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ミリオンライブと「全身全霊」で向き合った2か月間と、ミリオン10thライブact4の話【おまけ有】

※投げ銭形式にしてありますが本編は全文無料で読めます。

きらめく出会いをありがとう!

こんにちは、ポールです。

年末から今日に至るまで、本当にいろいろなことがありました……
↓色々なこと

詳しくは記事に書いてあるので気になった方はぜひ。

そんな分量読めるわけねぇだろ!!という皆様に向けて簡単に要約すると
「数年前からアイマスコンテンツをほとんど追わなくなった古代のデレPが、異次元フェスをきっかけにミリオンライブと出会い、とんでもない速度で沼に沈んでいく話」です。
3行で終わる話がなんでこんな分量になった???

ともかくとして、現在僕はアイドルマスターミリオンライブのコンテンツを主としてプロデュースさせてもらっています。

そんな僕、そしてミリオンライブを愛するすべてのプロデューサー達が心待ちにしていたイベントが、2024年2月24日、25日の2日間にかけて開催されたアイドルマスターミリオンライブ10周年記念ライブツアーの最終公演、「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10thLIVE TOUR Act-4 MILLION THE@TER!!!!」です。

タイトル通り、ミリオン10周年を記念して開催されたこのライブは、2023年4月にさいたまスーパーアリーナで行われた第一公演act1を皮切りに、7月のact2、11月のact3を経て、ついに今年の2月、その最終公演act4がKアリーナ横浜にて開催され、大盛況ののちに幕を下ろしました。

今回は、そんなact4に対する自分の思いと、ミリオンに出会ってから今に至るまで、全速力で楽しんだ2か月間の記録をここにまとめようと思います。

※本編だけで4万文字あります。
流石にまずいと思って目次はつけたので、全部読もうとしなくても自分の読みたいところだけ見ていただいて大丈夫です。
オタクが特大感情に溺れて大変なことになっている様子が見たい人は全部見た方が良いです。お前も俺と一緒に特大感情に溺れよう。



……正直後半絶対に冷静な文章は書けないと思う。
でも許してくれ、今ある思いを全力でぶつけるから。



act4のここが凄い!

前提として、ミリオンライブでは作品に登場するアイドルの数が多く、アイドルの演者さんによっては多忙などの理由でスケジュールを抑えられない方も多数存在していることから、1回のライブで全てのアイドルが参加できる機会はほとんどありません。

基本的には出演できる演者に合わせてユニット単位などの割り振りを行い、20名弱のアイドルを2日間に分けて配置することでライブを行うシステムとなっています。

そんな中、アイドルマスターミリオンライブ10周年記念ライブツアー、その最終公演であるact4。
10周年の大トリを飾るライブだけあって、day1の時点で参加するアイドルの数は歴代最多(シークレットでメンバーが追加されたライブを除く)の32人。

もう凄い

さらに最終日にはミリオンライブのアイドル、ミリオンスターズのメンバー全員、総勢39名のアイドルが全員参加するという、10周年にふさわしい史上最大規模のライブとなっています。

『MILLIONSTARS 39名』全員参戦

10年の歴史の中で、数々のライブをしてきたミリオンライブというコンテンツでも、アイドル39人が同時に参加するライブは今回が初。
まさにミリオンライブの集大成と言えるとんでもないライブなんです!!


僕とミリオンライブの始まり

最初にミリオンライブに出会ったのは、12月9日、10日に東京ドームにて開催されたアイマスとラブライブの合同ライブ「異次元フェス」というライブ。

異次元フェスへの参加動機は、「デレの担当アイドルである市原仁奈役の久野美咲さんがライブに来るから」というだけのもので、当時の僕は合同ライブやミリオンライブというコンテンツそのものに大きな興味があったわけではありませんでした。

デレマス以外のコンテンツに関しては、人並みの知識はあるとはいえ全くの不勉強。
特にミリオンに至っては、存在を知っている以外は何も知らず、楽曲はおろか、キャラの名前すら何も知らないところからのスタートでした。
嘘です、メタル桃子のせいで桃子だけ知ってました。メタル桃子ってなんだよ。

異次元フェスをきっかけにしてキャラの顔と名前を一致させられるくらいには成長しましたが、ラブライブなどのコンテンツも同時並行で勉強しなければいけない都合上時間が全く足りず、ミリオンの代名詞ともいえる楽曲『Thank You!』や『Rat A Tat!!!』すら知らない状態でライブ当日を迎えてしまっていたのが実のところです。

明確な転機となったのは異次元で連番をしてくれた友人からのLINE。

丁寧に舗装された沼への入り口

内容としては、「ミリオンact4のチケット、day1だけ余ってるからよかったら来ない?」というもの。
異次元を経てライブ現地の楽しさを思い出した僕はその誘いに2つ返事でOKし、本格的にライブに向けたミリオンの勉強を開始することになったのでした。

……お前day1だけ行こうとしてんの!!??????

※後日この行動がどれだけヤバいか悟った僕は爆速でday2のチケットを申し込み晴れて両日参加に、危なすぎだろ。


act4に向けて、ミリオンライブと俺が歩んだ2か月間

結論から書くと、ちょっと勉強してふらっとライブ行くくらいの気持ちでミリオンライブに触れた僕はそのまま沼の底に沈み、「ミリオンライブの知識を永遠に貪り続けるバケモノ」が誕生してしまいました。

偶然僕の周りにいたミリオンのオタク達も同じようなバケモノだったので、現在はバケモノ同士で小さな集落を作って細々と暮らしています。

さて、ミリオンに出会ってからここに至るまでの2か月間、楽しみながらたくさんのコンテンツを遊ばせていただきました。
そんな最高の旅の記録をここに記します。

全部に感想を書いていくととんでもない分量になってウケるので大事なところ以外は簡潔に。


1.ミリシタを始める

まぁ詳しくはこいつを見てください。

気になったコミュとかを片っ端から見まくって、気になった楽曲も片っ端から叩きました。
僕の担当アイドル、大神環との出会いもここです。
ミリシタが起点になって興味の幅が大きく広がったと言って差し支えないですね。


2.ミリアニを見る

これもまぁ詳しくはこいつを見てください。

見ておいた方がいいですよ、アニメ「アイドルマスターミリオンライブ」は……!


3.楽曲を聞きまくる

全てを喰らい、強くなる。
ひたすら楽曲を聞いた結果知らない曲はほとんどなくなり、僕のSpotifyの「ミリオンお気に入り」フォルダには全楽曲の4分の1くらいがぶち込まれています。

パンとフィルム(遺言)


4.ゲッサン版ミリオンを読む

ゲッサン版ミリオンとは、小学館の雑誌「ゲッサン」にて2014年から2016年まで連載されていた、門司雪先生が作画を担当するミリオンライブのコミカライズ作品です。

数年前からミリオンを追っかけている友人が貸してくれるとのことで読ませていただいたのですが、まずストーリーが良すぎる!
未来と静香、2人のすれ違いから翼の成長。それぞれの思いを抱いたまま始まる最後のライブ……
王道展開ながら感情を揺さぶられる熱いシーンがたくさん描かれており、最高の作品でした。

また、物語終盤でとある人物にとある演出が施されるのですが、それが本当に衝撃的で、初見時リアルに「うわぁ!」と叫んでしまったのを覚えています。

そして何より楽曲の良さ!!
ゲッサンミリオン単行本特別版に付属する特典CDに収録されているオリジナル楽曲は、『アイル』『Flooding』『君との明日を願うから』ととんでもない化け物ぞろい。
マンガ読んだ後はしばらくこれしか聞いてませんでした。
勝算なんてなくたって構わないんだよなぁ……(カスのアイル)


5.ミリオン4thライブを見る

※内容に関するゴリゴリのネタバレが含まれています
ミリオン4thライブとは、ミリオンライブ4周年を記念して2017年3月10.11.12日の3日間をかけて日本武道館で開催されたライブのことです。

僕がゲッサン版ミリオンを読んだことを知った別の友人が直接Blu-rayを送ってくださいました。

特に何の説明もなく突然家に送られてきたので普通にビビりましたが、据え膳食わぬはなんちゃらということで鑑賞。

ところでミリオンライブの始まりの歌ともいえる楽曲「Thank You!」の歌詞に、

みんなでつくったの
遅くまで残って
手作りの「ぶどーかん」
看板は虹色
呼ぶよ みんなを さあ おいでよ
Let`s sing together!

とある通り、「武道館」はミリオンにとって原点としての強い思いが込められた場所であり、そんな武道館で行われた最初のライブがこの4thライブでした。

また、当時はミリシタのサービス開始直前ということもあって、ミリシタのサービス開始と同時に登場した桜守歌織と白石紬という2名のアイドルはまだミリオンスターズには所属しておらず、4thライブは、そんなまだ37人しかいなかったミリオンスターズの最後のライブという側面も兼ね備えています。

そして最終公演である3日目の最後には、シークレットゲストとして参加日以外のミリオンスターズメンバー全員が登場し、37人のアイドル全員が武道館に勢揃いして大団円を迎える……はずでした。

というのも、田中琴葉役の声優、種田梨沙さんは病気療養のため2016年9月から活動を休止しており、療養期間がタイミング悪く4thライブに重なったことで、ミリオンスターズメンバー全員をそろえることは現実的に不可能となってしまっていたのです。

最終公演のアンコール明け、4周年記念楽曲である『Dreaming!』が終わり暗転した舞台に、ゲストを含めた36人のアイドルがサプライズで登場し、どよめく武道館。
当時のプロデューサーの感情を完全に理解しているとは思いませんが、嬉しい反面で、
「ここに琴葉も加えた、37人のミリオンスターズを見てみたかった」
という気持ちはあったと思います。

それでも最後のMCで、春日未来役の山崎はるかさんは力強く宣言します。
「いつの日か、ミリオンスターズ『全員』で、最高のステージを届けたいと思います!」

そして、始まる最後の曲『Thank You!』。
同時にステージ中央のモニターに映し出された映像をみて、会場のプロデューサーたちから凄まじい歓声が上がります。
モニターに映し出されたのは、ミリオンスターズ36人と共に『Thank You!』を歌い踊る田中琴葉の姿でした

このころにはまだ存在していない楽曲ですが、ミリオンライブを代表する楽曲であり、ミリオンライブ5周年/ミリシタ1周年を記念して作られた楽曲『UNION!!』の歌詞の中にこういうフレーズがあります。

ひとりも 手放さない
 行こう We are all MILLION!!

4thライブから伝わってきたのは来たのはそんな『UNION!!』の歌詞通り、「ひとりも手放さない」という強い覚悟でした。

これを見て耐えきれなくなった僕はその場でボロボロに泣き崩れました。

4thライブでかなわなかった夢を、6年という歳月を経て10thライブで叶える、だからこそact4は熱いんです……!!


