私たちが生活をしていると色々なシーンでものを覚えることを求められます。暗証番号、出会った人の名前、誕生日など。自分がコントロールできる重要なものはメモをして残しておけば良いのですが、第三者に何かを覚えさせたい場合はちょっと厄介です。「メモを取りなさい」と言ってもなかなか描いてもらえませんし、相手との関係ではそんなことを言いにくいこともたくさんあります。今回の「魅惑の心理」マガジンでは、相手の記憶を高める方法について解説をします。これを応用すると、個人的には忘れて欲しくない記憶を相手に刷り込むことができますし、ビジネスにも応用できる可能性があります。

記憶は私にとって身近なものでありながら、そのメカニズはまだ完全に解明されていないものの一つです。これだけ科学が進んでいながら、人は人の脳のメカニズムについてはよくわかっていないことがたくさんあります。ポーポー・ポロダクションは「人に記憶を残す方法」をいくつか企業と共同で研究していたことがあり、そのあたりの知見も今回は出していこうと思います。