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俳優 岩松 了さん

『ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古』公開記念企画「あなたのクリエイティブの教科書を教えてください!」クリエイターズインタビュー、第16回目は、劇作家・演出家・俳優の岩松 了さんです。

1952年3月26日生まれ 長崎県出身自由劇場、東京乾電池を経て、劇作家・演出家・俳優として幅広く活躍。東京乾電池在籍中に「蒲団と達磨』(89)で第33回岸田国士戯曲賞、「こわれゆく男」「鳩を飼う姉妹」(94)で第28回紀伊國屋演劇賞個人賞、「テレビ・デイズ」(98)で第49回読売文学賞を受賞するなど、演劇界の鬼才として名を馳せる。97年には映画「東京日和」で第21回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞。俳優としてもドラマ・映画・舞台で活躍。近年は映画監督としても活動している。              

今後の予定は                            10月8日より『ジュリエット通り』(Bnkamuraシアターコクーン他)  
11月1日より『水の戯れ』(本多劇場他)              
2015年3月より『結びの庭』(本多劇場他)


Q. あなたの『表現の教科書』を教えてください 

A. デビュー間もない頃は、戯曲を書き出す前に必ず、『ストレンジャー・ザン・パラダイス』という映画を観てました。そこに志を同じくするものを感じたからです。

今は、特にありません。その時々で、気持ちを高めてくれる映画を観たり、音楽を聴いたり、ですね。


Q. そこからどのようなインスピレーションを得てどのように実践していますか?

A. インスピレーションというより、気分をそこに持っていくために、例えば、やくざものを書くときは、よくやくざ映画を観たり、この音楽をテーマにという時は、繰り返しその音楽を聴いたり、体に染み込ませるような感じです。


Q. あなたが表現する上で一番大切にしていることを教えてください

A. 物語、というか時間が、止まる、その断面に限りないドラマを感じられるように。そのことを心がけます。


次号もお楽しみに!

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公式サイト www.peterbrook.jp