6.ミリオン5thライブを見る

友人から「4thのブルーレイ送るね」と言われて届いた段ボールに一緒に入ってました、マジでなんで?
曰く「気のせい」とのこと、そうかなぁ?
5thは4thと違いかなりフラットな感情で見れたので終始楽しく鑑賞できたのですが、『ジレるハートに火をつけて』だけは普通に泣きそうでした。
だって琴葉もいるんだもん……
そして何より『UNION!!』の初披露。
これ初見で浴びたオタクの感想聞きたすぎる、とんでもない曲ですよこいつは。
4thを4年分の思いを乗せた重厚な物語だとするなら、5thは一瞬で過ぎ去っていく楽しいお祭りみたいな感じでよかったです。


7.楽曲のCDを買う

買いました。

ドラマCDはサブスクでは聞くことが出来ないので、とりあえずライブやミリシタのコミュなどを見て気になった奴を画像以外にも片端から買っています。
僕は百合作品(可愛い女の子同士がちゅっちゅしてる作品)が大好きなので、「夜想令嬢」と「オペラセリア・煌輝座」を見て脳が焼き切れるかと思いました。
特に「夜想令嬢」には致死量を超える「思想」が含まれているのでおすすめです。
それから志保、お前は一生口説いたり口説かれたりしろ(ミステイクマーダーの話もしている)


8.ハッチポッチフェスティバルを見る

act4を見に行かれた方なら察していると思いますが、この男奇跡的に全てが噛み合っています。
なんとact4の1週間前にハッチポッチの鑑賞会をしているのです。
簡単にこのライブについて説明すると正式名称を「THE IDOLM@STER 765 MILLIONSTARS HOTCHPOTCH FESTIV@L!!」とするこのライブは、2017年10月に日本武道館にて開催された、765プロオールスターズとミリオンスターズの国内初の合同ライブで、天海春香×春日未来、如月千早×最上静香みたいなオタクの妄想の中でしか出来なかったユニットが現実世界で実現したとんでもないライブです。
こちらのライブ、アイドルごとのイメージカラーや性格といった共通点を反映したオリジナルのユニットで楽曲を披露していくというめちゃくちゃ楽しいライブとなっています。

そりゃあそう。


9.ミリオンBNSを読む

ミリオンBNSとは、「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! THEATER DAYS Brand New Song」のことで、一迅社の隔月誌にて2017年から2022年まで連載されていた、ima先生が作画を担当するミリオンライブのコミカライズ作品です。

ゲッサン版では未来、静香、翼が中心となって物語が展開していたのに対し、BNSでは百合子、桃子、このみの3人からなる作中オリジナルユニット「Fleurs(フルール)」が中心となって物語が進んでいきます。

特筆すべきは「キャラへの踏み込みの深さ」です。
アイドルが内に秘めている悩みや葛藤といった醜い部分をあえて浮き彫りにし、それでも仲間の助けや自身の成長を経て前に進んでいく彼女たちを描くことで、アイドルたちの魅力を最大限に引き出してくれています。
終盤の桃子の過去にまつわる話が特に秀逸なので、気になった方はぜひ。

そして作中オリジナル楽曲である『わたしは花、あなたは太陽』、これが本当に良い。
1つ欠点があるとすれば、「何故か各種サブスクで配信されていないので実物のCDを手に入れる以外に視聴方法がない」ことです。

あまりプロデューサーを舐めるなよ……!(友人に土下座して借りた)


ついに迎えたact4.day1

そんなこんなであっという間に時間は過ぎていき、いよいよ待ちに待ったact4.day1の日がやってきました。

異次元終わってからずっとこれ(カスのフリーレン)

当日は物販と会場周辺で行われていたコラボイベントに参加するために早めに現地入り。
友人たちと合流した後、お散歩しながらみなとみらい周辺の施設に設置されたイベントスチルの展示を見て回りました。

「まつりと環だ!」っていいながらウキウキで記念撮影する俺

一通り回った後は物販へ。
事前物販もあって環のペンライトだけは購入していたのですが、2月末に控えていたイベントが多すぎて出費がかさみ、金欠になることが確定していたため、前日まで最小限のグッズ以外は買わなくてもいいか……と考えていました。

あまりプロデューサーを舐めるなよ。

冷静に考えて最小限の物販で満足できるわけないだろ。
ここで買わずに後悔するくらいなら全部買って破産した方がマシです(そんなことはないです)

というわけで金額なんか見ないで欲しいものを全部カートにぶち込んで購入。
買ったTシャツをそのままインナーに着こんでお散歩する浮かれっぷりを披露することとなりました。

開場までの待ち時間にミリオンライブとお散歩アプリ「Locatone」とのコラボイベント、「ミリオンおさんぽツアー in みなとみらい」をやっていたのですが、アプリを起動しながらみなとみらいの観光地に配置されたチェックポイント地点を通ると、そのロケーションに応じたアイドル達のミニボイスドラマを聴くことができてめちゃくちゃ良かったです。

正直舐めてた、楽しかったです

そうこうしているうちに開場時間となり、いよいよact4.day1が開演しました……!

act4.day1感想

↓セットリスト

https://imas-db.jp/song/event/million_10th_act4_day1.html
アイマスDBより引用

1-1.Welcome!!

ミリオンライブ1周年を記念して作られた楽曲。
もともとリアルライブでの披露回数が少なく、さらにact1からact3までで一度も披露されなかったことから、「ここでやらなきゃいつやるんだ!?」とプロデューサー全員が思っていた曲だと思います。
まさしく「ここしかない!」というドンピシャのタイミングで披露してくれました。

特筆すべきはやはりアイドル32人が歌い踊る圧巻の景色、感無量です。

……て、は?32人全員個別の新衣装!!!!???????

本来なら全員共通の周年衣装などで披露されるはずの冒頭全体曲、今回はなんと32人全員がアイドルごとに個別の新衣装で登場したのです。
しかもこの衣装、ミリシタで実装されているソロ曲に対応した衣装の再現衣装となっており、それぞれのアイドルの特色を最大限引き出すことができる衣装になっていました。

あとなんか全員セカンドヘアースタイルの髪型だったんですけど!!?

開幕から感情が決壊して何回かタオルで目をぬぐいました。
act4が『Welcome!!』(ようこそ!!)で幕を開けるの最高だったなぁ!!

1-2.Legend Girls!!

ミリオンライブ最初期の楽曲。
ミリオンライブにとっては『Thank You!』などと並ぶ「はじまりの歌」であり、歌詞の中にはこれから訪れる輝く未来への憧れや期待が込められています。 
まさに最終公演の始まりにふさわしい楽曲といえるでしょう。

また曲の中には、

ここからはじまる伝説へLet`s join
みんなで目撃者になろう

という歌詞があるのですが、今まさに僕らがミリオンライブ10年間の歴史という伝説の目撃者になろうとしてるわけです。
10年越しの伏線回収ってことですか!?

1-3.AIKANE?

オタクの喉を開かせたいならアカネチャンの出番だよなぁ!!?

まず今回のact4について、セトリ予想をするプロデューサーの間では「尺の都合でソロはやらない派閥」「day2で初めてツアー参加する演者のためにソロは(最小限でも)やる派閥」という二大勢力による議論が繰り広げられていました。
そんな中、運営側が用意した答えは「メドレーで全部やる」です、天才すぎます。

そしてなんとこの曲は、10thライブのact2において披露機会があった楽曲です。
ということはこの先必然的に「ツアーで一度披露した曲もやる可能性がある」ということになります。

この時点で、「ソロはやらないし10thで1度披露があった曲は当然やらない派閥」だった僕は木の下に埋まりました。

まぁでもコールは馬鹿楽しいしアカネちゃんもいつもより嬉しそうだったのでとっても良かったです。

1-4.FIND YOUR WIND!

全てを察し僕「あ、これ今から全員の一番強いソロ曲で殴られるんだぁ……」

無力なオタクである僕はされるがまま情けない声でつぶやくことしかできませんでした。

この歌は麗花の圧倒的な歌唱力を肌で感じることが出来る楽曲で、サビにかけての盛り上がりは、本当に目の前にどこまでも伸びる青い空が広がっていくような景色を想像させてくれます。

担当補正を抜きにすると、僕は麗花の歌うこの『FIND YOUR WIND!』が全ソロ曲の中で一番好きなので、開幕から圧倒的歌唱力で殴られたことがめちゃくちゃ嬉しかったです。

1-5.Only One Second

歌唱力の全力パンチその2
この曲も紗代子のソロの中では特に好きな曲(強いソロしかやらないのでそれはそう)なので、最高にブチ上がれました。

紗代子もかなり歌が上手い部類のアイドルなので、その歌唱力を活かしたソロ曲が多いんですけど、その中でもこの『Only One Second』は特に紗代子の内にある情熱の部分が前面に押し出されていて、聞いているだけで心揺さぶられる感覚があります。

まるで紗代子と、演者である駒形友梨さんのこのライブにかける思いが直接伝わってくるような、魂が震える歌でした。

1-6.SUPER SIZE LOVE!!

ひぇ~もうおなか一杯だよ~!?

ここまでの開幕ソロ4連、小学生が作ったコストがバカ高いカードしか入ってない最強デッキです。

なんで最初のブロックで「おかわり」してるんだ俺!?
もしかして知らない間にもう中盤か!?

ずっとこんなことばっか考えてました。

佐竹美奈子の代名詞といってもいいこの『SUPER SIZE LOVE!!』という曲。
最大の特徴は、曲の最後で行われる「おかわりー!!!」というコール。
ショートverということもありコールのタイミングで若干の読みあいが発生しましたが、無事全力の「おかわり」を美奈子に届けることが出来ました。

おかわりー!!!

1-7.ゲキテキ!ムテキ!恋したい!

CDシリーズ「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER FORWARD」(LTF)の楽曲。
4th.day1での披露が最後ということで実に7年ぶりの披露ということになります。
この曲が属する天体公演シリーズは人気の曲も多く、様々な曲にact4で披露される予想がされてきましたが、まさかの開幕『ゲム恋』です。
流石にわかるわけないだろ!

あ、でも全然嬉しいです……てかめっちゃ嬉しいかも……うわっロコ可愛い……おぉ……すげ……

1-8.ショコラブル*イブ

オタク特攻Lv1000000

こんなんオタクが嫌いなわけあるか!?
オタクにはこの曲がめっちゃ好きな奴と大大々好きな奴と好きなんだけど恥ずかしくて嫌いな振りしてる奴しかいねぇよ!!

全員可愛すぎて終わり、8曲目で死にたくはなかったのですが『ショコラブル*イブ』ではどうしようもありません。

ところで、曲の最後に「好きです!付き合ってください!」というアイドルからの告白のセリフがあるのですが、今回の披露ではそのセリフ部分が「大好きだよ、10年間ずっとね!」というセリフに改変されていました。

セリフ終わりに周囲から潰れたヒキガエルみたいな断末魔がたくさん聞こえてきましたがたぶん気のせいだと思います。

1-9.花びらメモリーズ

CD「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 聖ミリオン女学園」の楽曲。
これは僕もよくわかってなかったんですが、ミリ女ってどこのCDシリーズにも属さない単独の作品なんですね。
ミリシタ内で格ゲーができることでも有名(?)な作中劇、「聖ミリオン女学園」のテーマ曲です。

いや、てかカッコ良すぎなんよこの曲。
ミリオンライブはなんでこれを格ゲーにしようと思ったかだけ説明してくれ。

主に格ゲーのせいでトンチキな印象を抱かれがちな「ミリ女」ですが、曲自体はとんでもなく強いなので油断しているとぶち抜かれます。
僕は全く油断してなかったはずなのに気づいたら敗北していました。

1-10.スペードのQ

いいのぉ!?
これも普通にやるわけないと思っていたのでイントロがかかったとき変な声で叫んでしまいました。
ヤンデレモードの全員の破壊力ヤバすぎます……
ですが「オタク君ってこういうのが好きなんでしょw?」みたいな見え見えの魂胆が透けていて非常に不本意です。当然大好きだが?

完全に余談ですが、連番だったデレの佐久間まゆPからこの曲がリリース当初まゆP界隈で話題騒然だったことを聞いて笑ってしまいました。
確かに。

1-11.Border LINE→→→♡

この曲を一言で表すなら「the百瀬莉緒」です。
莉緒のソロ曲は3曲目のこの曲に至るまで全てが「思い人からのメールの返信を待つ失恋の歌」となっています。
その中でもこの曲はそんな苦い思い出を歌う歌詞の中に

私の気持ちを全部“既読”して
大人の服を着てる 子供なのよ

といった、莉緒の本質に踏み込んだ歌詞があるのが秀逸です。
莉緒ねぇはそういうところが可愛いのよ……!!

1-12.オレンジの空の下

豊川風花のソロ曲。
風花さんといえばそのセクシーな肢体のせいでミリオンのお色気担当やいじられキャラとしてのイメージがありますが、そんな彼女が歌う『オレンジの空の下』はまさに彼女が目指す「清純派アイドル」の姿そのものなんです!

明日もいいことありますように

っていう歌詞が本当に風花さんらしいというか、風花さんは日常にある小さな幸せを、ちゃんと素直に幸せだと思える感性を持っているんだと思うんですよね。
すごく綺麗で、透き通った歌でした。

1-13.STEREOPHONIC ISOTONIC

僕はロコが好きです(突然の告白)
僕のミリオンでの担当は環ですが、担当ではないけれど特別に好きなアイドルが2人いて、その1人がロコです。

当然この曲も大好きな曲なんですが、大好きだからこそ、間奏にあるとんでもない長文早口セリフパートに差し掛かった時、「失敗しないでくれ……」と祈るような気持ちで見守っていました。

ロコの言葉って正直奇抜で、日常会話で使おうものならまず間違いなく他人から距離を置かれてしまうものです。
でもアイドルという世界の中では、それは誰にも真似のできない「個性」へと形を変えます。

僕はそんな、自分を信じて、自分という「個性」を貫き続けるアイドルのことが大好きで、ロコが今日見せてくれた景色は、まさに僕の好きなロコだからこそ表現できる世界だったと思います。

見たかロコはすげぇんだぞ!!!

