここにこうして人に肉体をもって顕現している意味みたいなものを深く考えさせられるような内容でもあって、終わったあとも現在進行形で噛み締めています。

日本のお祭りの楽しいところも、楽しいだけじゃない、なぜそのような祭りが行われるようになったのかっていう深い意義の部分にもしっかりと触れられていて、全部ひっくるめて日本文化により親しめる良い祭典でした!


ファンサ
(武道館2階席、刀剣男士が沢山きてくれて楽しかったです!!)
・刀剣男士、顔がちいさい&いいにおいがする以外の感想をうしなったよね。歩き方もみんな違うの間近に見られて楽しかったです!蜂須賀くんの歩き方好き。

・膝丸にファンサされた後ろの席の方が通路に団扇を落とされていて、ちょっと遠いから拾って差し上げられないし、どうしようかな??と戸惑っていたところ、通りがかった今剣くんが拾い上げて「はいどーぞ!」ってしてたのでさすがだなって思いました。
ちなみにこの今剣くんからは髪を座席側に垂らしながら風のようにばびゅーんと走り去っていくというファンサを受けて、ファンサってすごい沢山バリエーションがあるんだな!!って楽しかったです!髪風を浴びた。

のんびり全体を歩きながら手を振ってくれる刀の子と、一か所にとどまる型の子と、忙しのない子がいてみんな違って可愛くてにこにこしたよね。
来なかったのはたぶん大和守、蜻蛉切、長曽祢さん、岩融、村正あたりかな??

・二つ隣の席の方の背後にしゃがみこんでワンフレーズ歌う三日月。
これが噂の三日月の単体定点攻撃型ファンサ!って謎の感動をしましたね。
客降り2階席でのすれ違い、三日月を見つけた小狐丸が遠くから目を合わせて小さく手を振ってからすれ違いざまに下で手をタッチさせてた?
(三日月の反応はこちらに背中を向けていたのでよく見えなかった。)

あとちょうど真後ろでずっとタオルを振り回して放り投げていた堀川くんと、堀川くんとすれ違うときにおっ国広!って感じでじゃれ合う和泉守の土方組も可愛かった!!あと近くの方に石切丸さんがお祓いしてました。

・「無勝負」判決のあと、少し考えこんでいる巴くんを中心に残したまま、わちゃわちゃとしゃべりながら徐々にその場を去っていく刀剣男士たちの一番最後に残った三条太刀。
まだ考えこんでいる巴くんを見てから目を合わせて大丈夫そうだなとうんと頷きあってから無言のまま両脇の階段を降りていくところ、最高のニコイチでしたね。

・締めのあいさつで「最近かしゅううっっ……なっつが好きなんだ(食べたいんだ?)」って叫んでた大和守が可愛かった。来年のらぶフェスは沖田組そろって出られるといいね……!!!
最後は和泉守の一本締めで終了。誉ぽんでした!

ニコイチのオタクなので強火ニコイチ推しのミュ審神者には感謝しかないし、乱舞祭2018の三条太刀のほぼずっと対配置・背中合わせ配置の連発ニコイチっぷりは大変ごちそうさまでした。


(観劇日:2018.11.27)
https://fusetter.com/tw/KsBFg
https://fusetter.com/tw/nW0b6

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