お肉と私

お疲れ様です。
noteというものを登録してみました。

備忘録のような形で、くだらないことを書き留めようかなと思っています。


先日、会社のみなさんと焼肉屋へ行きました。

うちの会社は毎年近場で社員旅行へ行ってるんですけど、最近はコロナ禍だったということもあり中止が続いておりまして、

その代わりといっちゃなんですけども、食事会的な事をしましょうよってことで会社持ちでゴチになってきたんです。

人の金で食う焼肉は最高だぜ。

それで今回、なんと叙々苑様へ連れて行ってもらいました。

今回の人生では訪れることはないであろうと踏んでいたんですが、奇跡はありました。

芸能人がやたらテレビで口にする焼肉屋さん。

セレブしか行かないであろう場所、僕なんかが足を踏み入れてはいけないと思っていました。

人生捨てたもんじゃありませんね。


つい先日友人が行ってきて、これでもかと言うくらいに絶賛していたのですが、いかほどのものか。

あまりに期待値をあげすぎると楽しめないかなぁと思い、平然を装い入店しました。

薄暗い中に灯るおしゃれな照明に照らされながら深々とお辞儀をなさっている、執事のような店員さんが客席までエスコートしてくださいました。

エスコート付きの焼肉屋ってなんやねん。
えげつないやろ。

着席すると着物を着た女将さんみたいな方がメニューを持ってご挨拶に来てくださいます。

旅館?ホテル?いいえ焼肉屋さんです。

同じテーブルについた同僚と飲み物を頼みまして、肉やサラダなどなどは事前に頼んでいたそうなのでそわそわしながらメニューをみていました。

そこには一人前の金額なのか食べ放題メニューなのか分からない値段設定が並べられています。

同僚の方たちも口を揃えてゼロ一個多くない?といった感想しか出ない始末。

庶民と同じテーブルで心強かったです。

そしてまずサラダ、キムチが来ました。

噂の叙々苑サラダですが、見た目はわりとシンプル。

どう噂なんだろうと思って口に入れたが最後。

箸が止まりませんでした。

サラダってこんなに美味いんか?

同席した同僚三人で分けたのですが、もっと食べたかったです。

サラダをもっと食べたいなんて、人生で初ではないでしょうか。

野菜のみずみずしさと絶妙なドレッシングのバランスで野菜嫌いの自分がここまで箸を進めるとは…。

キムチもしっかりとした歯応えにちょうどいい辛みで、もうこれで白飯がいけそうです。

お肉が来る前にもういろいろと感動しっぱなしなのですが、待ちに待ったお肉さんの登場。

お肉が…輝いているんです…!
エフェクトかかってる?
女優ライト誰か当ててる??

焼く前のお肉に感動するとは思いませんでした。

大事に大事に焼いたお肉はもうそれはそれは言葉を知らない私には表現しきれないほど柔らかく、香ばしく、溶けていくかのように口の中に広がっていきます。

四種類のタレを用意されて、説明をしてもらったはずなのですがもうすっかりお肉の感動で抜け落ちてしまったのですが、とにかく全種類美味しかったです。

そしてなんといっても感動したのが白飯。

最初はお肉だけでいいかなぁと思ってたのですが、さすがは叙々苑様、お米もめちゃくちゃうまい。

炊き方なんでしょうか、お米のブランドなのでしょうか、ほどよい甘さと固さ、粘り、そのまま食べても美味しかったのですが、お肉と一緒に口へ運ぶとそれはもう至福の時としか思えません。

究極のメニューにすぐ入るでしょこれ。

ゆっくりと味わって食べたこともあってか、間もなく満腹へ。

同僚の方と話をしながら食べている中で常にどこかで妻や友人たちとも食べたいなぁと考えている自分がいました。

悲願をかなえるべく毎日の昼飯をなんとか抑えるために近所の安いスーパーで単価の安いものを爆買い。

その中に叙々苑ドレッシングなるものが売っていたので、少しお高めのドレッシングを購入しました。

家で叙々苑サラダを味わえるなんて最高やんけ。

お肉は僕の生き方をこんなにも容易に変えてしまうのですねぇ。

とくにオチなし。以上。

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