1-14.マイペース☆マイウェイ

のり子の曲はとにかく元気をもらえるというか……何かで挫けた時に立ち上がる勇気をくれる曲だと思うんですよね。

出ただけで開場のボルテージが1段階上がるって、それはのり子以外にはできないことだと思うんですよ。

「マイペース☆マイウェイでいこう!!!」

だからこそ、フレーズの最後で声を高らかに上げるのり子が最高なんです。

1-15.おまじない

僕はミリシタを始めてすぐのころ、可奈のことが苦手でした。
突然リズムの取れてない歌を歌い出す能天気なところがちょっと苦手で、第一印象で「もしかしたら好きになれないかもな……」と感じたこともすらあります。

そんなある日、「ミリオンライブと真剣に向き合うなら見ないといけないな」と、今までずっと手を出さずにいた映画「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」を視聴したことが、僕が可奈への印象を大きく変える出会いになりました。

誰よりもアイドルへの憧れが強くて、ほかのアイドルの何倍も笑って泣いて……彼女もまた、年頃の少女らしいたくさんの悩みを抱えていて、それでも前に進んでいる。
可奈のへんてこな歌は、そんな自分や仲間に元気と勇気を授けてくれるとても優しい歌なんですね。

映画を見て以来、僕は彼女のことが大好きになってしまい、今では彼女の歌にたくさんの元気をもらっています。

約束だよ!

最高の約束だったよ!!

1-16.旅立ちのコンパス

個人的にはあまり馴染みがない曲だったのですが、聞いた瞬間「浅くて本当に申し訳ありません」という感情以外沸かなくなってしまいました。
良い曲すぎるし衣装が可愛すぎます。

次はどこへ行きましょう
未来という無限の地平線

って歌詞がめちゃくちゃいい!
このライブで終わりじゃなくて、その先もまだまだ物語は続いていくんだよってことを僕たちに教えてくれてるんですね。

1-17.Harmony 4 You

ミリオンライブ8年目に制作されたミリシタ4周年記念曲。
正直な話「ここで来るの!???」と思っていました、周年曲を使うにはあまりに早すぎる。
しかも全員歌唱とかじゃなく3人での歌唱に「そんな使い方していいの!?」とも思ってしまいました。
周年曲をライブ前半のブロックで3人だけに歌わせるって冷静にとんでもないことをしてるし、裏を返せばそれが許されるくらいその先のセトリが最強だということです。怖いよ。

そんな「Harmony 4 You」ですが、歌唱メンバーが3人なのにはちゃんとした理由があって、歌織役香里有佐さん以外の2人は当時の8thライブでこの楽曲に参加することが出来なかったメンバー達なんですよね。
そんなところまで回収していくのすげーよミリオンライブ。

1-18.CHEER UP! HEARTS UP!

ジュリア以外何にも覚えてない。
カッコいい奴には無限に可愛い曲を歌わせろ。
ギャップで世界を焼き尽くせ。

1-19.夢みがちBride

僕はこの曲を「それぞれのアイドルの一番かわいいところをダイレクトに浴びれる曲」だと認識しているのですが、いかがでしょうか?
セリフチックな歌詞が続くので、アイドルごとの個性がはっきりと出るんですよね。

いつもより気持ち関西訛りの強い奈緒ほんとに助かる。
今はまだ技術の進歩が追い付いてないけどいずれ癌とかにも効きます。

1-20.絵羽模様

この曲は今回のライブで聞いてめちゃくちゃ好きになった曲で、エミリーの持つ大和撫子への憧れや、未来に抱く希望が鮮明に伝わって、すごく綺麗なだなって。

僕の連番だった方はミリアニとゲッサンミリオンを見て一緒に来てくれたデレPだったのですが、「雰囲気だけであの子がエミリーだってすぐわかった」と言っていてなんだか僕も嬉しくなってしまいました。

個人的性癖ポイントなんですが、エミリー役の郁原ゆうさんが眼鏡をつけているのがまたいいんですよ……!!
意図してやっているわけではないと思うんですが、それによってエミリーの雅な雰囲気がより伝わりやすくなっているというか……!

1-21.あのね、聞いてほしいことがあるんだ

ひなたのソロが始まるとき会場がりんご色の赤に染まるの実はすごい好きなんですよね。
赤って結構カッコいいアイドルに使われがちなイメージカラーだと思っていて、ひなたはどちらかというと小っちゃくて可愛い部類なので最初にイメージカラーを知ったとき少し意外だった記憶があります。

でも、そんなひなたが少しでもふるさとからの力を貰えるようにって願いからプロデューサーたちが赤を振ってると考えるとめちゃくちゃエモくないですか?
きっと誰よりも故郷のことを大切に思っているひなただからこそのイメージカラーなんだろうなって。

そんな赤に染まるKアリーナで、『あのね、聞いてほしいことがあるんだ』を歌うひなたの歌声は、あったかくて優しくて、すごくいい意味で、何年たっても変わることのない良さがあったように感じました。

1-22.アニマル☆ステイション!

まぁまぁ意味不明な話なので理解しないままで聞いていただいて大丈夫なのですが、僕は『アニマル☆ステイション!』という「たくさんの動物がモチーフの、ちびっ子が歌っている曲」のことを、デレの担当アイドル市原仁奈が歌うソロ曲との共通項から、「ジェネリック仁奈」と呼んでいるため、ソロ曲の中でも非常にお気に入りの曲でした。

まぁそんな「激キモエピソード」を抜きにしてもすごい楽しい曲なんですけどね。
動物の鳴き声がコールに入ってる曲ってなんであんなに楽しいんでしょうか?俺たちが根源的に獣だからか……?

この曲が来たら全力を出すと決めていたため、イントロが流れた瞬間から覚悟を決めて全開でコールすることが出来て超楽しかったです。

はぁ……はぁ……マジで疲れた……
まぁここで死んでも悔いはない……かな……?

1-23.たんけんぼうけん☆ハイホー隊

ちょっとだけ待ってください(蘇生)
大変なことが起きてしまいました、こんなの担当の曲が2曲連続で来たようなものです(※違います)

『たんけんぼうけん☆ハイホー隊』は環役の稲川英里さんが体調不良で参加できなかった10thライブのact2で本来披露する予定だった曲です。

みんな みんな ともだちだ!

って部分、環が誰とでも仲良くなれる明るい性格なのを表していると同時に、田舎暮らしであまり友達を作れなかった過去から、アイドルになることで出来たたくさんの友達と、これからもたくさんの友達を作っていく未来への喜びが、満開の希望になってこの歌詞に表現されていると思うんですよね。

あの時、俺(お前)が環のおやぶんになれたから、環はきっとこの先も、みんなにたくさんの笑顔を届けながら進んでいける。
ずっと弾けるような笑顔で楽しそうに歌う環を見て、あの日環に出会えて、環の担当になって本当に良かったと心の底から思いました。

俺の声が、環に届いたかどうかはわかりません。
それでも、後悔だけはしないようにと全力で自分の声とオレンジの光を環に届けました。
わかっていたことですが、ここまでの流れで力を使いすぎて本当に限界が来ました、お迎えの方がすぐ目の前まで走ってきています。
今度こそここで死ぬなら悔いはないか……

1-24.流星群

すみませんもう少しだけ待ってください(蘇生)
ハイホー隊で精魂尽き果てた状態で聞き覚えのあるギターの音色が聞こえた時、冗談とかじゃなく「これ本当に死ぬかもな」と思ってしまいました。事実上の走馬灯です。

ライブ映像などで何度も見たジュリア役愛美さんのギター生演奏ですが、実際に現地で見たのは初めての経験だったのでめちゃくちゃ楽しかったです。

ジュリアは流星群の最後のフレーズに圧倒的歌唱力でアレンジを加えて遊ぶ傾向にありますが、今回の溜めに溜めてゆっくりとメロディを落としていくアレンジも最高でした。

1-25.昏き星、遠い月

もうおわかりでしょう?その通り、僕たちはおしまいです。

流星群までで疲労困憊のオタク君たちを尻目にしれっと演劇が始まって一周回ってウケました。

そしてさらに今回の披露は、間奏の合間にドラマCD本編のセリフなどを入れつつ、キャラの掛け合いに動きをつけることで実際の作中劇を再現する最強豪華仕様です。

個人的な話、僕の周りのミリオンのオタクに「夜想令嬢」への特大感情オタクがいるのですが、その方の強いススメでドラマCDを聞いておかげで劇の解像度を100万倍にすることが出来たので本当に良かったと思っています。

1-26.dans l'obscurité

なんだこのブロック!???
ミリオントップクラスの人気曲が気軽に飛んできます、終わりだ終わりだ。

この曲はリリースされた2019年から、ライブでの披露機会こそあれどオリメン全員での披露機会に恵まれず、なんと今回が初のオリメン披露となります。

そして今回の披露で語るべきはなんといってもメンバー5人による口上!

悠久を 永遠を 彷徨ってきた
それは封じられた記憶 偽りの姿
歪んでいく景色と 手の中に残る感触
真実を知るまでは 安寧に微睡む けど 知ってしまえば……
私たちは背く そして逆行の運命を 不可逆の鎖を砕く 
目覚めよ Chrono-Lexica!!

うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!
ついに目覚めた完全体Chrono-Lexicaの姿、まさに圧巻です。
とりあえずいつでも目覚められるように口上は全文暗記しておこうと思います、カッコいいので。

1-27.きまぐれユモレスク

箱崎星梨花の領域展開。

正直、予感はありました。
各アイドルの一番強いソロ曲が出てくるこのメドレー、なら、星梨花のソロは……?
そうです、可愛い系ソロ曲の最強格『きまぐれユモレスク』の殴り込みです。

星梨花役麻倉ももさんの歌も衣装もしぐさも全部可愛くて、聞いてる間「脳が溶けちゃうよ~」ってずっと思ってた気がします。おわりだよー(o・∇・o)

今回、メドレーということでショートバージョンの披露だったことから「フルだったら間違いなく命を落としていた」というオタクの意見が大多数を占めていました。同意見です。
まぁ、「ここで死んでもいいからフルで聞かせてくれ」という意見のオタクもたくさん見かけましたが……本当に同意見です。

1-28.ローリング△さんかく

桃子、お兄ちゃんが絶対幸せにするからな。
普段は高いプロ意識から周りの人間にきつい態度で当たってしまうことも多い桃子の精神的な葛藤と、そんな自分を克服して成長していく桃子の強さを表現した大好きな曲です。

「前半戦でUO使いすぎた……多少はセーブしないと……」とか考えてたのにイントロが流れた瞬間にUOを3本へし折って掲げました。

この曲にはそのタイトルにちなんで、ペンラやUOで三角形をつくって掲げるという特殊な応援方法があるのですが、5thのBlu-rayではじめてその光景を見たときから、会場の三角の一部になることが夢だったので、今回その夢を叶えることが出来て本当にうれしかったです。

act4の三角は盛り抜きでこれの10倍くらいあった

ちなみにミリシタのMVではそんなライブシーンも完全に再現されています。
オタクの解像度が高すぎる。

1-29.ライアー・ルージュ

自分にとって北沢志保は総合値のアイドルです。
何でもある程度出来るから何をやらせても形になる。
可愛くてもカッコよくても、子供っぽくても大人っぽくても似合っちゃう。

そんな志保が今回選んだソロ曲は、彼女にとって最初のソロ曲『ライアー・ルージュ』でした。

志保のベースの性格は大人っぽいので、この曲はそんな志保の成熟した魅了を存分に引き出すことが出来るんですが、志保自身、大人という存在に無理に背伸びして手を伸ばしている部分があるからこそ「嘘で隠した本当の自分」というこの曲のテーマがピッタリなんですよね。

そして今回披露された『ライアー・ルージュ』には、さらにそこへ10年という歴史が上乗せされて、成長した志保の新しい一面を見ることが出来たんじゃないかと思っています。

1-30.透明なプロローグ

百合子のソロ曲ですが、まず曲タイトルが良い!
『透明なプロローグ』って、まだ何者でもない自分と、これから何にだってなれる自分という物語の始まりを表す言葉としてこれほど適切なものがありますか?
そしてこの曲を10周年の最後にやるということの意味ですよ!

