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カウンセリングって何するの?/広島と京都の心理カウンセリングオフィスFLIFE/フライフノート第9頁

カウンセリングにどんなイメージを持たれていますか?相談、カウンセリング、心理療法など表現の仕方が違っていたりしますが、大きく括ればその全てが「カウンセリング」になります。
最近ではいろんな業界でカウンセリングという言葉を使うので、読者の方にとってはカウンセリングという言葉が、一番なじみがあるのではないでしょうか。

カウンセリングは、訓練を受けた専門家が実施することに価値があるのだと思います。訓練を受けているとは大学などの学歴を指すこともあれば、資格保持者、カウンセリング実施経験も訓練を積んでいる目安になると思います。特に資格は民間資格が乱立されています。できれば公認心理師(国家資格)、臨床心理士の資格を取得しているカウンセラーから選ばれた方がいいでしょう。

そういった訓練を受けた専門家が相談者の話を聴いていき、問題の解決や状態の改善、行動が変わることなどを目標に話し合いを重ねていくのがカウンセリングの大まかな流れになります。

カウンセリングにはいろんなやり方があり、心理療法と呼ばれる分類によって、それぞれ展開の仕方が変わってきます。相談される内容とカウンセリングを受ける頻度によっては年単位でカウンセリングが必要な人から、1回話を聴いてもらっただけで心が軽くなって良い方向に進む人もいます。このあたりはカウンセリングが始まる前や最初の方にカウンセラーから説明がなければ確認された方がいいでしょう。

カウンセリングの始まりは、困っていること、感じていることなどを、ひとまず話してみることから始まります。
自分で対処できるうちは誰かに相談しなくても大きくは困りません。問題が大きくなってからではどうしようもない事態になっていることも少なくありません。

カウンセラーとしては、事態が悪化する前に、軽度のうちにカウンセリングを受けられることをオススメします。カウンセリングに必要な時間や費用も増えることが予想されるので、早めにカウンセリングを受ける方がコスパもいいですね。

時間をかけて相談内容を整理していき、相談者の望む未来や目標に向けて、カウンセラーと一緒に歩んでいくという共同作業がカウンセリングになります。

今抱えている問題や悩みに対する解決法や対処方法が見つからない時。そんな時こそカウンセリングを受けてみてください。いろんな角度から、あらゆる方法を駆使して相談者を支えていきます。


筆者:古家後大介【心理カウンセリングオフィスFLIFE/公認心理師/介護支援専門員/介護福祉士】



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