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【有料記事】三神ザシアン解説

こんばんは!レイネです。
CL愛知お疲れ様でした。今回はCL愛知で僕が使用して、残念ながらトナメには残れなかったですが、8-2で43位となった三神ザシアンについて解説していきます。デッキリスト以降は有料となりますが、三神ザシアンの構築やゲームプランの組み立て方で悩んでいる方がいたらご購読いただき、参考にしていただければと思います。

1.環境考察
2.没デッキ集
3.当日のマッチアップ
4.当日使用したデッキレシピ
5.ゲームプラン
6.質問と回答

1.環境考察
環境はザシアンVがリリースされた後に開催されたシティリーグによって目まぐるしく変化しました。

<シティリーグ1週目>
■ベスト8以上デッキ(入賞数が2以上)
三神ザシアン 11
モルペコVドール 3
ガラルタチフサグマ 3
ピカゼク 3

見てわかる通り、圧倒的に三神ザシアンの入賞が多く、オルタージェネシス+ハチマキor戒めの祠でタッグチームを倒しやすいこと、ザシアンの特性により事故負けを回避しやすいことで、従来のタッグチーム構築に対し、強いデッキだったことがわかります。もう一つの注目ポイントはガラルタチフサグマの入賞で、三神ザシアンに有利をとるため、環境を先読みしてデッキ選択してきたプレイヤーがいることがわかります。この時点では、三神ザシアンに対し、2ターン目から三神を倒してマウントを取れるレッドパーフェクションが強いんだろうなと考えていました。

<シティリーグ2週目>
■ベスト8以上デッキ(入賞数が2以上)
ピカゼク 13
レッドパーフェクション 11
三神ザシアン 10
ルカメタザシアン 4
ガラルタチフサグマ 2
カラマネロ系列 2
モルペコドール 2

2週目はピカゼクとレッドパーフェクションの大躍進となりました。上位の構築で共通しているのは、大きなおまもりを採用してHPのラインを上げてザシアンに一撃で倒されないようにすることで、前週流行った三神ザシアンのリストに対し有有利をとっています。一方、三神ザシアンはベスト8位内には多く残っていますが、構築がほとんど前週と変わらないため、トーナメントに残っている強いプレイヤーには対策されており、上へ進めなかったことがわかります。
このシティリーグ2週目の結果を元にCL愛知の環境は以下のように推測していました。

■Tier1
・三神ザシアン
・レッドパーフェクション
・ピカゼク

①.三神ザシアンはシティリーグ2週目では、レッドパーフェクションとピカゼクに負けていますが、流れてくる三神ザシアンのデッキレシピには、対策カードがあまり積まれていません。三神ザシアンはその他大勢に対する性能が高く、デッキの枠的にも対策カードを積む余裕があるため、環境を読みながらデッキをカスタマイズしていくプレイヤーには使いやすいデッキだったと思います。

②.レッドパーフェクションはシティリーグ上位のデッキが公開されたこともあり、デッキ構築に迷っている人にとって非常に選びやすいデッキとなったと予想。一方、簡単に対策をされてしまうので、上位のプレイヤーには選択されにくいと予想していました。なので、序盤に当たる可能性が高いデッキと予想していました。

③.ピカゼク
ピカゼクはTier1の中では1番少ないと考えていました。理由はそのままの構築で持ち込むとレッドパーフェクションに不利になりがちで、サンムーンレギュの頃からあまり変わらない関係性であり、シティの上位デッキからCL愛知の使用デッキを持ってくるプレイヤーは、レッドパーフェクションに流れると考えたため。

■Tier2
・ルカメタザシアン
・モルペコドール
・超パーフェクション

■Tier3
・ガラルタチフサグマ
・ズガドーン(火の玉サーカス)
etc

この環境予想の中で、

①.Tier1の中でも数が特に多いと予想される、三神ザシアンとレッドパーフェクションを特に厚めに見れる。
②.Tier2までのデッキに対し、勝ち筋を持てる。
③.デッキの動きが安定している。

