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あじゃてく読書会 #25 『スクラムの拡張による組織づくり』に参加してきた!(with 著者:だいくしーさん)

前談

今回はなんと著者のだいくしーさんも参加!
前談として『スクラムの拡張による組織づくり』はScrum@Scaleに限らずスクラムの拡張について幅広く書いており、組織運営の目線で参考にできちゃう本である!との説明をしていただきましたことでした

ここからはだいくしーさんへのQ&Aを中心にメモを残す

Q. EAT、EMSえらく見えてしまい、レポーティングのハードルが上がってしまいそうなのですが、どうすれば良いですか?

A. EAT、SoSとしてのふりかえりで振る舞いなどをフィードバックする

補足

  • スクラムチームの相談の場で荒い状態で出すが、CTOとしては情報がまとまっていないと意思決定できないという態度をとってしまい、レポート時のハードルを上げる振る舞いをしてしまうことがある

    • これが定常化するとスクラムチームがどんどんレポートあげにくくなる

  • スクラムマスターによる「場づくり」の腕の見せ所

    • ワンチームの時でもやっていることは近い

    • テックリードになんとなく迎合しているチームに対してのスクラムマスターと活動に近い(難易度は高くなるけど)

  • いずれにしても、まず組織の上層部の人が降りてこないと変わらない

スケールをストップさせる仕組みが要所要所にある
最初とか第六章のステップ0とか

Q. S@S内で信頼感ができたと思った瞬間は何?

A. 不都合なことを言い合えるようになった時

補足

逆に衝突が起きていないと信頼関係が起きていないと思う

Q. どのようにスケールさせていったのか。組織変更とかコスト面とか色々調整が必要そうだと感じている

A. 前提として「アプリケーションの責務の分離に伴ってチームを分割したくなる」という意見が「チーム」から上がってくる。またEATに人事やCTOもいて、こういった現場の状況や経緯を理解しているため早期に意思決定ができる


Q. チームの範囲が広がって認知負荷上がったまま放置すると、デイリー→SDS→EAT と上がっていって、それぞれ15min で課題解決なり、課題の担当振りなりが解決するのって、なかなか成立し続けなそうな怖さは感じました。 (EATに出たひとたちが、これ受け取っていいのか判断つかない..って爆弾押し付け合いみたいなことになったり)

A. 何でもかんでも15分は難しいので、別途必要な人を選抜して話すことはある


Q. SDSの参加メンバーが固定化する問題ってどうすればいい?

A. スクラムマスターがどうにかするのが理想的


Q. スクラムチームが拡張するに伴い、スクラムマスターの支援対象であるPOとの関わりが薄まるのでは? 

A. 独立したアジャイルコーチの機関が遊軍的に動くことで、スクラムマスターサイクルだけでなく、POサイクルにも顔を出すことを可能にする

補足

正直メタスクラムだとあまり関わりはないが、チーム単位で見るとスクラムチームと変わらないので大きな問題にはならない
ただし、スクラムマスターの能力値としては結果的に広い視野・視座が必要なため、S@Sでいてほしいスクラムマスターはせめてレベル2くらいであってほしい

レベル2: 人間関係
#ScrumMasterWayの第2のレベルは「人間関係」です。スクラムマスターはチームをもっと高い視点から見ていて、チーム自身が外界との関係をより良くするための、ティーチング、メンタリング、ファシリテーション、コーチングのスキルに焦点を当てます。プロダクトオーナーに優れたビジョンを構築するよう指導したり、他のチームとの会話を促したりします。自己組織化された大きなエコシステムを構築します。

https://scrummasterway.com/scrummasterway-ja.html

Q. スクラムチームをスケールするときにスクラムマスターが必要 だけど、スクラムマスターがいなかったり、育たなかったり、...と他チームのスクラムマスターも兼務することが多かった ここに対してどう取り組んだ?

A. 採用も頑張ったり、惜しみなくコミュニティに顔を出して業務委託として協力していただいたり

補足

事実育てるのは難しい(特にPO)
初心者スクラムマスターがチーム専属でいる際はスクラムチームのメンバーに、
1. スクラムマスターチャレンジしているで支えてほしい
2. 適宜本人(言いづらければコーチに)フィードバックしてほしい
と伝えている
(2. の場ではアジャイルコーチ、スクラムマスターとしてぼやきたい時もあるのでWin-Winだとかw)

(コメント)前提として、「スクラムマスター」が共通言語になっているのは良いこと
(だいくしーさん)まさにそうで、嬉しかったのは、チームから1人が複数チームを見ている時、当該チームから「専任のスクラムマスターがほしい」と言われた時。

Q. EATの人に対してスクラムチームの一員であるとしているが、どういうことをして巻き込んだのか?

A. 先述のEATでのふりかえり

補足

あえてワイワイ感を醸成するため、ふりかえりで「アジャイルなチームをつくる ふりかえりガイドブック 始め方・ふりかえりの型・手法・マインドセット」を用いて様々なアクティビティを行った

Q.要所でスクラムマスターがチームを代表して報告する場面が見受けられる。スクラムチームの自律性が薄まってしまうのでは?

A. 成果(価値)創出という点では、スクラムチームで定常的に出せていれば問題なし

補足

スクラムマスターギルドとか、スクラムマスターの横のつながりでスクラムマスターの相談の場を設けたり、チーム間の障害を取り除く活動ができるといい

所感

実際に著者の方を交えて本には書かれていないことや、ちょっと言いづらいことまでお話でき、じっくり質疑応答ができたのは良い体験でした!
またそこに参加している方々も1チームスクラムやスケールドアジャイルを実現している方々だったため、リアルな痛みや良い角度での質問があり刺激になりました!
次回は「HIGH OUTPUT MANAGEMENT」、次次回は「エンジニア組織論への招待」と、良書を元にした意見交換の場が設定されているそうなので、今後も楽しみですね!
本日はありがとうございました!


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