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色の好みと性格の関係

[目次]
○性格とは?
○性格と色は結びつく
○なぜ色と性格は結びつくのか?
○「暖色」「寒色」「中性色」「無彩色」の性格傾向
○性格を簡単に知る「心理イメージワード(性格を象徴する3つの色彩性格ワード)」の秘密

○性格とは?

そもそも「性格」とは何なのでしょう? 性格を研究している心理学者はたくさんいるのですが、研究者の数だけ定義があると言われるほど、少々ややこしいものなのです。人の内面にあって人を動かしているものという研究者もいますし、行動から分類される外的な要因という研究者もいます。

誤解を恐れず「性格」を簡単に言ってしまえば、人の特徴を表すものといえます。その人独自の思考傾向や行動傾向のことと言えるでしょう。背が高い低いといった身体的な特徴ではありません。「どんな考えを持っているのか」「どんな行動をよくするのか」といった内面のことをいいます。その人特有の思考パターン、行動パターンと言えるかもしれません。そしてこの性格は色の好みと実に密接に関係していています。

○性格は色の好みと結びつく

人には好きな色があり、つい同じ色の服を買ってしまったり、同じ色の雑貨を揃えてしまいます。なんとなく選んでいると思いますが、実はこの行動には意味があるのです。人は心の中の状態、思考回路によって、特定の色を求めます。「色の好み」と「性格」には密接な関係があるのです。好きな色を聞けば、それだけでどんな性格かがだいたいわかってしまいます。

また時間と共に色の好みが変わることがあります。好みが変わったということは、性格が変化したとも言えます。小さいところではその日の気分によって色を求める感情が変化します。色の好みは感情を含めた、その人の性格を写す「鏡」だといえるのです。

ポーポー・ポロダクションでは本書は世界の研究者による色と性格のデータにポーポー・ポロダクションが収集した数百の人のデータを加えてまとめています。SNS上で好きな色から性格分析を約100以上の方にしたところ約9割の人から「とても当たって驚いている」「言われてみると自分の内面にはそうした性格が強くある」という評価をいただきました。実際は好きな色と性格の関係は経験からくる個別の印象などの要素が影響を与えると思われ、実さいは8割ぐらいの精度であると考えています。

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その研究成果は書籍「色と性格の心理学」(日本文芸社)にまとめています。ぜひ、こちらの書籍をまだご覧でない方はぜひ読んでみてください。

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「色を使って問題解決しよう」「色の可能性を広げていこう」をテーマにした色彩心理を研究会していきます。 「ポーポー色彩心理マガジン」は [学んで解決・学んで広げる] [参加して解決・参加して広げる] [仲間を作って解決・仲間を作って広げる] [相談して問題解決・相談して可能性を広げよう] といった内容に分かれており、ここでしか手に入らない希少な色の情報も含まれます。皆さんのビジネスや日常にお使いいただけます。マガジンで完結するものではなく、マガジンから様々な可能性とワクワクが広がります。

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