間違いなく百合子はこの10年で「本物のアイドル」になりました。
そんな彼女の歌う『透明なプロローグ』は、原点に立ち帰ると同時に、そこからもさらに物語は進んでいくんだという「これから」の物語のプロローグでもあるんですよね。

どこまでも続く物語を、これからも俺たちに見せてくれ。

1-31.Super Lover

満月の夜が舞台の楽曲で、今日が本当に満月の夜なの話が出来すぎです。

奈緒といえば、「明るい」や「元気いっぱい」という印象が真っ先にくるアイドルで、こういったセクシーな曲調の楽は、一見するとあまり奈緒らしくない印象を受けます。

しかし、これこそが横山奈緒の本領発揮。

美奈子とのユニット曲『Super Duper』然り、奈緒にはこういう妖艶でカッコいい曲がめちゃくちゃ合うんです!
そしてセカンドヘアースタイル奈緒の破壊力……!!
僕は奈緒役の渡部優衣さんのことをわき出しへそ出しのえっちな衣装といつものサイドテールで認識している(最悪)ので、突然髪を下ろした長髪の美少女が出てきて奈緒の曲を歌い始めたとき混乱しすぎて普通に「???」となってしまいました。気づけ。

1-32.矛盾の月

そっち!?
花咲夜が来るとしたら間違いなく『百花は月下に散りぬるを』だと思ってたので完全に肩透かしを食らいました。
しかし『矛盾の月』、それもまたいい……

花咲夜はエミリー、紬、朋花の「和」をモチーフにした三人によるユニットで、その特性上、楽曲で扇子を使ったパフォーマンスが行われるのが特徴的です。
これがめちゃくちゃカッコいい!
コンセプトがわかりやすいし、何よりライブ映えします。

花咲夜とかいうユニット、かなり「出れば勝ち確」みたいなとこありますね。

1-33.カワラナイモノ

運営からの特大感情メッセージソングです(個人の見解)
いや冷静に

出会えた奇跡に、ありがとう
ずっと大人になっても変わらない
ずっと大人になっても
一緒にいられますように
永遠だよ

とかいう歌詞が特大感情以外のなんだっていうんですか?

10年という月日の中で、アイドルもプロデューサーもそれぞれが大人になって、それぞれの人生を歩んでいると思います。
そんな中で、積み上げてきた「思い出」と、大切な人を思う「気持ち」だけは、どんな人にも変わらず胸の中にあるものなんですよね。

でも33曲目でオタクの情緒をめちゃくちゃにしてどうする。

1-34.カンパリーナ♡

情緒が!!!
テンションどうした???
俺はどんな顔してこの曲を聞けばいいんだ?????
さっきまで「出会えた奇跡にありがとう」してた人たちが「最高なロマンスに乾杯!」とか言い出して会場も大混乱です。
こうなりゃヤケということでノリノリでペンラ振ってました。
小癪にも超楽しいのが困る。

1-35.クルリウタ

MC「次の曲も盛り上がっていきましょー!」
イントロ「延延繰るりー怨狂りー」

なんで?

ついに正体現したね、トンチキミリオンライブシリーズから「本当は怖いミリオンライブ」(そんなものはない)の楽曲です。
ここら辺のブロック、マジでオタクをどうしたいのかが全く分からなくて正直曲よりそっちの方が怖かったです。

ライブステージ中央のモニターに流れる映像がめちゃくちゃ凝っていて、画質などをあえて落としたガビガビのモニターにアイドルの姿を映すことで、実際のホラー映画のような映像を作り出していたのが印象的でした。

1-36.赤い世界が消えるころ

だからなんで???
ライブで熱い曲が来た時って基本イントロで歓声が上がるんですけど、ここだけは歓声の中に「えぇ……」みたいな動揺の声が混じってた気がします。それはそう。

そんで普通にいい曲なのがちょっと癪です。
そもそもact4でお出しされるレベルの曲なんて全部バケモノなんですけど。
だからって本物のバケモノが出てくる曲にしないでも……

可奈の「みぃつけた」普通に怖すぎて声出た。

1-37.DIAMOND JOKER

うわぁ、突然正気に戻るな!
流石の最終ブロック、ミリオンライブが誇る最高火力を惜しげもなくぶち込んできます。

最近風呂場でずっと口ずさんでたくらいには好きなので最高でした(何の話?)

……ところでオリメン2人がいないせいで翼と恵美による強めの思想曲みたいになってませんでしたか???
オリメンがいないことを逆手に取ろうとするな。

1-38.電波感傷

オタク、大歓喜。

オタクの感度が良すぎるせいで、暗くなった照明を貫通して2人のシルエットが見えた瞬間から歓声通り越して怒号が上がってました。

全プロデューサーから満場一致で「act4でやらないわけないだろ!」という評価を受けていた天体公演シリーズの大人気曲です。

そもそも天体公演シリーズとは、ミリシタのサービス開始以前の2016年12月~2017年2月にかけてミリオンライブで展開していたCDシリーズ「LIVE THE@TER FORWARD」(LTF)を基にしたミリシタのゲーム内企画であり、紬と歌織がミリオンスターズに加わる以前に展開されたシリーズであったことから、そこに2人が加わる可能性は0でないとはいえ限りなく低いと考えられてきました。
そんな中、2023年4月に発表されたのが、紬と歌織の2人からなる天体公演ユニット「オフィウクス」による新曲『電波感傷』だったのです。

先ほどの『DIAMOND JOKER』とは違い、こっちに関しては明確に大量の「思想」が盛り込まれた楽曲なので気軽にオタクの情緒を破壊することが出来ます。

そもそも思想とか関係なく意味不明なくらいカッコいい曲なんですよね、そこに思想なんて含ませちゃダメだろ。

とりあえずUOが何本か消し飛んだことは覚えているのですが、それ以外のことは全然覚えていません……

1-39.Marionetteは眠らない

歌唱メンバー:伊吹翼、北上麗花、ジュリア、(星井美希)
↑いったい何を考えているんだ!?

全ステータスカンストみたいなやつらでユニット組んでるの意味不明すぎる、寿司とカレーと唐揚げとハンバーグしかないバイキングか?

当然ブチ上がり大満足だったわけですが、めっちゃ個人的な思想の話、この曲は美希が揃って初めて完成する曲だと思っているので、いつか美希も揃った完全体の「Marionetteは眠らない」をこの目で見てみたい気持ちがあります。
どっかで見せてくんねぇかな……

1-40.シークレットジュエル 〜魅惑の金剛石〜

こっちもやってくれるのぉ!
楽曲のカテゴリー的には『DIAMOND JOKER』と同じカテゴリーの曲だと思っていたため、完全に油断してました。
次項で詳しく書きますがこの時点で、MTSのダイヤ枠は『DIAMOND JOKER』で回収してますから、こっちがセトリに組み込まれた理由ってつまり、シンプルに火力が高いからだと思うんですよね。
勘弁してくれ。

1-41.Shamrock Vivace

『スぺQ』でスペード、『CHEER UP!』でハート、『DIAMOND JOKER』と『シークレットジュエル』でダイヤ、とここまでCDシリーズ「MILLION THE@TER SEASON」(MTS)の楽曲を回収してきたわけですが、クローバーは……?

『Shamrock Vivace』しかないですよね!!!!
文句なしの最高火力が炸裂です。

この曲は、全体曲を抜きにすると僕の現時点で一番好きな曲です。
だからこそ唯一心残りがあるとすれば歌唱メンバーに環がいなかったことですが、それでもやってくれて嬉しかったことに変わりはありません。
歌詞もメロディも何もかも全部が大好き!
唯一の欠点はUOがとんでもない勢いで消滅すること。

1-42.EVERYDAY STARS!!

全員やんのぉ!!!???
ミリオンライブにおけるアイドルの自己紹介曲といえばこの『EVERYDAY STARS!!』なわけですが、act4前に冗談で友人と「EVERYDAY STARS!!やったら最高ですよね、まぁ尺的に全員分やれるわけないし無理かw」みたいなことをしゃべっていた記憶があります。

だからどうした?やろうぜ全員分。

ミリオンライブが最高であることを確信した瞬間でした。
曲流れた瞬間の歓声凄まじかったです。
インターネットで誰かも言ってたんですが、day1の締めくくりを

聞きなれたブザー鳴り響いて
明日も見れるかな 光の海

で終われるのがめちゃくちゃいいんですよ。
自己紹介曲だしやるなら開幕かな?とか思ってましたけど最後だからこそこの歌詞が刺さるんですよね。

過去の俺へ、マジで全部やったよ。
でもいくら環に言われたからって虫かごは持ってっちゃだめだよ。

1-43.Crossing!

10thライブのアンコール明けはこの曲がなきゃ終われないよなぁ!
ミリオンライブ10周年記念楽曲『Crossing!』です。

歌詞の中には、「Thank you!」「シアターデイズ」「UNION!!」といった、これまでの周年曲のタイトルとして使われたフレーズがある他、10年という月日の中で、アイドルとプロデューサーそれぞれにあったであろうストーリーが巧みに表現された最高の楽曲となっています。
全部を語ろうとするともう一個新しく記事を作らないといけない気がするので、とりあえず一回聞いてみてください。聞けば全部わかる。

day1のセトリは基本的に「楽しい」曲が多めに入れられており、僕自身も「day1では泣かない」と勝手な意地を張っていたのですが、32人が一堂に会した『Crossing!』を見て、明日39人全員がこの舞台に立つ姿を想像してしまった結果全く耐えることが出来ませんでした。

1-44.Rat A Tat!!!

『Thank you!』じゃ、ない!?

正直、Kアリーナにいたプロデューサーのほとんどが思ったと思います。
ミリオンライブの周年ライブは、一部の例外を除きほとんどのライブをミリオンライブの一周年記念曲である「Thank you!」で締めくくります。
当然今回のラストも「Thank you!」だろうと思っていたところに発表されたラストの曲は、まさかのアニメミリオンライブOPテーマ『Rat A Tat!!!』でした。

10周年という節目、普通のコンテンツなら、そこが一つのゴールになって、走る速度を少し緩めたっていいはずです。
でも、ミリオンライブは違う。
10年をかけてやっとアニメ化まで辿り着いたミリオンライブにとって、今日という日は終わりの日なんかじゃなく、その先に続く新たな物語のはじまりの日なんです。
だからこそ、day1のラストを、ミリオンライブにおける新たなはじまりの歌である『Rat A Tat!!!』で終える。
……最高じゃないですか!
まぁここら辺の僕はぐちゃぐちゃに泣いていてそれどころじゃなかったんですけど……


そしてact4.day2、最終公演へ……

day1終わりに友人プロデューサーたちと集まって軽く打ち上げをした後、連番者の家で一泊させてもらい、朝一で自宅に帰ってシャワーや荷物の整理などを済ませて11時ごろ会場へ。

物販整理券が当たった友人から代購していただいて、前日の物販で買い損ねたグッズを受け取った後、全員で記念写真を撮りました。

お世話になった方々と一緒に、本当にありがとうございました!

その後、周辺に宿を取っていた友人たちと別れて前日回り切れなかった「ミリオンおさんぽツアー in みなとみらい」の続きと、対象店舗で商品を購入するとノベルティがもらえるミリオンライブと名鉄観光のコラボイベント、「アイドルマスター ミリオンライブ!×M♡M」

対象店舗で500円以上買い物するごとにアイドルのメッセージカードがもらえる

に参加するべくお散歩へ。
あいにくの雨模様だったのですが、どうせ帰りは涙でびしょぬれなので誤差みたいなもんです。

楽しそう

お前ほんとそういうとこだぞ

ノベルティ目当てでいろんなところを回りながら買い物したんですが、雑貨買ったり服買ったりパフェ食べたり、普通にただ横浜観光しに来た人みたいになっててウケました。

お散歩ツアーも無事完遂し、いよいよ、10thライブツアー最終日、act4.day2が開演したのでした……

act4.day2感想

↓セットリスト

https://imas-db.jp/song/event/million_10th_act4_day2.html
アイマスDBより引用

2-1.Rat A Tat!!!

act4は『Rat A Tat!!!』で終わって『Rat A Tat!!!』で始まる!

