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「魅惑の心理」マガジンvol.160(スシローのおとり広告にみる運営会社の心理)

みなさん回転寿司は好きですか。私は安価で自分の好きなものだけが食べられる回転寿司が好きで、たまに行きます。マグロとか回っていないお寿司屋では一貫数千円を取られるかもしれないという恐怖がありますが、回転すしでは数百円で食べられるという期待感と安心感があります。この「安心感」は外食では大きいものです。さらに大手回転寿司チェーン店はお寿司以外にもいろいろなメニューがあって、それもまた魅力だと感じています。唐揚げ、ラーメン、デザートいいですよね。

そんな中、回転寿司チェーンの大手である「スシロー」が景品表示法に違反する行為(おとり広告)が認められたとして、措置命令という行政処分を受けました。このニュースに関しては「あーやっぱり」と思った消費者も多いみたいです。あまり強く怒っている声は聞きません。実際に外食以外にも多くのチェーン店が似たことをしています。

単に客寄行為がエスカレートしてしまった行動に思えるかもしれませんが、運営会社側の視点で心理的な思惑を見ると、結構悪質な行為であることがわかります。今回の「魅惑の心理」マガジンはこの運営会社側の心理を紐解いていきたいと思います。

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心理に関わるトピック、最新心理傾向、SNS心理学を雑談のような話を軽いお話にしてお届けします。心理学に興味がある人、心理を使って何かに活か…

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