なんでLINEのアイコン深キョンなの?


 この質問、というより、
LINEのアイコンに関することを
しょっちゅう聞かれる。


先日も、職場の上司に、

「そういえば、
ちょっと気になってたんだけど
LINEのアイコン誰?」

と言われ、

「深田恭子さんです。」
とわたしは答えた。


そして、「なんで?」と。

私のLINEのアイコンは
深田恭子さん。

 ちなみにTwitterアイコンは
今は北川景子さん。

 少し前は香里奈さんだった。

iPhoneのロック画面とホーム画面は、
今は、好きなイラストレーターの、
平泉春奈さんのイラストで

 描かれる女性が
たまらなく可愛らしく、
甘美で好きなのだけれど

今は、ロック画面もホーム画面も
平泉さんのイラストだが、
それにする前までは数年間

ロック画面は香里奈さん

ホーム画面は北川景子さんだった。



 さらに私のカメラロールには、


北川景子さん

香里奈さん

深田恭子さん

松島花さん

の写真がいくつか保存されていて

わざわざフォルダもつくっている。

例えばこういう感じの写真。



北川景子さん



香里奈さん



深田恭子さん



松島花さん

 この4人が、
私の目指すトップにいる。





 これが私のなかの
「似ている系統の、美人な芸能人」
の四天王。

実物は決してきっと、
似ているわけではないのだけれど。

だって、深キョンに似ていたら

見知らぬ人に「ブス」
なんて言われないし

北川景子に似ていたら
見た目だけで
チヤホヤされるかもしれないし

香里奈さんのような顔立ちだったら
きっともっと凛としている。

 生身の私を目の前にしたら
とても、「似ているね」などと
言えないくらい差があるのだが

どうやら顔の系統がこの系統らしく、

「可愛らしくしてれば
深キョンみたいになれるのに」

「ちゃんとお化粧すれば
北川景子っぽいのに」

「モデルさんでいうと、
香里奈さんの系統の顔かな」

といった感じで、
小学生の時から
言われていたことがあった。

これは当然ながらお世辞が
入っているだろうが、
23〜24になる頃から少しずつ
わたしは、
お世辞も褒め言葉も
正面から受け取って

「ありがとう」と
満面の笑みで返すことにしている。




私は奥二重だ。

生まれた時は「こぼれそう」なほど
大きかった目も、成長とともに、

そして中学受験以降
どんどんと視力が悪くなり、
それと同時に目も小さくなって、

この4人ほど綺麗な

大きな二重瞼、
を持ち合わせていない。

それに、彼女らのように、
鼻筋が綺麗なわけでもない。

眉も太めで、顔の系統としては


よく、母に「フィリピン人ぽい」
と言われる。

 
フィリピン人の方の顔がこれ、
なんて、
特徴を説明できるわけではないけれど

昔撮った写真や、学生証なんかは、

確かにどことなく、

フィリピン系っぽい顔をしている。

おそらく20代後半になって少し、
フィリピンっぽさは消えた…と思う
けれど、
 やはり顔のつくりはそんな感じ。

私はモデルさんや女優さんのような
努力をしていない。

でも、似ている、と
よく言われるようになった数年前から
香里奈さんや北川景子さんの
写真集等もみはじめた。

北川景子さんの写真集
『27』と『30』。
女性の写真集を初めて買った、『27』

が出された時、わたしはまだ20だが、
あっという間に『27』歳になった。

この『27』という写真集は、
北川景子さんのデビュー10周年記念で
発売された1st 写真集。

今見返してみたが、
やはり同じ27歳でも
わたしはこんなに凛とした、
色気のある、可愛さを持ち合わせている、かっこいい女性になれていない。

次に購入したのが、北川景子さんの2nd写真集『30』。


ご結婚され、1st写真集から
3年経ってぐっと大人の余裕の感じと
色気が増し、かっこいい北川さん、
の写真に、思わずため息が出る。

衣装もメイクも大人っぽくなった、
そんな感じだ。

こんな大人に、
なっているはず、だった。

こんな大人になりたい。



さらに、その後、香里奈さんが
2008年に出した『I can.』という
フォトエッセイと、
2018年に出版された
スタイルブック『G』の
香里奈さんのを購入した。


