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龍脈にまつわる陽と陰

ポーポーは非科学的なことをできるだけ論理的に話をしたいと思い、感覚的な話をしないようにしてはいます。ただメカニズム、ロジックをうまく説明できないからといって否定をすることもないとは思っています。人間の知識で解明できるものなどもごく一部にしか過ぎません。

たとえば地下を走るエネルギーのようなものを感じるのですが、それが何かを私はうまく説明できません。関東に住んでいる私は、昔から地下に走る不思議なエネルギーのようなものを感じています。気のせいなのかと思っていましたが、何かと調べてみると「龍脈」とか「パワーライン」というものらしく、富士山から皇居まで走っているらしいとのことです。「龍脈」というのは、風水とか陰陽道に出てくる用語で地下を流れる「気」のルートなんて説明してあるのですが、地下になんで「気」が走っているのかもよくわかりません。ここでいう「気」って何でしょう。

ネットでも調べてみたのですが、ちゃんと説明してあるあるサイトがなくて、いくつか書いてあるものを読みましたが、どれもピンとこないので自分で感じたことをまとめてみます。自分が感じたものを誰かが読んで、参考にしてもらったり、ご自分の中で修正してもらえるといいなと思います。

サイトでは富士山と皇居を結ぶ直線で表現されているものが多いのですが、明らかに直線ではないと思います。詳しくルートを追ったわけではないので、明確な道筋はわかりませんが、少なくても上のルートと下のルートの2本があると感じます。上は国道20号の近く、下は国道246号の近くを走っていると思います。もちろん国道に沿って走っているわけではなくて、不思議な形で蛇行しています。「龍脈」と言われるように、クネクネとした形です。地下の地形的な問題なのでしょうか。

そもそも富士山は日本を代表する山ですが、そこから皇居に向かってエネルギーが流れているというのは少しでき過ぎているような話にも思えます。ただし、東京、特に皇居を中心的に神社の配置などを見ると、江戸、そして東京は風水や陰陽道の影響を少なからず影響を受けていると思います。

そもそも徳川家康は当時栄えていた小田原や鎌倉ではなくて、江戸に幕府を開いたのでしょう。当時の江戸は未開の地、湿地帯が広がっていた場所です。その背景には豊臣秀吉の助言があったとされています。秀吉は大阪城を龍脈を参考にして作られたと言われています。

この龍脈には龍穴(りゅうけつ)というエネルギーが噴き出すところがあり、その場所は栄えると言われています。江戸と江戸城の場所も当然、この龍脈と関係があったと思われます。家康は秀吉の助言を受けて、埋め立てを実施して治水工事も広げていき江戸を完成させました。そして徳川、江戸は長く繁栄し、東京は日本の首都として機能するようになるのです。結界も張っていたと思われますが、私は東京でその結界を感じることはありません。しかしながら日光東照宮に結界がはられているのは見えるので、江戸も同じような作法で作られたことは想像できます。

そしてこの龍穴はパワースポットとして注目を浴びますが、私はその龍穴という存在よりも問題がある別なものを感じています。龍脈や龍穴の上よりも、少し離れた周囲には悪いものが集まってきて、そこで悪さをする。そんなところが変なものが集まってくるというか、悪いものがが集まりやすい澱んでいるような場所があるように感じるのです。ここでは変なものが集まってくるので、人によってはいわゆる心霊現象を見ることがあると思います。あまり具体的な場所を書かないほうが良いと思いますから、ここでは書きません。

良い場所は書いてもいいかもしれないので、たとえば東名の出口(入口)もある用賀の近くには龍脈が走っていると思われ、そこを歩いていると「ぐにゃ」と土地が歪むような感覚がありました。不思議な感覚です。龍脈の上、龍穴に住んでいる人はみんな成功者かというとそんなことはありません。他のエリアよりも成功する人が多いというだけです。個人差はありそうです。また、龍穴は住宅地よりも神社などがあることが多いです。そして神社に住んでいる神主さんが皆、繁栄しているかというとそんなことはありません。

繁栄する明るい場所と怪しいものが集まる陰のような場所はワンセットになっていることが多く、龍脈は陰と陽を抱えながら存在しているイメージがあります。私が見た限り、このような説明はどのサイトにもありませんでした。華やかな街の近くには、陰のような場所が存在するのです。この光の近くには影ができる。このことを知っておくだけで、何かの役に立つと思います。繁華街のその華やかさにだけ目がいくのではなく、境界線やその外には注意をするなど。

この龍脈というものが皇居に繋がっている。皇居が陰陽の力で作られているのではないかなと思うのは皇居の形を見るとなんとなく納得します。陰陽でよく見る白黒のマーク、逆になった太陰大極図(たいいんたいきょくず)が見えるような気がするのです。


この太極図は森羅万象、全てのものが陽と陰の要素によって成り立っているという考え方から来ています。皇居はひかりそのものというよりも、光と影が交差する場所なのかもしれません。また単なる偶然かもしれませんが、山手線の円形の中央を走る中央線も上から見ると、この太極図みたいな形をしています。

陽と陰、光と闇は色々なものにあり、それは場所にもあるのかもしれないという話でした。




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