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「魅惑の心理」マガジンvol.88(『鬼滅の刃』の心理 〜推しキャラにみる性格、信仰する人と絶対に見ない人の心理〜

みなさんは『鬼滅の刃』を観ましたか? 私はアニメを見て好きになり、映画を観たいなーと思っています。巷での『鬼滅の刃』ブームはすごくて、コラボした商品は軒並み売り上げ急上昇ですし、本屋さんに行くと原作漫画が売れきれているところもあります。映画のヒットもすごいですし、何かとよく話題にも出てきます。

「キメハラ」なんて言葉も出てきて、映画や原作を「面白いから」と強要する動きもあるようですね。友人知人の「好みではない」という言葉を受け付けなく、「絶対に面白いから観て」と押し付ける人もいます。一種の社会現象のようになっていて、世界からも注目されているようです。

今回の「魅惑の心理」マガジンは、このブームを探るヒントとしてキャラクター別、この推しに惹かれる人の性格の人気ランキングの上位の3人を推す人の性格傾向を観てみたいと思います。そしてそこからさらに、この『鬼滅の刃』を過度に信仰する人、面白いと押し付ける人はどんな心理が根底にあるのかという話と、もう一つ、「自分は『鬼滅の刃』は嫌いだ」と詳しく知らないうちから拒絶する、この両極端の心理について考えてみたいと思います。そこにはどのような心理が隠されているのでしょうか。

[目次]
○キャラクター別、この推しに惹かれる人の性格
 竈門炭治郎、我妻善逸、富岡義勇
○「鬼滅」を信仰する人の心理
○「鬼滅」を絶対に見ない人の心理

○キャラクター別、この推しに惹かれる人の性格

キャラクターへの愛はその人の嗜好性(好み)が影響を強く受けるので、このキャラクターを好きになる人は「こんな性格です」とは一概には言えません。ただキャラクターの性格傾向から、その性格に惹かれる一定の傾向があり、そこから強くファンになる人はどんな傾向があるかは心理的に推測がたちます。そこでキャラクター別にキャラに惹かれる人の性格と心理を探っていきたいと思います。

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