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Heygenで作ったチャットボットが世の中に少ない理由

こんにちは、パトルです。

Heygenって知っていますか?

静止画を動かしてしゃべらせたり、チャットボットとして動かすことでまるで本当の人としゃべっているかのように見せることができるサービスです。

一時期注目されていたので知っている人は多いかと思います。

Heygenデモ動画(Youtubeショート)

上の動画はモナ・リザをしゃべらせています。
(クリックするとyoutubeへとびます)

本当の人がしゃべっている動画とモナ・リザの静止画をアップロードして合成したディープフェイクです。

普通のディープフェイクと違うのは、作成したディープフェイクアバターに対して、文字入力した内容を元にしゃべってくれることです。

つまり、猫についてのスピーチを2-3分している動画をアップロードして、犬についてのスピーチ原稿を文字で指示すれば、自分の顔と声で犬のスピーチを話している動画が生成されます。

さらに、英語、中国語など様々な言語で話すことができます。

これをVideo Avatarといいます。
Video Avatarのポイントは、動画を生成することです。

チャットボットを作るためには別の機能が必要になります。

それがStreaming Avatarです。

Streaming Avatarでは、Video Avatarで作ったアバターを元にチャットボットを作ります。

ところが、Streaming Avatarを具体的にどうすれば作れるのか、料金はいくらなのか、具体的な情報が見当たらずに困っている人も多いのではないでしょうか。

今回は、この部分を簡単に説明したいと思います。
結論からいうと用途によってはコストがやばいことになります。

まず、Streaming Avatarを使うためにはクリエーター(29ドルだと15クレジット)以上のプランに加入している必要があります。

Heygen料金プラン

ところが、クリエイタープランに課金後、実際にチャットボットを作ろうとするとこのようなポップアップが表示されます。

Finetuneという名前になっていますが、チャットボットを作るには、このオプションが必須です。つまり、Streaming Avatarを作るには、

プラン+Finetune の料金が発生します。

もう少し詳しくプランの料金について説明します。クリエイタープランで付与される15クレジットというのは15分に相当します。
つまり、29ドルで15分チャットボットを使えるということになります。

ここからは私も課金していないので、Heygenのサポートから教えてもらった内容を元に試算しています。(不正確であればコメントください)

たとえばチャットボットを一般公開して月々100時間使われたとします。
その場合、
必要なクレジット=100時間×60分=6000クレジット
※ちなみにteamsプランだと60クレジットで299ドル

これに加えてFinetuneが年間64ドル発生します。。。

APIを使う場合は、さらにエンタープライズプラン(料金都度設定)に加入が必要になります。

つまり、インフルエンサーが少しいじって動画にする程度であれば良いと思いますが、プロダクトに組み込むにはコストがかかりすぎてしまうケースが多いと思われます。

ただ、海外では、ロースクールの教師をHeygenのチャットボットで運用しているケースがあります。Heygenの全面サポートのもと、法律の知識をRAGを使ってがっつり読み込ませているので、かなり作り込んでいるようです。

Heygenのセールスに連絡するとエンタープライズプランユーザーは個別にサポートをしてもらえるようなので、プロダクトへの組み込みに興味があり、ある程度のコストを負担できそうならコンタクトしてみてはいかがでしょうか。

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