ライブの冒頭曲にはアイドルの全体曲が使用されるため、必然的に冒頭曲はミリオンスターズ全員が揃って披露する初めての楽曲ということになります。
※歩役の戸田めぐみさんは『ユニゾンビート』の項で後述する持病の都合により参加していなかったため、厳密には38人での披露となっていました

day2最初の曲はプロデューサーの間でも様々な予想がされていて、僕も個人的な予想で4周年記念曲の『Brand New Theater!』が披露されるのではないかと考えていました。

そんな中で、一度披露した『Rat A Tat!!!』を最初に持ってくる意味。
再三言ってきましたが、やはりact4は「はじまり」という言葉を一つのテーマとして掲げているのではないかと思います。

ミリオンスターズが揃って最初に迎えるのは、新たな物語のはじまりなんですよね……!

両日に披露された『Rat A Tat!!!』は、「これからもミリオンライブはあなたと共に走り続けます!」というメッセージのようにも感じられました。

こうして改めて冷静に言語化しているわけですが、現地で実際見た時は感情ぐちゃぐちゃでずっと泣きながら叫んでました。

ミリオンスターズの『Rat A Tat!!!』ですよ……!ここで全力出さなきゃ噓でしょ!!!

2-2.サウンド・オブ・ビギニング

その手があったか!!
冒頭曲が終わった2曲目、day1でいうところのLegend Girls!!に当たる枠です。
ここも友人間で様々な議論が繰り広げられていたのですが、核心に至る曲を見つけられないままday2を迎えていました。

「みんなー、始まるよー!」

『Rat A Tat!!!』が終わり、そんな琴葉のセリフとともに聞こえてきたのは『サウンド・オブ・ビギニング』という曲。
名前の通りの「はじまり」の歌です。

ねえ なにが始まるだろう
予想できたことないね

滅相もございません、わたくしごときがセトリを予想するなんてなんとおこがましい。本当にすいませんでした。

JUNGO(このライブの演出家)とのセトリ予想バトル、day1は4曲目の時点で敗北させていただいたのですが、day2に関しては2曲目で完全敗北を喫してしまったため勝負にすらなっていません。プロってすごい。

なんといってもこの曲、田中琴葉がセンターなんですよね!
4thの文脈を受けてから、琴葉で始まる10周年、なんなんだこれは。
嬉しくて楽しくて、この時点で「来てよかったなぁ……」とずっと思ってました。

2-3.Star Impression

もう!??流石に早すぎます!!

ミリアニ発のユニット、Team1stによる楽曲『Star Impression』です。
いや、これ、どんなに早くてもブロックの最後とかに配置する曲ですよ(個人の見解)
それを3曲目って……3曲目ぇ!?

てか待って、Team1st全員いるんだけど!!
いやそりゃそうじゃん、2nd~8thまで全員揃ってんじゃん!!
てことは全部見れるの……完全体で!??

曲流れてる間ずっとこんな感じだった気がします。
ていうかday1、『Rat A Tat!!!』以外アニメ発の楽曲1つもやってないんですよ、てことはこの先このノリでアニメ楽曲がぽいぽい投げられることになります。気が狂う。

2-4.フェスタ・イルミネーション

「今日ソロ曲で死ぬならまつりのソロ」と覚悟を決めてきていたので4曲目で無事命を落としました。

STEREOPHONIC ISOTONIC』の項でも書きましたが、僕はミリオンで担当の環以外に、担当ではないけれど特別に好きなアイドルが2人いて、1人がロコ、そしてもう1人が彼女、徳川まつりです。

お城からやってきたお姫様を自称する女の子、一見すると奇抜で個性的な変人である彼女は、その実誰よりも周囲の人間に気を配り、助けが必要な人に人知れず手を差し伸べることが出来る優しさを持っています。
そんな彼女の奇抜さは、いつ何時でも「自分らしさ」を貫き続けるという覚悟の現れであり、だからこそ彼女はどんな困難の中でも、強く美しく輝くことが出来ます。

この『フェスタ・イルミネーション』も、中身だけ見ると少し変な曲なんです。
でも彼女の本質を知った状態で聞くと……全く違う側面から魅力があふれて、刺さる。

俺はそんな彼女とこの曲が大好きです。

2-5.ファンタジスタ・カーニバル

底抜けの元気をもらえる曲といえばこの曲、島原エレナのソロ曲『ファンタジスタ・カーニバル』です。
開幕で会場のボルテージを上げるにはまさにぴったりの曲ですね!

ブラジルのリオで育った日本とブラジルのハーフである彼女は、陽気な性格で、誰とでもすぐに打ち解けられるような太陽のようなアイドルです。
そんなエレナが歌うこの曲には、難しいことなんか全部吹っ飛ばして、ひたすら楽しい気持ちを分け与えてくれる力があります。

2-6.ユニゾン☆ビート

おかえり、歩。

ここに至るまでの話として、舞浜歩役の戸田めぐみさんは、7thライブを直前に控えた2021年5月に筋筋膜性腰痛症、腰部神経根症という腰のスポーツ障害を発症してしまい、ダンスを含めた激しい運動が不可能な状態になったことから、今日のact4に至るまで全ての周年ライブに欠席する状態が続いていました。

そんな背景から、今回のライブの公式ページにも注意書きとして、

※戸田めぐみ様(舞浜 歩 役)の出演にあたっては、内容を一部制限し、一部の楽曲のみ参加とさせていただきます。ご理解のほどお願いいたします。

という文章が添えられていました。

この背景を理解していたプロデューサーたちはそれでも「出てくれるだけでありがたい」と戸田さんに感謝の意を示していたのですが、そんな中始まった『ユニゾン☆ビート』は、僕たちの想像のはるか上を行くものでした。

そも舞浜歩というアイドルは、アメリカでダンス留学を経験するほどのダンスの実力者で、楽曲はそんな彼女の魅力を最大限引き出すためダンサブルなものが非常に多くなっています。

『ユニゾン☆ビート』も、ミリシタにおいては激しいダンスが特徴の楽曲となっており、通常そういった楽曲をライブで披露する場合には、演者の負担を考慮して振り付けの変更や簡略化といった工夫が施されることが多いです。

しかし今回歩役の戸田さんが披露した『ユニゾン☆ビート』は、ミリシタのゲーム内振り付けを完全再現したものだったのです。

そこにいたのは確かに、大きな挫折を経て、それでも折れずにステージへと帰ってきた舞浜歩の姿でした。

最高にかっこよかったぜ、歩。

2-7.MUSIC JOURNEY

桜守歌織になんて負けないが???

どうせ今日も負けです、なぜなら彼女が『MUSIC JOURNEY』を歌っているから。
ミリオントップクラスの歌唱力を誇る彼女の歌は、間違いなく一度聞けば記憶に焼き付いて離れません。
23歳とほかのアイドルに比べると少しお姉さんな立ち位置にいる彼女ですが、歌っているときはすごく少女らしいというか、思わず踊りだしたくなるような無邪気さを前面に感じるんですよね。
そんな二面性が歌織さんの魅力なんだと思います。
だからどうした?絶対負けないが?(大敗)

2-8.海風とカスタネット

だから早いって!!
ミリアニユニット、Team2ndから『海風とカスタネット』です。
まだ8曲目なんですけど!!
そんでやっぱり夢じゃない、ちゃんと5人揃ってました。

普段おとなしい可憐が会場を煽ってくれたのめちゃくちゃよかった……!

コール初めてやったんですけどめちゃくちゃ楽しい!
サビの「ハイ!ハイ!」からカスタネットを叩くみたいに2回クラップするの気持ち良すぎです。

2-9.オレンジノキオク

あ、手加減とかないんだ……
ミリアニユニット、Team3rdから『オレンジノキオク』です。

この曲がミリアニのチーム曲の中で一番好き(『REFRAIN REL@TION』を除く)なんですけど、環にたくさんのオレンジを見せてあげられるのが最高なんですよ……!!
オレンジノキオクといえばやっぱりラスサビの

オレンジ色に染まってゆく

でそれぞれプロデューサーが掲げたペンラカラーをオレンジに変える演出だと思うんですけど、その時のオレンジがめちゃくちゃ綺麗で好きなんですよね。

てか2連続でミリアニ曲はやりすぎです。
そんなことをすれば逆にプロデューサーの間にも強い曲に対する耐性が付き始めてしまいます。

もう何が来ても驚かないですよ僕は。

2-10.ABSOLUTE RUN!!!

いちぽむはちょっと話が違いませんか!????

「いちぽむ」とは未来、静香、翼からなる最強のユニット「STRAWBERRY POP MOON」の通称のことで、あまりにも人気すぎるユニットであることから、「来るとしても間違いなく後半」という予想をしていました。
それが10曲目で登場です、意味不明すぎる。

この『ABSOLUTE RUN!!!』という曲、なんとリリースされたのは2021年の6月、めちゃくちゃ最近なんですよね。
だからこそ、

ひとりだけど 孤独(ひとり)じゃない

といった、一歩踏み込んだ関係性になった3人が進んできた何年もの軌跡が重みを増して歌詞に反映されているんです。

夢はもう 夢じゃない 走れ!

2-11.catch my feeling

ミリアニユニット、Team4thから『catch my feeling』です。
リーダーであるこのみさんの色を反映してか、EDM調の大人びた雰囲気の楽曲です。
つまりこの曲、ちょっとセクシーなロコとかいうバグ生物を見ることが出来るので結構好きです。
アンニュイな顔が似合わないアイドル1位だろお前は……好きだ……

2-12.バトンタッチ

マジで前半で全部やろうとしてんじゃん……
ミリアニユニット、Team5thから『バトンタッチ』です。
この曲は歌詞がめっちゃ好きなんですが、

「頑張れ!」ってきっと
思いを繋ぐ言葉

ってすごくキャッチ―で心に残りませんか?
「繋ぐ」をテーマにした楽曲なんですが、それがミリアニの物語ともリンクしてるんですよね。

バトンリレーの振り付け、めっちゃよかった!

2-13.恋愛ロードランナー

海美がひたすらかわいい。
海美役の上田麗奈さんも多忙のためか2021年に行われた7thライブ以降act4が3年ぶりのライブで、なんのソロ曲を歌うかでプロデューサー間の議論が盛んにおこなわれてきました。

海美のソロ曲は『ココロ☆エクササイズ』や『スポーツ!スポーツ!スポーツ!』、『美!美!美!ビルドUP!!』といった、「体を鍛えて今日も一日がんばろう!」みたいなテーマのものが大半なのですが、『恋愛ロードランナー』だけは例外で、元気いっぱいの海美が大切な人に全力で純度100パーセントの「好き」を伝える内容の曲になっています。

きっと10年間一緒に歩いてくれたプロデューサーたちに「大好き」を伝えるためにこの曲を選んでくれたんでしょうね。

「大好きー!」

俺も好き!!!!!

2-14.パーフェクトゲーム

永吉昴のソロ曲、『パーフェクトゲーム』です。
もう聞けば一発でわかると思うんですけど、昴ってめっちゃカッコいいアイドルなんですよね!!
そして今回はミリシタのMV再現としてスタンドマイクでのパフォーマンスが行われたんですけど、これが完璧にハマってました!!!

