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音と羽

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英語/日本語で音楽の話やレビューをやります。 (Oto to hane) English / Japanese reviews and articles about music.
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#音と羽

Mass of the Fermenting Dregs 4/28 @ 下北沢GARAGE (日本語 レビュー/ ENG REVIEW)

2019年4月28日 セットリスト/ Set List: 1. なんなん 2. かくいうもの 3. She Is Inside, He Is Outside 4. 青い、濃い、橙色の日 5. Sugar 6. New Order 7. このスピードの先へ 8. ひきずるビート 9. エンドロール 10. Skabetty 11. Delusionalism 12. I F A SURFER 13. スローモーションリプレイ 14. あさひなぐ 15. ワールド イズ

令和の2日目に

遠藤ミチロウのレコードを探しにタワーレコードへ行くと、店のスピーカーからはNumber Girlが流れていた。 特に気にするようなことでも無かったと思うが、ただ不思議だった。たとえ年号は変わったとしても、殆どの事象は多かれ少なかれ何も変わらない。 I went to Tower Records to check Endo Michiro records while Number Girl was playing on the store's speakers. Not

DIR EN GREY TOUR19 The Insulated World @Zepp Tokyo レビュー (日本語 / ENG)

セットリスト/ Set List: 1. 谿壑の欲 2. Downfall 3. 人間を被る 4. Celebrate Empty Howls 5. Ash (2018 ver.) 6. 理由 (2018 ver.) 7. Ranunculus 8. DOZING GREEN 9. Followers 10. 赫 11. 軽蔑と始まり 12. Devote My Life 13. Rubbish Heap 14. Sustain the untruth 15. 詩踏み アンコ

ミチロウさんへ

2013年、新宿にあるREDCLOTHで撮った、ブレブレの写真しか持っていません。もう一度ライブで彼に会いたかった。僕の友達、彼女、そして世界に、彼のことを紹介したかったです。彼についてのことをサボっていたことは本当に後悔してもしきれませんが、それにしても、もう病に苦しめられなくて済むのは良かったです。 ミチロウさん、僕にとってあなたはずっとインスピレーションの塊でした。ちょうど僕が大学一年の時、あなたの存在を知り、それから僕の周りの全てが変わりました。やっと日本への留学が

Mass Of The Fermenting Dregs x Tricot x 劇団ドラマティックゆうや@新代田FEVER (日本語 レビュー/ ENG REVIEW)

(Mass Of The Fermenting Dregs x Tricot x Gekidan Dramatic Yuya@Shindaita Fever) セットリスト/ Set Lists: Tricot: ? 劇団ドラマティックゆうや: ? Mass of the Fermenting Dregs: (セットリストをポストしてくれてありがとうございます!) 1.かくいうもの 2.She is inside, He is outside 3.だったらいいのに

MIYAVI - "Fragile" リフレクション

シンプルだが懐かしい。 この歌は、かつてのMIYAVIの雰囲気がしました。 明らかに、結婚し、家族を作り、演技を追求し、UNHCRのためにボランティア活動をし、さらには親善大使になった後でも、音楽家としてのキャリアを続けるなど、MIYAVIは実に多くの振り返るべきことがありました。 彼の著書「何者かになるのは決まって難しいことじゃない」を読んで、僕は今まで気づかなかった彼の性格、もっと深い層に触れることが出来ました。正直、僕は彼が国際的な、あるいは一見「アメリカ」色の強い場

CRYSTAL LAKE HELIX ONE MAN JAPAN TOUR 2019@マイナビ赤坂BLITZ ライブレビュー / Live Review [日本語 / ENG]

(CRYSTAL LAKE HELIX ONE MAN JAPAN TOUR 2019 @MyNabi Akasaka Blitz) セットリスト/ Set List: 1. Helix 2. Aeon 3. Agony 4. Prometheus 5. Matrix (ft Ikepy [HER NAME IN BLOOD]) 6. +81 7. SIX FEET UNDER 8. Machina -MC 9. Lost In Forever 10. Mercury 11

CRYSTAL LAKE: AEON (日本語レビュー / ENG Review)

[ENG below] こんなに目が白くなるのは久しぶりだ。メタルコアやグルーブコアやブラックメタルやデスコアなど色々なジャンルが入っている。それとも人間ができる限りで最も低いうなり声だろうか。あ、それとデジコアもちょっと入ってる。 まあ、AEONの激しさはHELIXの激しさや重厚感やそういった雰囲気の参考になれないけど、めっちゃいいシングルだ。 りょうさんはすごいと思う!ボーカルの技術の変動や色々なスタイルに挑戦する勇気を称賛する。バンドによるめっちゃ激しいブレーキダウ

宮本菜津子 @下北沢風知空知2018/12/15 ・ ライブレビュー (日本語 / English)

「後藤まりこviolence POP × 宮本菜津子(MASS OF THE FERMENTING DREGS)」 (Gotou Mariko and Miyamoto Natsuko @ Shimokitazawa Fuchikuchi) セットリスト/ Set List: 1. 人ごみ (hitogomi) 2. EIM -everyday is monday- 3. うたを歌えば (uta wo utaeba) 4. スローモーションリプレイ (Slow motio

Crystal Lake: THE SIGNアルバムレビュー / Album Review [日本語 / ENG]

[ENG Below] アーティスト: Crystal Lake 評価: 9/10 リリース: 10/ 7/ 2015 トラックリスト: 1. Astra 2. Prometheus 3. Matrix 4. Mercury 5. Dreamcatcher 6. The Sign 7.New Romancer 8.Handes 9.Body Movin’ 10.Sleep Awake 様々なスタイルと曲構造により、このアルバムはとても聴きやすいです。りょうさんのボーカルは

The Insulated World レビュー [ENG]

Since the release of 人間を被る, there have been numerous speculations as to the nature of this new album. Sensing what seemed like a return to the Withering to Death sound, many fans eagerly waited for the release date. In August, it was finall