婚活ビジネスが活況です。実際に結婚する人は減っているのに、結婚をしたいと考えている人は減っていません。「結婚をしたい」と考えている人は、昔から変わらないか、むしろ増えているようです。ブライダル総研という結婚や結婚式に関する調査・研究をしているまるで「じゃらん」のような研究機関があるのですが、その機関によりますと婚姻者のうち婚活サービスを通じて結婚した人の割合は、2009年は2.9％に対し2020年は16.5％と右肩上がりのようです。特にコロナ禍では一人ていることに不安を感じて結婚したいブームが広がっているらしいので、婚活ビジネスが活況、つまり婚活ブームになっているわけです。そんでもってこの原材料不足に便乗して多くの婚活団体が値上げをしていますから、儲かっていることは明白です。人件費は削っているのに（なぜか業界に詳しい）

また、人と接触することが長い間、はばかれてきましたから、出会いも減っているわけです。心理的にも将来に「不安」があって、機会がなくなって「焦って」という状況なので、潜在的な結婚願望が高まるのでしょうね。明るい未来を想像するのも当然です。必ずしも結婚生活は明るいものとは言い難いのですが。

さてさて、結婚相手への条件ですが、人には「本質的な願望・欲求」と「環境的な願望・欲求」があります。本質的な願望・欲求は、時代に関係なく生物として、パートナーを求める条件です。