ということを考慮し、他のデッキも回してみた結果、三神ザシアンをCL愛知へ持ち込むことを決めました。

2.没デッキ集
検討した結果、没になったデッキ集です。

①.レッドパーフェクション

画像1

シティ一週目の結果を見て組んだレッドパーフェクションです。ビクティニVが追加されたことにわより、溶接工を使えないターンも博士の研究からビクティニの広がる炎を使いエネ加速出来るのは、非常に強力でした。スタジアムは戒めの祠やフラダリラボを通したくないため、混沌のうねりを採用し、エネルギーを持ってくる手段としては、火打ち石を採用しています。これは、ミラーで相手のカマドを通さないという役割もあり、ゲームを有利に進めることが出来ます。練習の中で勝率もそこそこだったのですが、どうしてもデッキの回りのブレ幅が広すぎること。シティ二週目の活躍でミミッキュ(シャドーボックス)の採用が増えると考えたので、使用を見送りました。

②.ピカゼク

画像2

こちらもシティ一週目の結果を見て組んだピカゼク。フラダリラボや戒めの祠を通したくないので、混沌のうねりを採用しています。シティ二週目の結果を見て、レッドパーフェクションに対抗するためにミミッキュを追加、状態異常の対策としてネクロズマを採用しています。このデッキも練習の中ではそこそこの勝率を出していたのですが、ブレ幅が大きすぎるため、断念することに。

3.当日のマッチアップ
勝ち試合を振り返ることは、あまり意味がないと思っているので、負け試合のみ振り返ります。

1回戦 VS ピカゼク 後攻 0-6 ×
2回戦 VS ルカメタザシアン 後攻 6-3 ○
3回戦 VS ズガアゴ  後攻 6-5 ○
4回戦 VS コータスVユータン 後攻 6-2 ○
5回戦 VS ルカメタザシアン 先攻 6-2 ○
6回戦 VS 三神ザシアン 後攻 6-4 ○
7回戦 VS ルカメタザシアン 後攻 2-6 ×
8回戦 VS 三神ザシアン 後攻 6-4 ○
9回戦 VS 三神ザシアン 後攻 6-4 ○
10回戦 VS 三神ザシアン 先攻 6-3 ○

■負け試合の振り返り
・1回戦 VS ピカゼク
じゃんけんに負けて先行を取られる。
相手はヤレユータンスタートでベンチにピカゼクを置いて、デデチェンジからコケコ◇を出して、せんじんのまい+手貼りでピカゼクに2エネ確保。
対してこちらは三神スタートするがエネルギーがなく手札には博士の研究2枚とカスタムキャッチャーとマリィがあったのでマリィを選択したところ、手貼りのエネルギーを外してしまい、ふとうの剣を使うもののエネルギーはつかない。相手2ターン目フルドライブで三神にダメージをのせる。こちら2ターン目もう一度、マリィを撃つも水エネしか引かず、オルタージェネシスを撃てない。このターン、オルタージェネシスを撃たないと勝ち筋をほとんど失ってしまうため、デデンネを出して強引に引きオルタージェネシスを使う。相手3ターン目、2回目のフルドライブで三神が気絶して、サイド3枚先制。こちら3ターン目、ザシアンで殴ろうとするが、うまくメタルソーサーを引き込めず、コアバリアを貼ったザシアンを壁にして裏にふとうの剣。相手4ターン目、カスタムキャッチャーでベンチのヤレユータンを呼び出しタッグボルトでデデンネと同時に取られて負け。

<反省>
理想の動きをしているピカゼクに対し、マリィでサポやリソース温存をしている場合ではなく、博士の研究を使い、必要なカードが引ける確率を上げるべきだった。

・7回戦 VS ルカメタザシアン
じゃんけんに負けて先攻を取られる。
相手は1ターン目タッグコールからルカメタを呼び、ふとうのつるぎ。返しのこちらのターン博士の研究を使用したらマリィ4枚と博士の研究のサポだらけ手札を引いてしまう。相手の2ターン目にマリィを使用されたことで、こちらのサポートが全部山の下に埋まってしまうw当然返しにサポを握れず、マウントを取られ続けて負け。

<反省>
正直引きの悪いところはあったが、このマッチアップは出遅れた場合、自分のスタジアムを通さなければ勝てない。相手のデッキには、混沌のうねりが採用されており、こちらのデッキにはマーシャドー(リセットホール)を採用していなかったので、サポ事故がなくても厳しい対戦だっただろう。ルカメタザシアンがそこそこいることを考えれば、マーシャドーは採用するべきだった。

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