ところで昴、プロデューサーに向かってなんだそのへそチラは。

2-15.フローズン・ワード

この曲が場に出た時、オタクと名の付くモンスターをすべて選択し、選択したモンスターの情緒を完全に破壊する。それらは再生できない。

この曲を歌うアイドル、所恵美はいわゆる「オタクにやさしいギャル」みたいな性格の、誰にでも自然体で接することができる等身大の少女のようなアイドルです。

ただこのままいられるのなら
鍵をかけて仕舞っておくから

そんな彼女の歌うこの歌は「大切な人への恋心を自覚しながらも、その気持ちを伝えられずに心の中に隠し続けている少女の苦悩」を描いたもので、ミリシタ内での楽曲解放コミュも「恵美がプロデューサーに抱いている小さな小さな恋心に気づき始めて終わる」というとんでもないものです。

曲の入りにかけて歓声というよりかはどちらかというと悲鳴が上がってた気がします。

どれだけ俺たちの情緒を破壊すれば気が済むんだお前は。

2-16.Sing a Wing Song

この曲が場に出た時、墓地にあるオタクと名の付くモンスターをすべて選択し、選択したモンスターの情緒を完全に回復させて場に出す。それらは戦闘では破壊されない。

数々のプロデューサーの人生を救ってきた(ガチ)曲、琴葉の『Sing a Wing Song』です。

うまく行かないときも(大丈夫)
また笑えるようにと歌うよ(Smile For You)
今が楽しいと思えるように
キミまで届け(Yell For You)

この曲は、不器用ながらもまっすぐに、たくさんの失敗を重ねながら前に進んで来た琴葉が贈る、「今日を頑張る全ての人たちに向けた応援歌」です。
歌詞が本当に良くて、心が弱っているときに聞くと前を向くための勇気を貰えるような、そんな琴葉らしさにあふれた最高の歌でした。

2-17.花ざかりWeekend✿

もちろんやるよな!!
YouTubeにおけるミリシタ公式MVの再生回数は驚異の120万回、全楽曲中でトップに位置する言わずと知れた大人気曲です。
act1~3までで披露されなかった曲でもあり、act4でやらなかったらマジの暴動が起きるレベルの曲をしっかり回収してくれました。

僕自身、その知名度の高さ故、ミリオンに出会う前から楽曲の存在を知っているレベルの曲だったので、披露されると昔のことを思い出してちょっとエモくなります。

歌うのは歌織、風花、麗花、このみという、成人済みアイドルをコンセプトにしたユニット「4Luxury」なのですが、こちらのユニット、奇跡的に歌が尋常じゃなく上手いアイドルが4人揃ってしまいパワーバランスが大変なことになっています。

近年ではラスサビ直前にある「-It's like a majic!」というパートで、麗花役平山笑美さんによって行われるアドリブのロングトーン、通称「ぴらみ砲」が曲の通例となっているのですが、今回の「ぴらみ砲」は史上最高、6段階に音階を上げながら歌うというとんでもないもので、会場におけるボルテージの高まりは一気に最高潮まで引き上げられました。

MOIWの時に披露された5連砲でも度肝を抜かれたんですけど、まさかさらに1段階ギアを上げてくるとは……化け物です。

そりゃイルカも来る。

2-18.Unknown Boxの開き方

まつりの曲です。(ガチの過激派)

だってお姫様の舞踏会がモチーフなんですよ!?
曲の歌い出し「Shall We Dance?」で始まるんですよ!?
そんなんもうまつりの曲じゃないですか!?
離せ!まつり!俺だ!!迎えに来たぞ!おい!どうした!まつり?まつりー!!

『Unknown Boxの開き方』はミリアニユニット「Team6th」の楽曲で、お姫様の舞踏会をモチーフにした優雅で可愛らしい雰囲気が特徴の楽曲です。
そして今回の披露ではなんとアイドルたちが小指にお揃いのリボンをつけて登場し、オタクの皆さんの脳を破壊していました。

まつり……俺は……

2-19….In The Name Of。…LOVE?

瑞希のソロ曲、『…In The Name Of。…LOVE?』です。

冒頭には長いセリフのパートがあり、まだ恋を知らない少女が自分の気持ちに答えを見つけるまでの過程が描かれています。

なにより瑞希役の阿部里香さんによる表情管理が完璧なんですよね。
瑞希はあまり表情が変わらないアイドルで、感情を読み取りずらいところがあるのですが、その実誰よりも感情豊かで心の中ではいろいろなことを考えています。
そんな瑞希の豊かな感情を、オーバーになりすぎないように眉や唇のちいさな動きだけで細かく表現していて、まるで本当にそこに瑞希がいるかのようなんですよ。

………らぶですか?

らぶです。

2-20.教えてlast note…

普段は引っ込み思案で自分に自信を持てずにいた可憐が、大好きな香水の力を借りて、新しい自分へと変わろうとする姿を描いた曲です。

「last note」とは香水の香りの種類のことで、香水はつけてからの時間経過で「top note」→「middle note」→「last note」と三段階に香りが変化します。「last note」はそんな香水の最後に残る香りを指した言葉です。

トップノートは軽いレモングラスね
恋のようにシトラール鮮烈な出会い

曲中でも「top note」からの香りの変化が描写されていくのですが、肝心の「last note」の香りについては、曲中で言及されることはありません。
つまり、結末がどうなるか、可憐がこれからどうなっていくのかは、「わからない」ということなんですよね。

あの日プロデューサーと出会って、「変わりたい」と願った彼女は、10年という月日の中で何を見て、どんなアイドルになったのか、その答えを見せてくれるような素晴らしい歌でした。

2-21.初恋バタフライ

美也のソロ曲『初恋バタフライ』は「初恋を経験してもどかしさを感じている少女」を蝶になる前のさなぎに見立てて歌うフラメンコ調の楽曲です。

一見するとマイペースで天然なアイドルである美也のイメージには馴染みがないように思える曲のようにも見えますが、この曲を語るうえで切るに切れない関係にあるのが、この曲のミリシタにおける楽曲開放コミュについてです。
※デカめのネタバレが含まれます


恋を知らない少女だった美也は、「初恋とは何か?」という問いの答えを見つけるために、自身の最も身近で信頼を置く男性であるプロデューサーに告白をしようと試みます。
「必要に迫られて恋をする必要はない」と、一度は告白を撤回させたプロデューサーでしたが、美也は自分の気持ちが本物なのかどうか確かめるために、プロデューサーと《とある約束》を結びます。
この《とある約束》とは、「10年経っても、私がプロデューサーのことを好きでいたら、その時は本当の告白をする」というものでした。


いきなり核心に迫りすぎじゃない!!!??????
突然このコミュを読まされるプロデューサーの身にもなってください。
画面の中の俺はいいかもしれないけど、画面の外の俺は全然心の準備が出来てません。
居間でパスタ食ってるときに正座したのは初めての経験です。

ともかく、この曲にはそんな彼女からのたくさんメッセージが歌詞の中に含まれているのです。

そして何を隠そう今日こそが、ミリオンライブにとっての10年後。

10年後の私を見て

というフレーズに込められた思いは、そしてその答えは、美しい蝶のようにステージで羽ばたく彼女がしっかりと伝えてくれていました。

2-22.恋心マスカレード

曲名の「マスカレード」とは「仮面舞踏会」のことで、本当は庶民なのにお金持ちのフリをしている千鶴というアイドルの二面性を仮面に喩えて歌う恋の歌です。

否定的な意味では全くなく、千鶴役の野村香菜子さんって普段の言動とか素行(まぁまぁ頭が悪い)とか見てると全然千鶴役とは思えないんですけど、セリフとか歌を聞くとめちゃめちゃ千鶴なんですよね、確かな自信が声に乗ってるというか。

元々あったものも当然あるとは思いますが、10年間の間で培われたミリオンライブとの様々な経験が、「二階堂千鶴」という形で野村さんの中に生きているんじゃないかと思っています。

2-23.dear…

このブロックラブソングしかないやんけ!?
オタクの情緒ブチ壊しブロック?

このみさんは「不思議と」年少組と仲がいいので、環や桃子と相性のいいこのみさんのことは個人的にとても好きです。
そんな「何故か」年少組と同じくくりにされがちな彼女ですが、そんな彼女のソロ曲は、見た目とは裏腹に責任感が強く、面倒見がいいみんなの頼れるお姉さんであるこのみさんの内面を映し出したかのような、成熟した大人の魅力を表現するものばかり。

『dear…』もその例にもれず、「大人の恋」を表現した楽曲になっています。

実はこの曲で一番好きなところは歌詞とか全然関係ない最初の方にある「ハッ ハッ」って部分です(伝われ)
初めて生で見たので1人でテンション上がってました。

2-24.トワラー

伝家の宝刀、ジュリアのギター。

これずっと思ってるんですけどジュリアを座らせてその対面に歩を座らせるの天才すぎませんか!?
曲の雰囲気にマッチした世界観を表現しながら、演出として自然な形で歩役の戸田さんを休ませることが出来るんですよね。

そしてジュリア役愛美さんがギターを弾き始めた時、それは何が起こっても勝ち確という合図です。

この曲こそジュリアの良さが100%出ているというか、こういった詩情的な曲調がジュリアとめちゃくちゃあっていて良いんです。


2-25.わたしは花、あなたは太陽

※サブスク未実装、絶対に許すな

ミリオンライブのコミカライズ作品「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! THEATER DAYS Brand New Song」の最終巻に特典として収録された、百合子、桃子、このみの3人からなる作中オリジナルユニット「Fleurs(フルール)」が歌う楽曲です。

今回、友人たちにも「コミカライズの楽曲やらないわけないから履修しとけ」と言われ続けてたんですが、僕はそれについて少しだけ懐疑的で、特にこの『わたしは花、あなたは太陽』は「やらないとしたら切り捨てられるのは間違いなくこの曲」だと考えていました。

この曲はゲッサンやBCの楽曲と比べて知名度も低く、サブスクにも実装されていない都合上に視聴するのが非常に難しい曲です。
「そんな曲を、本当に披露してくれるのだろうか……?」ライブが始まるまで、ずっとそんな疑念が胸の中に残り続けていました。

『咲き誇れ!「FleurS」!』

だからこそ、この曲のイントロが流れた時、僕の目は大粒の涙で埋め尽くされ、声を殺してボロボロと泣きました。

大袈裟な表現なのはわかっているんですが、この曲を披露したということが「あぁ、ミリオンライブは本当に誰も手放す気がないんだ」ということの証明に思えてしまって、たくさんの感情の洪水がこれをきっかけにして止まらなくなってしまったんです。

百合子たち「FleurS」をこんな大きな舞台で見届けることが出来て本当に良かった……!やってくれてありがとう……!!

2-26.Dance in the Light

ボロ泣きワイ「『わたしは花、あなたは太陽』最高やった……次は何が来るんやろ?」

歩「Let's Get Down……」

※戸田めぐみ様(舞浜 歩 役)の出演にあたっては、内容を一部制限し、一部の楽曲のみ参加とさせていただきます。ご理解のほどお願いいたします。⇧嘘はよくないとおもいます

あの、『Dance in the Light』って「in the Light」で「Dance」する曲なんですけど……
とんでもなく動かないといけない曲なんですけど……

ブランクをものともしない歩のバチバチのパフォーマンスに涙も吹っ飛びました。
ほんっとにすげぇよ戸田さん。

2-27.鳥籠スクリプチュア

一つ、心に信仰を忘れないこと
二つ、労働を惜しまないこと
三つ、精神を鍛えること
四つ、隣人を労わること
五つ、常に相応しくあること
六つ、聖地を敬うこと
七つ、祝福を受け入れること

全ては騎士団の名の下に

『鳥籠スクリプチュア』といえば、ラスサビ前にあるこの「天空騎士団 七の誓い」という特殊なコール。
朋花のファンの総称である「天空騎士団」が掲げるライブを楽しむ上での心構えを復唱するものです。

この曲をやらないわけがないと思っていた僕は、開場前に雨の中みなとみらいを散歩しながら、スマホのメモ帳片手に「天空騎士団 七の誓い」を暗記していました。
おかげで完璧なコールが出来たので大満足です。

実は朋花役の小岩井ことりさんも楽屋で同じことやっていたみたいでウケました。
俺は小岩井ことりだった……?

2-28.瑠璃色金魚と花菖蒲

どうしてもやってほしかったので鈴の音が鳴った瞬間UOをブチ折りました。

この曲との初対面はミリアニ最終話のライブシーンだったのですが、正直、一目惚れでした。

紬役の南早紀さんは歌織役の香里有佐さんと同様に他のメンバーより4年ほど遅れてミリオンスターズに加入していますから、加入時点から他メンバーと比較され、確実にあったであろうその経験の差を実力で埋められるほどのパフォーマンスが求められていたはずです。

だからこそ伝わってくる、南さんの圧倒的なポテンシャル。
力強くどこまでも伸びていくロングトーンは、鳥肌が立つほどの気迫と、息を呑むほどの優美さを感じることが出来ました。

2-29.Up!10sion♪Pleeeeeeeeease!

亜利沙が頑張ってんのに俺たちが頑張れないわけないよなぁ!?

