我々アーネストのM-1グランプリ2023は2回戦で幕を閉じました。

悔しいやら申し訳ないやら様々な感情が渦巻いておりますが、その中心には「情けない」が鎮座しております。

今年はM-1に向けて毎月単独ライブまでさせて頂いたのに、過去最低の2回戦敗退。

芸歴24年目、コンビ歴10年目で。

情けなさの局地ですよ。

正直数年前までは賞レースはあまり意識していませんでした。

賞レースであってもお客さんの前でやる以上は他の舞台と同じ。

ただ目の前のお客さんを楽しませるだけ。と。

しかし2年連続で準々決勝に進出させて頂いた際、そこから上に勝ち上がれるメンバーとの力の差を感じました。

我々のようなキャラのない芸人は、ネタを評価してもらえないと食べていけない。

ネタを評価してもらうには賞レースが一番。

どうしても避けては通れない道なのです。

そこで賞レースで勝つ為にYouTubeに毎日漫才を上げるようになったのですが、そこから2年連続3回戦敗退。

もっとお客さんの前でやらなければと思い、毎月単独を始めたら2回戦敗退。

賞レースに向けてやればやるほど結果は悪くなっていく。

向いてないんですかね。

賞レース。

自分の感覚としては漫才自体は良くなってる気がするんですが、結果が全く伴わない。

特にここ数年、M-1が一番ウケないんですよね。

もちろんM-1にはその年のいいネタを持っていくんですけど、一番反応が悪い。

昨日のネタなんて今年のネタの中ではベスト3に入るネタで、どこでやってもウケてたんですよ。

それが昨日は「あれ？お客さんに嫌われてる？」ってぐらいウケませんでした。

なんなんですかね。

M-1て。

出場すればする程迷子になります。

また来年頑張ります！

と言いたいところですが、今はなんとも言えません。

一度自分と向き合って、今後どうしていくかしっかり考えたいと思います。