マジョリティを黙らせる|「レラティブ・ストレングス指数」の応用
ネットを見渡せば、長期投資家で溢れてますね。
投資ブログを見渡してもトレーダー(チャーチスト)なんてほぼ見かけないし、成長株投資家なんてのも稀有な存在です。
株は長期で保有するのがベストなんであると。投資なんてのは思考停止で臨むくらいがいい。アホがヘタにテクニックに走っても大損こくのが関の山であると。
相場への諦め
インデックス投資家であれ個別株の長期ホルダーであれ、共通するのがまさにここなんであります。
その理由として多いのが、
(相場というのは基本右肩上がりなのだから、目先の上げ下げにこだわらず保有し続ければ、いずれは報われる)
との既視感満載の言い分。
まぁ確かに超長期のチャートをみればどの銘柄も右肩上がりだし、そうした過去の例にならえば、今の保有銘柄も30年後には大化けしているだろうとの主張はわかる。
僕自身もリーマン後からバイ&ホールドし続け、一応は少なからず稼がせていただいた身としては、そうした理屈にしがみつきたくなるのもよくわかる。
しかしながらそれが上手く機能してきたのは、あくまでも、ここ10年間が「景気回復の途上」であったからです。
すでに景気回復を果たし、FRBが利上げを虎視眈々と狙ってる昨今においては、これまで同様の「アホールド戦略」で儲けられるとは考えない方がいい。
「20%もの含み損」を抱えながら「年間3%(税引き後)程度の配当利回り」で自分を慰める。それが如何に効率が悪いかは、みなさん薄々感づいてる頃でしょう。
いい加減気づいてください。「相場の声」を無視した投資法は効率が悪いってことに。
配当再投資を長期間続けることに意固地になるのもいいけど、もらえる配当以上に株価が下がれば意味が無いのであります。そして、そうした投資法は世のトレンドからは完全に外れているということを、しっかり認識しましょう。
今回は、成長株投資の技法の1つである「レラティブ・ストレングス指数」というものを語ろうと思います。
合わせて、それに沿った有望銘柄をいくつか紹介しておきますので、今後の投資の参考にしていただければ幸いです。
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