生粋のオタク気質で、全てのアイドルに深すぎる愛とリスペクトを持っている彼女の楽曲『Up!10sion♪Pleeeeeeeeease!』は、「アイドルとファンが一緒に全力で楽しめる」ための盛り上げに特化したアップテンポな楽曲になっています。
曲名に「10」が含まれた楽曲なのもいいですよね。

アイドルとファンが一体になって楽しむことをコンセプトに作られた楽曲なので、当然開幕から最後まで休むことなく全力でコールをしなければなりません。助けてくれ。

でもそれがあるからずっと楽しい!!
しばらく激しめのコール曲がなかったので疲れた体に非常に沁みました(死にそうですの意)

2-30.Happy Darling

こちらはミリオン最初期の2013年6月にリリースされた楽曲で、今回披露された「Legend Girls!!」や「オレンジの空の下」などと並び10年以上の歴史を誇る杏奈のソロ曲です。

また、ミリシタに実装されている楽曲の中で演出込みの最速楽曲としても有名で、イベランを走る際に鬼のように叩かないといけないタイミングが発生することから歴戦のプロデュサーたちに謎の愛憎を抱かれている曲でもあります。

最大の特徴は、ラスサビ前にある杏奈の呼びかけに答えて行うアイドルへのコール。

応援ください!
\\\応援するよ!!!///

これも人生で一度はやりたかったコールの一つだったので、現地でできてめちゃめちゃ嬉しかったです。
俺の応援、しっかり杏奈に届けました。

2-31.Clover Days

今回の大本命

Clover Daysは、稲山覚也先生が漫画を担当するミリオンライブのコミカライズ作品、「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! Blooming Clover」を基にして作られた、可奈、志保、星梨花、海美の4人からなる作中オリジナルユニット「Clover」が歌う楽曲です。

コミカライズ発の楽曲は非常に人気の高いものが多くなっていますが、その中でもトップクラスにプロデューサーからの支持を集めている楽曲となっています。
しかし、「Clover」の4人全員がライブに揃う機会がなかったことから、今日に至るまで一度もライブでの披露が叶わなかった楽曲でもありました。

「私には、仲間がいる」
「1人では進めない絶望も」
「4人でならば 希望に変わる」
「それが 私たち Clover!!」

曲冒頭の口上は、作中で実際に描かれたセリフを基に構成されており、また曲中の決めポーズは、物語が一つの区切りを迎える原作5巻の表紙で描かれた「Clover」4人のポーズを再現したものです。

これ。会場が一気にしん……となって、そこからサビに入って爆発するまで現地にいた全ての人間が一体になって表現してくれていて本当に最高でした。

しかし本当に悔しいことに、このライブ時点の僕は時間が足りず、原作をほとんど読むことが出来なかったので、今記事を書きながら空いた時間で買っておいたBCを全力で読み進めています。

ところで俺、もしかしたら可奈のことすっげー好きかも……

2-32.REFRAIN REL@TION

令和の『M@STERPIECE』
ミリアニユニット、Team8thの歌う『REFRAIN REL@TION』です。

曲名に「@」マークを冠することや、アニメで披露された時の経緯から全体曲的な立ち位置で扱われがちなこの曲ですが、一度原点に立ち返ってTeam8thだけで披露する機会を作ってくれたこと、感謝しかないです。

この曲は「@」マーク曲である以前に、アニメ内ではTeam8thのデビュー曲として作られた楽曲です。
一度も8thだけの披露がないまま全体曲として使われてしまうと、神聖なイメージが先行してこの先二度とオリメンのみでの披露が出来なくなってしまうかもしれない。

この披露は、そんな不安を払拭してくれるものだったのではないかと思います。

……リフリレ終わってまだあと1ブロックあんの!?
ひょえぇ~もう耐えられないよ~(限界成人男性心の叫び)

2-33.BORN ON DREAM! 〜HANABI☆NIGHT〜

全力の死体撃ち???

もう喉ガスガスなんですけど!
「えんやこらせー!」じゃなくて!

この曲、ほとんどのフレーズの最後に合いの手が入るので、息つく暇がないほど連続でコールさせられます。

「閃光☆HANABI団」による、ここまででかろうじて生き延びたプロデューサーたちへの無慈悲な一斉掃射です。

……じゃあコールしなければいいって?
オタクが「閃光☆HANABI団」の曲でコールしないわけないだろうが!!!

あぁもう最高に楽しかった!
ぜっっったいコイツのせいでライブ終わってから一週間ぐらいずっとやんわり喉の調子悪かったけど何の悔いもないや!!!

2-34.深層マーメイド

この曲、僕がミリオンライブに出会って一番最初に、ライブや誰かのおすすめじゃなく自分で見つけて好きになった曲なんです。
だからこそやってくれて本当に嬉しかった。

『深層マーメイド』はその人気とは裏腹にライブでの披露回数が極端に少なく、今回が2016年にあったリリースイベント以来8年ぶりの披露ということになります。

そしてこの曲は、今回のライブで唯一オリメン以外のメンバーが参加した楽曲です。

それが翼と静香のデュオユニットって……実はこれ相当とんでもないことをやっているんじゃないですか?

『アライブファクター』然り、AS+ミリオンのデュオで構成された曲はパフォーマンスでのバチバチの殴り合いになることも多いわけですが、そんな中見せてくれた翼と静香の最強のパフォーマンスにただ心を奪われていました。

2-35.ESPADA

運営「初日にMTSをやったからといって2日目にMTSをやらないとは言っていません」
僕「へぇ、おっしゃる通りでございやす、大変御見それいたしました、靴を舐めます」

初日でMTSは『Shamrock Vivace』が最強という話をしましたが、そうだった……『ESPADA』も最強だった……

ミリオンで一番カッコいい曲はと聞かれてまず最初に名前が挙がる、カッコよさの暴力みたいな曲です。
前の『深層マーメイド』があまりにも凄すぎて、その先何をやってもそれを超えれないんじゃないかと勝手に心配してたんですけど、全く何の心配もいりませんでした。

愚かな平民の思考で身勝手な心配をしてしまい大変申し訳ありませんでした。靴以外も舐めれます。

2-36.侠気乱舞

開幕僕「侠気乱舞だ!!!!!(爆音)」

先ほど『深層マーメイド』を、僕がミリオンに出会って一番最初にライブや誰かのおすすめじゃなく自分で見つけて好きになった曲と表現しましたが、『侠気乱舞』は僕がミリオンに出会ったライブで一番最初に好きになった曲でした。

さっきから俺のプレイリスト使ってライブ組んでる?
俺の大好きな曲しかやらないせいで普通にこっちが狂喜乱舞なんですけど!?

環はカッコ可愛いいし、ジュリアのアレンジは気持ちが入ってて大盛り上がりだったし、桃子に全員が仁義切るポーズする最後の演出は親分桃子がバチッと決めてくれていて、異次元で初めて見た『侠気乱舞』とは何もかもが違う、本家本元の破壊力を骨の髄まで思い知ることになりました。

2-37.Shooting Stars

10年待ったオリメン披露、ついに揃った「クレシェンドブルー」の本気

10th.act1でも披露機会があったほどミリオンライブの楽曲の中で絶大な人気を誇るこの『Shooting Stars』という楽曲は、その人気から数々のライブで披露されてきた実績があるにもかかわらず、オリジナルメンバーである静香、麗花、志保、茜、星梨花によるユニット「クレシェンドブルー」での披露は過去に1度もありませんでした。

10年目という節目にその機会を持ってきてくれたこと、本当に感謝しかありません。

曲自体はめちゃめちゃクールでカッコいいものなんですけど、5人が凄く楽しそうにのびのびと歌っているように見えてしまって、きっと彼女たちにとっても念願の披露だったんだろうと思うとグッと胸が熱くなりました。

初めて生で見た『Shooting Stars』がこれなの普通に気が狂う。
これ以外に満足できない体になったらどうしてくれるんだ???

2-38.夢にかけるRainbow

ミリオンライブ9年目に制作されたミリシタ5周年記念楽曲。

そしてこの曲もday1で披露された『Harmony 4 You』と同じく紬役南早紀さん以外の4人は9thライブにおいてこの楽曲を披露することが出来なかったメンバーとなっています。

記事を書きながら気づいたんですけどday1の『Harmony 4 You』は歌織がセンターでday2の『夢にかけるRainbow』は紬がセンターを務めていて、追加メンバーである2人がミリオンライブを引っ張っていく構図になってるんですよ!

ミリオンスターズの後輩的立ち位置だった2人が、10thライブでみんなを引っ張っていける存在へと成長したことの証明、あまりにも熱すぎます。

2-39.恋のLesson初級編

そして待ちに待った信号機のソロ、翼が歌うのは翼にとって最初のソロ曲である、『恋のLesson初級編』です。

翼役のMachicoさんは多忙にもかかわらず10thライブのact1~4にかけて全てのライブに出演しており、この曲を披露したことで、翼は今回の10thライブ計4回の公演で自身が持つ4つのソロ曲をすべて披露したことになります。

全然アイマス関係ない話、2月頭に友人と「全プリキュア展」のライブを配信で鑑賞したのですが、開幕Machicoが出てきて主題歌を歌い始めてウケました。マジで休んでくれ。

全然気づけなくて不甲斐ないんですけど、翼役のMachicoさん曰くダンスの振り付けはミリシタMVを再現しているとのことで、気持ちの入り方もまた一味違ったものになっていたと思います。

この曲の歌い出しにはプロデューサーたちが行う

L・O・V・E ラブリー 翼!

というコールが存在するのですが、この「翼」の名前を叫ぶ部分で演者である「Machico」の名前を叫ぶプロデューサーも多く存在しており、プロデューサーたちの間で「どちらの名前をコールするのが良いのか」という問題が度々議論されてきました。

過去に演者であるMachicoさんが「翼と呼んでほしい」という意向を示してから、近年では「Machico」コールをするプロデューサーの数は減少傾向にありましたが、それでもコールが完全に統一されることはありませんでした。

そんな中行われた今回の披露では、翼役Machicoさんが自分自ら「L・O・V・E ラブリー 翼!」とコールすることで、プロデューサーの「Machico」コールを「翼」コールへと上書きしたのです。

Machicoさんの、伊吹翼にかける本気の思いが伝わった瞬間でした。

2-40.Precious Grain

翼にとっての『恋のLesson初級編』と同じく最上静香の始まりの歌であり、ミリオン最初期からある楽曲の一つです。
そしてこちらも振り付けはミリシタMVを再現したものとなっています。

たった一つだけのかけがえのない夢

サビのフレーズに合わせて静香が右手の人差し指を空に突き上げる振りがあるのですが、それに合わせてプロデューサーたちがペンライトを空に突き上げる動作をしていて、会場の一体感を感じられたのがとても印象的でした。

そしてアニメなどで描かれてきた通り、父親とのすれ違いで生まれた焦りや不安に押し潰されてしまいそうなほど不安定だった静香は、それでも「アイドルになりたい」というたった一つだけのかけがえのない夢を抱いてここまで走り続けてきました。

今の彼女の顔に、もうかつての未熟だった面影はどこにもありません。

自信に満ち溢れたその歌声は、これまでミリオンスターズの歌姫として、陰からミリオンライブを支え続けてきたその軌跡が確かに感じられるものだったと思います。

2-41.未来飛行

行くよーーーーーっ!!!!!

