FUGAHUM デザイナー 山本亜須香さん
『ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古』公開記念企画「あなたのクリエイティブの教科書を教えてください!」クリエイターズインタビュー、第13回目は、FUGAHUM デザイナー 山本亜須香 / Asuka Yamamotoさんです。
FUGAHUM デザイナー
アートディレクター三嶋章義とファッションデザイナー山本亜須香が、アート性に共通のセンスを感じ2006年活動開始。三嶋の考えるファインアートでの思想や自身のバックボーンを、山本がファッションとして解釈し再構築することによって、2人の思想を着る人が意識せざるをえない洋服の在り方を考える。ブランド名の”FUGAHUM”は、三嶋と山本の考える架空の国家でありその国の名称である。
Q. あなたの『表現の教科書』を教えてください
A. 映画 Wim Wenders監督『都市とモードのビデオノート』
Q. そこからどのようなインスピレーションを得てどのように実践していますか?
A. ファッションデザイナー山本耀司を追ったドキュメンタリー作品です。
この映画は、過去にとらわれながら、常に新しいものに目を向け葛藤する姿が描かれています。18歳の時に、この映画と出会い、その感覚的な空気に惹かれ、自分も服を言語にした表現者になりたいと思いました。
今でも、経験や理屈でものを考えてしまう時、この映画を観て、18歳の時のように、感覚的だった自分に戻るようにしています。
Q. あなたが表現する上で一番大切にしていることを教えてください
A. 今自分が生きている時間と場所を意識する事。
次号もお楽しみに!
9/20(土)渋谷・シアターイメージフォーラムほかにて全国ロードショー 公式サイト www.peterbrook.jp