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初めて漫画家として人前に出た話(パウ日記03)

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基本的に僕は漫画家・イラストレーターとして顔出しすることなく、
これまで仕事をしてきた。

特に大きな理由はないのですが、エッセイ漫画というジャンルで仕事をもらっている関係で、自分自身のキャラクターイメージみたいなのが崩れる可能性が万が一でもあったらいやだな〜っていうくらいです。

なので、漫画家パウロタスクとして人前に出ることはこれまで考えてなかったのですが…
2019年8月25日、漫画家として「コミティア129」にて漫画の販売を行ってきました。

今回は2017年にinstagramで知り合ってから、仲良くしてもらっている漫画仲間のズズズさんの誘いもあり、同じく仲間のかかし21号さんと一緒に参加してきました。

その為に、初めて自分で漫画本を作ってみました。
タイトルは「パウロタスクのうす〜い本」で制作しました。

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内容は、以前noteにもあげました「電話が鳴った日」という妻との結婚前のできごとを元にしたエッセイ漫画のフルリメイク版を収録しました。

※note版はコチラ↓

出展を決めてから前日まで、「来てくれる人なんかいるのだろうか…」という不安が常につきまとっていました。

しかし、いざ当日、予想以上に多くの方が僕らのブースに寄ってくれました。SNSで漫画の投稿を初めて2年ほど…最初期から仲良くしてくれて、やりとりのあった人たちやいつもいいねをしてくれる人たち…。仕事の漫画で繋がれた人たち…本当にいろんな方に来ていただきました。

本を買っていってくれるだけでなく、差し入れや、手紙をくれる方もいたりして、本当に、この2年の集大成のような素晴らしい時間を過ごすことができました。

本を売るということも初体験ながら、目の前で読者や友人の方と話す機会を得られたこの夏は本当に忘れられない思い出になりました。
もちろん、この機会をくれたズズズさん、かかしさんにも感謝してもしきれません。30を過ぎてから彼らのような友人に出会えたことは本当に人に自慢して回りたいくらいの幸福だと確信しています。

今後も、率先して顔出しをしていくことはしないと思います。恥ずかしいので。
でも、こういった機会に普段僕の漫画を読んで叱咤激励してくれる人たちと会うチャンスなら、またしっかり漫画を描いて本を作って。本と一緒にみなさん会いにいくのもいいことだと思いました。

言葉にまとめきれませんが、心からの感謝をみなさんにお伝えして、〆とさせていただければと思います。
(感謝の気持ちは止まらずにずっと続きます)


※コミティアで販売した漫画の余りはBOOTHにて出品しております↓


設定上無理でしょうが、僕の記事や漫画を読んでご支援いただけるのなら、1円でもサポートいただけるとめちゃくちゃ嬉しいです。みなさんからのサポートが集まったら妻にチョコモナカジャンボを買ってあげようと思います!