香里奈さんが24歳の
フォトエッセイ。

ここにはモデルをはじめてから
これまでのことが、
少し綴られている。

私が24歳の頃より、
ずっとずっとしっかりしている
香里奈さんの言葉は、
ダメになりそうな時、
思い出すとふと手にとって読む。
笑顔になれる。

文字を中心に写真と共に
香里奈さんの言葉が綴られる
この本とは全く違うのが、

ビジュアルブック『G』の
香里奈さん。

こちらは、2018年、
香里奈さん34歳のさまざまな顔が
切り取られている。

フォトエッセイから
10年経った香里奈さんは、

1枚1枚の写真から、
強いエネルギーを感じる。

前のフォトエッセイが
素の、まだ子どもっぽい
あどけない可愛らしさを
兼ね備え、不安定に可愛い香里奈さん
とするならば、

『G』の香里奈さんは

誰にも揺るがない、ブレない、
強さも可愛らしさも、
力の抜けた自然な香里奈さん自身をも
すべて出されているような
大人の香里奈さん。

たまにしか手に取らないけれど、
どちらの北川景子さんも
どちらの香里奈さんも

みるたびに、そう、
こういう風に生きたい、
と背筋をピンとしてくれる憧れと
一方で肩の力が抜けたような包容力を
感じる。

見るたびに、なにかを感じ、
こうなりたいなと思う自分がいた。



ロック画面やホーム画面

SNSのプロフ画やLINEアイコンなどを

北川景子さんや
香里奈さんや、
深田恭子さん、
松島花さんにしてみて、常に

見えるところにおいている。

それでも、見えるところにおくと

見慣れてしまうのだけれども、

誰かに
「なんでアイコン深キョンなの?」

などと聞かれて、それに答えるたびに

「そうだ、
綺麗に近づこうとしてたんだ」

「そうだ、もっと強くやわらかく
そんな女性になりたいと思っていた」

と少し思い出せる。

Twitterのアカウントのプロフには
「私は北川景子よ。そう、
そうやって生きるの」

と書いている。

そうすると、不定期だが
「そうよ、私は北川景子。
北川景子だったらこんなことで
悩まないわ」

「北川景子なら、
きっともっと自分のために
努力するはずよ」

そんなふうに時々思い出せる。


 今だって
すぐにマイナス思考に陥りがちで、
猫背で自信なさげなままで、

 うまくいかないとすぐに
自分などなんの才能もない…

 そう思うし、

 生きているのが
どうしても苦しくなる日もあるし、

 終わった恋愛を悔やんで、
「どうして私はもっと…」

なんて思ってしまうこともある。

クヨクヨ、しすぎる。


 英米修士卒なのに英語はできないし

専修免許持ちなのに教員になれないし

 それどころか
英語の勉強すらできなくなって

英語を1文字も見ない日が
何ヶ月も続いて、

 英文法もわからなくなって

昨年の話だけれど、
街をただ歩いていただけなのに
全く見知らぬ人から
「ブス」と言われるし、
そしたら涙ボロボロ溢れるし、


弟には昔
「生きてる価値がない」とか
「身障」なんていわれたし、
(間違ってもこの、
身障という言葉を、
私は許すわけにはいかないから
弟の言葉自体はゆるさないが)


なーんにもできないのが私だ。

恋愛だって、
美人じゃないと思っているし、
だからこそ、余計に
積極的にいけないし、
もともと家族でも友人でも
相手の顔色をうかがってしまうから
恋愛の時は、相手の方に
嫌われてしまう、という気持ちが
常にある。

