年明けから4月までの短答試験のための学習スケジュール例

自分が短答に合格した時の実際の学習スケジュールを参考に、
年明けからの短答試験の学習スケジュールを例示したいと思います。

前提としては、特許、意匠、商標、条約、著作権、不正競争防止法の全ての科目の講義の受講が完了しているとを前提としています。
また、使う教材はLECを例にします。教材については他校についても同様の教材が販売されているはずなので、そちらを使用してもいいと思います。


まずは、LECの短答実戦答練と呼ばれる答練に申し込みます。この短答実戦答練は8回分の答練がセットで販売されており、各答練は、本番試験と同様に、3時間30分の試験時間で60問の短答の練習問題となります。通学で受講する場合は、模試のように指定された時間内に問題を解いて提出する感じになります。なので、通学で受講できそうな場合は受講した方が緊張感があっていいと思います。
1回の答練で少なくとも5割くらいは(理想的には6割以上)正答できるように1月の学習プランを立てます。

1月
短答実戦答練は、2月から始まりますので、1月は、意匠、商標、条約にも関係する特許法を重点に勉強を行い、次に苦手な科目を重点的に勉強するような時間配分で1月の1か月間勉強をします。特に苦手科目が分からない場合は、とにかく過去問を繰り返し解くのもよいかと思います(例えば、10年分の過去問を2周は解くとか)。

2月~3月
短答実戦答練は、8回の科目ごとの答練のパックであるため、2月から毎週1回づつ答練を受けるスケジュールですすめます。
例えば、1回の答練を受ける曜日を土曜日と決めておきます。そして、次の土曜日に受ける答練が特許法の答練である場合は、月~金は、特許法の勉強のみに集中して勉強します。例えば、10年分の過去問を持っている場合は、特許法の科目の過去問のみを繰り返し解きます。
そして、土曜日の答練後および日曜日は答練の自己採点を行って、間違ったところ(勘でうかったとこをも含む)の見直しを徹底的に行います。
これを8回(8週)行います。

ちなみに、短答合格年にLECの短答実戦答練を受けた時の成績を載せた記事がありますのでご参照ください
https://note.com/patentshiken/n/n874c92790345

4月
4月は短答公開模試が開かれますので、模試に申し込みます。
模試では、本番同様に6割正答できるように4月の学習スケジュールを立てます。余裕があれば、各科目の最低点を下回らないようにバランスよく学習スケジュールを立てるのが好ましいです。

ちなみに、短答合格年にLECの短答公開模試を受けた時の成績を載せた記事がありますのでご参照くださいhttps://note.com/patentshiken/n/n92ac8428b2de

ちなみに、5月は例年であれば短答の試験日であるので、公開模試が終わるとラストスパートといった感じになると思います。

弁理士試験の短答の参考書

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?