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「脱貧困マントラ」外伝

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主に「働き方」「行動理論」「ブログ運営」「ライティング・テクニック」について述べます。人生の「辛い」を少しでも緩和するために。
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記事一覧

「当たり前」を失うことの辛さと、それを乗り越えるメンタル術

「当たり前」を失うことの辛さと、それを乗り越えるメンタル術

極めて皮肉なことに、「目の前にある小さな幸せ」に人はなかなか気づけないものです。

地味で面白みのない日常にどれほどの「幸せ」が詰まっているか、をキチンと理解してる人は少ない。

「いやいや、僕は(私は)ちゃんと気づいてます。」とあなたは返すでしょう。

確かに、こんな命題をいきなり投げつけられ、キチンと答えられる人は稀かもしれませんね。とはいえ、こうしてヘラヘラ答えているうちは、目の前にある当た

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豆腐メンタルを「鋼のメンタル」に昇華させるには

豆腐メンタルを「鋼のメンタル」に昇華させるには

(メンタル面をなんとか強くしたい)

とりあえずググれば情報はいくらでも手に入るでしょうが、ネット情報を読んだ程度でメンタルが強くなれるなら誰も苦労はしません。

が、この手のセラピスト的なサイトは案外需要があるようで、アクセスも結構集まっているみたいですね。

僕も実際に一通り読んでみたんですが、検索上位にあるような記事は、確かにかなり詳細に書かれてますよ。はい、メンタル弱者に向けられた「メンタ

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相手の懐に入り込む技術

相手の懐に入り込む技術

何をもって「コミュ力」とするかは人それぞれで、友達や知り合いとの会話を盛り上げるのが上手い、とするのをコミュ力と考える人もいますし、

仕事上での相手の意図をしっかり汲み、こちら側の意図もしっかり伝えられるのをコミュ力とする人もいます。

ミーティングなどで論理的に議論できることこそコミュ力の証である、なんて方も多いでしょう。

たしかに周囲の人たちと円滑に会話できるのは、コミュ力の大切な要素です

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夜も眠れないほどに辛く苦しい時期における最上の打開策

夜も眠れないほどに辛く苦しい時期における最上の打開策

人生とは、基本的には「苦しみ」の連続であります。

もちろん、「楽しい」時もあれば「辛い」時もありますが、基本的には、人生には喜びよりも苦しみを感じることのほうが多い。圧倒的に。

「生きる」ということは、それ自体が大変なことなのかもしれません。

若い頃からしっかり働き、家族を支え、子供をキチンと社会に送り出し、天寿を全うするまでその後の余生を生き抜く。

それは本当に素晴らしいことだと思います

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心を打つ文章の書き方

心を打つ文章の書き方

「人の心を打つ」「思わず惹きつけられる」ような文章とは、一体どういうものだろうか。

およそ「モノ書き」であれば、ココを気にならない人はいないのではないでしょうか。

一体どうすれば、どのように書けば興味をもって読んでもらえるのか。

ここが抜ければ独りよがりの文章になりかねず、そうした文章では、本当に訴えたい何かをキチンと訴えることができない。

僕自身、文章を書く際、この「どうすれば読者の心を

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マジョリティを黙らせる|「レラティブ・ストレングス指数」の応用

マジョリティを黙らせる|「レラティブ・ストレングス指数」の応用

ネットを見渡せば、長期投資家で溢れてますね。

投資ブログを見渡してもトレーダー(チャーチスト)なんてほぼ見かけないし、成長株投資家なんてのも稀有な存在です。

株は長期で保有するのがベストなんであると。投資なんてのは思考停止で臨むくらいがいい。アホがヘタにテクニックに走っても大損こくのが関の山であると。

相場への諦め

インデックス投資家であれ個別株の長期ホルダーであれ、共通するのがまさにここ

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『天衣無縫』の成長株投資|知るか否かが儲けの効率に直結する

『天衣無縫』の成長株投資|知るか否かが儲けの効率に直結する

「株式投資はロールプレイングゲームにならない」

2chやニコ動の創設者である「ひろゆき」氏のセリフであります。

その意味するところは、

『投資ってのはいくら長年やったところで「蓄積されるスキル」がないため、経験や投じた時間は無駄である』

ということ。

もっと露骨にいえば、初心者だろうが歴戦の猛者だろうが投資においては「パフォーマンス」にはほぼ差がないということです。所詮は運任せではないの

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読まれやすい文章を書くための技法|「敬体」と「常体」の扱い方

読まれやすい文章を書くための技法|「敬体」と「常体」の扱い方

ウェブ上に文章を晒すということは、「自分」という存在を知ってもらうための行為であると考えます。

自分を知ってもらうには、まずは、しっかりと内容を読んでいただかなくてはなりませんし、読んでいただくには「価値」が感じられる文章でなくてはなりません。

稚拙な文章では、まず読まれません。

画面の向こうにいる人たちは多忙であると考えてください。つまらない(=価値がない)と感じれば、彼らは即座に離脱する

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購買意欲をそそらずにはいられない、悪魔的ライティングの技法



サラリーマンや公務員といった働き方では「稼ぎ」に限界がある、というのは、もはやみなさん肌で感じていることではないでしょうか。

「人から与えられた仕事」をいくら必死にやったとしても、給料は絶対に増えないのであります。

報酬が「固定給」として安く定まっている以上、いくら気合いを入れたところで、固定給以上の儲けは全て組織の取り分になるのだから。

今のあなたは、言わば「組織の下請け」。下請けの状

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学校教育と公務員は恐ろしいほどリンクしている

公務員とは見事なほどに学校教育の延長線上にあると、僕はそう確信している。公務員になるということは学生のままで一生を過ごすということです。

どういうことかというと、公務員は一応社会人ではあるけども本質的には学生となんら変わらないということです。体は大人だけど中身は中学生のまんま、ということ。

小学生レベルの悪口に聞こえるかもしれない。でも、10年間公務員として公務員を見てきた僕からは、それ以上の

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予定価格という現実歪曲フィールド

「入札談合」とは簡単に言えば、官公庁の入札に臨むにあたり、複数の業者が事前に話し合うことで、あらかじめ落札業者を決めてしまうというものです。これは明らかな違法です。

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公務員という仕事は労働搾取型の典型



自営業やサラリーマンの方々と話すたびに耳にするのが、「公務員は安定してて羨ましいよね」というもの。

特に、収入の増減が己の裁量に左右される方にとっては、「成果に左右されない安定した収入がある」というのは大きな安心感につながるのでしょうか、安定した収入という一点だけでも非常に魅力的に映るようです。収入が不安定な方にとっては尚更なのでしょう。

日本人が非常に安定志向の強い民族だというのは、

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