そんないつも通りの未来の元気な掛け声と共には始まった最後のソロ曲『未来飛行』

この曲は、未来がミリオンライブのセンターとして背負った重圧を軽々と跳ねのけて、空を自由にどこまでも飛んでいくような未来らしさのあふれる楽曲です。

自然体で楽しそうに歌う未来の姿を見て、どこかで未来役の山崎はるかさんが言っていた(出自があいまいで申し訳ない……)「翼と静香がいなかったら、私は立って歩けないと思う。ミリオンスターズのみんながいるから、私は空を飛べる」という趣旨の言葉を思い出して、それはまさにこの瞬間のことだったんだなぁと自然と涙が落ちそうでした。

ここまでのソロ曲が全てメドレーのショートバージョンだったのに対し、この『未来飛行』だけはフルバージョンでの披露が行われたことで会場を動揺させていました。

曲の最後の間奏で、未来役山崎はるかさんは言います。

「10年間、どこかで出会ってくれてありがとうございます!」

僕はその言葉に、前が見えなくなるくらいぐちゃぐちゃになりながら泣きました。

ここに至るまでの10年間を共に歩んできたプロデューサーと、真剣とはいえたった2ヶ月の間しか触れられなかったプロデューサーの間には、抱く思いの丈に天と地ほどの差があると、少なくとも僕はそう感じていました。

僕じゃない他の誰かがミリオンライブと歩んだ時間は、僕の預かり知るところではないけれど、少なくとも大半の人間が、僕より長い時間をかけてコンテンツを遊んできただろうと思います。
そしてそんなプロデューサー達が持っている、ここに至るまでの思いの強さを、あるいはその一端を、ミリオンライブのたくさんのコンテンツに触れてきたことで知ってしまった僕は、少し怖かったのです。

向き合った時間が長ければ、思いが強ければ偉いなんて道理はありません、それでもやはり心のどこかで、「新参の自分が何を知った気になってミリオンライブを語ろうとしてるんだ?」という感情があったのだと思います。

コンテンツとの出会いは人それぞれです。
アイマスでいえば、アケマスが稼働した19年前、モバマスが始まった11年前、ミリシタが始まった7年前、そして、10周年という歳月が流れた今日。
キャラが可愛くて、ゲームに興味があって、声優さんが好きで、たまたま仕事で関わって……最初はなんでもない、些細なきっかけからかもしれません。
それが次第に自分の中で大切なものになって、それぞれの思いをつくっていく。
大きなお祭りを作りたい、もっと面白いコンテンツを体験したい、輝くアイドルのその先が見たい……
そんなたくさんの思いの終着点がこの「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10thLIVE TOUR Act-4 MILLION THE@TER!!!!」だったように思います。

だからこそ、共に歩いた年月に関わらず、「出会ってくれたことそのものにありがとう」と言ってくれた山崎はるかさんの言葉に、すべてを受け入れられたような、救われた気持ちになりました。

そしてそれは今ここにいるプロデューサーにだけじゃなく、ミリオンライブに関わってくれた全ての人々に向けて贈られたメッセージでもあります。

この人が春日未来でいてくれたから、ミリオンライブというコンテンツはここまでたくさんの困難を乗り越えながらここまで続いてこんだろうなと、そんなことを思わずにはいられなかったです。

曲の終わり、ふいにミリオンスターズの面々(歩役の戸田さんを除く)が一堂にステージへと登場し、ついにアンコール前最後の曲が始まっていくのでした。

2-42.UNION!!

ひとりも 手放さない
 行こう We are all MILLION!!

文字通り、ひとりも手放さなかったからこそ実現したアンコール前最後の曲、『UNION!!』です。

この曲が10thライブで披露していない最後の周年曲で、満を持してこの曲を披露したことで10thライブはact1~4にかけて全ての周年曲をライブで披露したことになります。

本当に1つだけ心残りだったのは歩役の戸田めぐみさんが腰の都合で参加できなかったことですが、それでも十分すぎるほどの感動をいただきました。

結果として38人の披露だったとしても、39人全員が会場にいる中で披露された『UNION!!』を聞くことが出来て本当に嬉しかったです。

記事中で触れた種田さんや戸田さんの一件は、通常のコンテンツであれば、降板や声優交代などが起きても全く不思議のないことで、当時のプロデューサーの間にもそういった不安が常に付きまとっていたものだったのは想像に難くありません。

そんな中でミリオンライブがとった、「帰ってくるまで待つ」という決断は商業的な面で見れば非常に勇気のいる決断だった様にも思います。

この歌声がMILLION!!

でもだからこそ「ひとりも手放さない」まま迎えた、ミリオンライブにしかつくれなかった景色に、僕は最上級の「ありがとう」を贈りたいです。

出会ってくれて、そして一人も手放さないでいてくれて、ありがとう!!

2-43.Crossing!

アンコール明け、ミリオンスターズ全員で『UNION!!』から繋いだバトンは『Crossing!』へと繋がっていきます。

寄り添い離れては
すれ違う時の交差点

きみは左?わたしは右!
別々でも 一緒に走り出そう

10年間の中で、アイマスというコンテンツに出会い、そしてその人生の中で様々な理由から一度コンテンツを離れたプロデューサーも少なくないと思います。僕もそうでした。

thank you!
あの日生まれた声の架け橋が
今日も 夢を見る私の道を繋ぐ

それでもいつかの自分がアイドルたちに届けた声は、いつでも傍でアイドルが前に進む力になります。

Crossing!
新しい時代が幕を開ける
絶対 色褪せない思いで引き連れて

色々な道と交わって、繋ぎ続けた道の先で、アイドルはまた「あなた」と出会うのです。

もう一回!
何度目のスタートだろう
足跡が刻んでいく
十人十色のストーリー
憧れの向こうへ
ほら!

何度でも、何回でも、どんなに離れていても、歩き続けていれば、その道はいつか交わって、新たな物語が生まれます。

私を待つあなたに
届けたい歌がある
これまでもこれからも心一つ
MILLION LIVE!!!!!!!!!!

あなたとミリオンライブが、歩みを止めることなく進み続けたから、僕たちはこんな素敵なアイドルたちに出会うことが出来ました。

だからこそ、これから先どこまでも続くミリオンライブを、アイドルと、プロデューサーの皆さんと、関わる全ての人たちと一緒に楽しんでいきたいと思います!!!

2-44.Thank You!

Thank you for…
つくろう 数えきれないステージ
この場所から

今度こそ、本当の本当にミリオンスターズ39人全員が揃った10thライブ最後の楽曲であり、ミリオンライブ最初の楽曲『Thank You!』です。

正直現地の時点では興奮でそれどころでは全くなかったので、戸田さんがどこまで全体曲に参加しているかを完璧に把握していたわけではなかったのですが、改めて見返してみると、やはり1曲でも39人全員を揃える機会を作ってくれたことに感謝しかありません。

やっぱり39人が同じ場所に立つ、ということには特別な意味がありますし、このタイミングを逃した先で、次に来るチャンスが何年後なのかなんて全くわからないですからね。

虹色の光が つないでくれた
涙ふいて 笑顔咲かそう
輝く時間をありがとう

そして『Thank You!』という曲は、タイトルにもある「感謝」をテーマに作られた楽曲として、アイドルとプロデューサーが互いにたくさんの「ありがとう」を届け合いながら最後を締めくくることが出来る、ミリオンライブらしさがあふれた最高の楽曲です。

最後を笑顔で、「ありがとう」で締めくくることが出来るというのがとても素敵ですよね。

「ミリオンライブに出会えたこと」「今日までたくさんのコンテンツを楽しませてもらったこと」「これからもたくさんの楽しい景色を届けてくれること」そして最後に「環と出会たこと」その全てに感謝の気持ちを込めて、最後の「ありがとう」を届けました。

きらめく出会いを(せーの!)
ありがとう

業務連絡感想文

アンコール間であった告知に対する感想分です。

ほんとにいいPVですよねこれ。
最初のASとミリオンのロゴが重なるシーンで「ハッチポッチ2」の告知と勘違いして叫んだのは絶対俺だけじゃないはず。

11th!!!???
まずこれの何が凄いのかというと、アイドルマスターというコンテンツにおいて、10th以降のライブにナンバリングが使用されるのは今回が初めてです。

ってことはこの先も12.13とナンバリングが続いていくってことなんですよね。
「これからもミリオンライブは止まらねぇ!!」ってことなんですよ、なんて頼もしいんだ。
でも会場発表でAichi Sky Expoが出た時みんな阿鼻叫喚だったよ(アクセスが終わっているため)

ハチャメチャに嬉しい。

ただでさえこの間「ハッチポッチ」のBlu-ray見た時超楽しかったのに、さらにASとミリオンの解像度が上がった状態でみる「ハッチポッチ2」は一体どうなっちまうんだ。会場で倒れるかもしれん。

7年ぶりの開催ですよ!なんでもっと気軽にやんなかったんだ!
でもやってくれるだけで感謝です。

とりあえず環の『Play Go! Round』をあみまみと一緒に歌わせて「ギター!」のところでジュリアにギターソロ弾かせよう。

最近までact4が終わるまでは絶対に死ねない、と思いながら人生を過ごしてきましたが、普通に「ハッチポッチ2」を見るまでは死ねなくなってしまいました。
這ってでも生きるぞ俺は。

総括として

最っっっっっ高のライブだった!!!!

2日間における全88曲のセトリ、特にday2は現時点でこれ以上は無いと断言していいほど完璧な曲選とパフォーマンスだったんじゃないかと思ってます。

最後のMCがちょっと締まらない感じで終わるのもミリオンらしいというか、演者もスタッフもそういうところを笑って許せる人たちだったからこそ、今のミリオンライブがあるんだなーって。

ライブ前、act4終わった後どうなるか全く想像がつかなくて怖かったんですけど、まぁ結局ボロ雑巾みたいに泣きながら友人たちに合流しましたね。

いつもライブ中に汗とか拭くために首にタオルかけて、終わったらしまうんですけど、今回は涙止まんなかったせいで規制退場中もずっとタオル手放せませんでした。

やってほしかった曲はあれども不平不満は一切なし!
むしろこの先のライブに取っておいてくれてありがとうの気持ちです。

個人的な未練としてあるのはやっぱりミリオンBCを読み切れなかったことです。
最高の解像度で『Clover days』を迎えてあげたかった…… Blu-ray買ったらリベンジします。
記事書き終えた今日(3月16日)にちょうど注文してた3~6巻が届いたので、またちょっとずつ読み進めていこうと思います。

そしてなにより、ミリオンライブとの向き合い方に明確なアンサーを貰えたということが1番嬉しかった!

僕が今、「ミリオンライブと出会うのが遅すぎたと思うか?」と誰かに問われたとして、僕は迷いなく笑顔で「そんなことはない」と即答すると思います。
人それぞれにミリオンライブとの出会いがあって、僕にとっての出会いは異次元フェスのあの日。
そこで出会えていなければ、きっと僕がこの世界に大きく踏み込むことはなかっただろうし、以前に書いたミリシタの記事や、今書いているこの記事がインターネットに公開されることはなかったと思いますから。

やっぱり何度でも「ありがとう」を言いたい!
最後の『Thank You!』だけじゃ全然足りないくらいの感謝を、ミリオンライブから分けてもらいました。

ときめく舞台を、輝く時間を、きらめく出会いを、本当に本当にありがとう!!!!!

あとがき

ここまで読んで下さって、本当にありがとうございます。
毎度爆発した感情の備忘録として書かれているこのオタクの独り言ですが、ついに来るとこまできてしまいました。

書き始めた段階でまさか4万字近い内容になるなんて思ってもなかったし、自己満足でしかない記事にここまでの熱量をもって取り組むことが出来たのも、ひとえにこうして稚拙な自分の記事を読んでくださる皆様のおかげです。

皆様から頂いたあたたかいコメントや感想が作者の励みになります、もし少しでもいいなと思っていただけたら、「スキ」と「シェア」の方していただけると嬉しいです。

あとそれはそれとしてライブへの感想とか、自分なりのact4やアイドル/声優さんへの掘り下げがあったら是非引用とかコメントに書いてください、俺にもお前らの「叫び」を聞かせてくれ。

そして本当に情けない話で申し訳ないのですが、act4関連のイベントに有り金を根こそぎ投入した結果、預金残高が成人男性のものとは思えない桁数になってしまったので投げ銭機能を付けました。
投げ銭のお礼としてちょっとしたおまけ記事も読めるようにしたので、ご興味ありましたらぜひ金欠のオタクを救ってくださると嬉しいです。

こんな記事でも書かないと一生気持ちがKアリーナから帰って来れそうになかったので、この記事を書き終えたことで、僕のact4への思いも一旦区切りをつけることができてよかったです。

これからも自分の手が届く範囲で、ミリオンライブという最高のコンテンツと仲良く付き合っていこうと思います。

改めて、最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
また次の「叫び」でお会いしましょう。
それでは。


おまけ「独断と偏見によるプレイリスト『ミリオン10傑』」

ということでこちらは本編に全く関係のないおまけ記事です。
『ミリオン10傑』ということでミリオンライブの全楽曲から「僕の考えた最強の10曲」を選出したプレイリストを、解説を交えて公開したいと思います。

『ミリオン10傑』なんて銘を打っておいてアレなんですけど実はこのプレイリスト2パターン存在していて、1つは、「純粋に曲の強さだけで選んだ表の10曲」そしてもう1つは「個人的思想以外の一切を排除した裏の10曲」となっています。
また、今回のレギュレーションとして、伝説のポケモン(周年曲)は選考外とみなしています、強すぎるので。(参考記録としてリストには入れたのでリストの楽曲は10曲以上ありますが周年曲を除くと10曲になるように作っています)

早速見ていきましょう!

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