言いたいことは何一つ言えないし、

でも、そういうこと一つ一つを
突き詰めていくと、結局のところ、

 「自分に自信がない」

これが諸悪の根源なのだ。


 あまりの自信のなさが、

 極度な自己肯定感の低さが、

マイナスに感情を、言葉を、思考を、

生み出し続けている。

 
けれど、前にnoteに
書いた気がするけれど

20代後半にもなって、

「私なんて」とか

「どうせ私は」とか

「まわりが」とか

 そういうことを言い続けるのは

未練がましいし、情けないし、

少なくとも私自身は、

 そういう時の自分を、

かっこいいだなんて思わない。



それに、
自信のなさは、
姿勢にも如実に現れた。

肩が巻き肩になってきて、
猫背になって、

悲しきやバスト位置と
バストサイズまで下がった。

下を向いていると、
どんどんマイナス思考に陥ってゆく。

どこかで読んだが、
人は上を向きながら
マイナス思考に
陥ることはできないらしい。


 当然、
もともとの顔立ちや骨格や身長など、

どう頑張ったって
近づけないところだってあるけれど

北川景子さんも、

深田恭子さんも、

香里奈さんも

松島花さんも、

絶対に、
何もせずに綺麗なわけがない。

何もせずに今の生き方なわけがない。



彼女たちは、仕事に必要な、
人として必要な努力を
絶対にしている。


彼女たちだって、
きっと何かしらできないことも、
落ち込むことも、
非難されたりすることもある。

それでも、仮にそれが仕事だからでも

笑っているし、

自信なさそうになんてしないし

胸を張って、すらっとしている。


私は、目標を決めて努力する、とか

研究して綺麗になるとか、

そんなことをいきなりできるほど、

人間ができていない。

けれど、

「私は北川景子よ」と

「深キョンならきっとこう話す」

「香里奈はこう考えるはず」と、

そういうことを、

 ふとした時に思い出して、

そのような意識を持とうとして、

 自分自身を前へ引っ張ることは
きっとできる。

27にもなると、

 どうせ私なんて…とか

それ以外も、

 自分の悲しい部分を、

 自分の辛い部分を、

 そればかりを前面に見せるのは

 少し違う気がする。


 
 それは決して、弱みを見せないとか
決して泣かないとか、

 そんなことではなくて、


 マイナスな気持ちや思考も、

 周りから受けるダメージも、

 色々あっても、

 自分自身が1番に味方になる、

 誰にブスだ、なんだと否定されても

 自分の強さで生きていくそれが、

 必要な気がする。


 そして、そうしていくためには、

自分のなりたい像、理想を、
それも、抽象的なのではなく

この人のこの部分のように、

みたいに意識する、

それだけで随分と
変わるんじゃないかと思う。

 当然、芸能人の本当の姿など
わからないものだけれども、

 深田恭子さんのつくる、
あの、
独特なマイペースでゆったりとした
ふんわりとした雰囲気


香里奈さんの醸し出すサバサバ感と
可愛らしい笑顔、


北川景子さんの気取らない感じ、

松島花さんの、
ふわっと可愛らしいけれど
信念を持って生きる強さ、

そんな風に、憧れを

強くイメージしておくことから

はじめようと思う。


だって実際、26歳後半の目標を、

尊敬する友人を頭の中で錬成する、

にして、

彼を頭の中に作ろうと意識したら


「tさんだったらどう選択するかな」

「彼ならどう考えるかな」


と少しばかり
思えるようになったもの。

LINEのアイコンを
深キョンにしているだけで、

時々、自分のプロフ画をみて、

背筋がピンと伸びる。

「なんで深キョンなの?」と
聞かれて理由を答えるたびに、

「そうだ、深キョンだったら…」

と思い出せる。


 もちろん彼女たちになること、

自体が目標なのではない。

外見が彼女たちに近づけばいい、
という問題でもない


 私は、私がどうなりたいか、

であるのは変わらない。


 その内面を磨いていくためには、
彼女たちが、
きっとしているであろう努力と、

凛として、強く生きていく力、が
欲しい。


 彼女のこんなところが素敵だ、

そういう意識を持ちはじめただけで

芸能人の、友人の、知人の、

「この人ここすごいな、
こんな風になりたいなぁ」

「これいいな」

という部分を意識するようになった
(気がする)。

そして密かに唱えはじめた。

「私は北川景子よ。そう、
そうやって生きるの。」

暗示をかければ、
内面がかわる。

はず。。。

27歳らしく、凛として生きたい…な。

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