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【都市伝説】歌舞伎町ビル火災事件とある宗教団体

歌舞伎町ビル火災は、2011年9月1日未明に新宿区歌舞伎町にある明星56ビル
で起きた火災で、44人の方が亡くなりました。

当時、TVや新聞でも度々報道されていましたが、2011年9月11日を境にピタッと見る機会が減ったのをよく覚えています。

多くの死傷者を出した原因は、ビル内の避難通路の確保が不十分で、ビルの消火設備が全く機能せず、44人の死者を出す悲劇が起きてしまいました。
しかし、もともとの出火原因は「放火」が最も有力とされており、現在でも放火犯は逮捕されていません。

現住建造物等放火罪は「人を死亡させた罪」ではないので、2010年に行われた時効撤廃延長の対象にはなっておらず、この事件が現住建造物等放火罪のみが問われる事件とするならば2016年に公訴時効が成立します。

しかし、殺人事件としての時効制度は無効化されているので、殺人事件てしては現在でも「未解決事件」となります。

午前0時59分にビル4階のセクシーパブから119番通報

火災を知らせる最初の通報は午前0時59分にビル4階の「スーパールーズ」からで、その後も計4回通報がありました。

出火地点はビル3階のゲーム麻雀店「一休」エレベーター付近。

ビル3階と4階の設備不良で防火扉が閉まらず、この2フロアに火炎と煙の回りを早めたことが、被害を拡大させてしまい、44名全員が急性の一酸化炭素中毒で死亡してしまいます。

救助にあたった消防の後日談では逃げ場を失った多くの人が折り重なるように倒れている地獄絵図だったそうです。

誰かが3階火元のガスメーターとガス管を外した


このビルの3階、麻雀「一休」のエレベーターフロアが火元とみられており、3階の火元にあるガスメーターとガス管が外れていたので、誰かが意図的に外し、ガス漏れが起きている状況で放火をした疑いが強いと言われています。

上記のように放火が原因で多くの死者が出たとされていますが、ほかにも多くの方が亡くなった要因があります。

重なった設備不良


このビルの火災報知器は誤作動でベルが鳴る事が多く、点検が一切されなかったことからいつも電源から切られており、火災に気が付くことができない状況だったのです。

さらに煙を察知する感知器が2重天井で覆われていたり、非常時に出入りする窓にはポスターが貼られており逃げ場が全く機能していませんでした。

火災時に避難経路となる階段には日常的にロッカーや段ボールなどの荷物が置かれており、経路が十分に確保されておらず、引火しやすいものが置きっぱなしになっていました。

このように放火、そしてずさんなビルの管理体制が原因とされているのですが、この火災事件の3か月前に板橋で起きたある宗教団体絡みの射殺事件が大きく関係しているのではないかと言われてます。

事件3か月前に起きた板橋射殺事件との関係


2001年6月9日板橋区赤塚6丁目の豪邸に住む70才の男性が20時55分、宅配業者を装った男に射殺される事件が発生しました。

宅配業者を装った強盗殺人事件かと思いきや、思いもよらない角度でこの事件は解決します。

なんと、この死亡した男性の44才の娘が実の父親の殺人を依頼していたことが2003年にわかったのです。

さらに殺人を起こした実行犯と事件を指揮をしていたのが娘が信仰していた宗教団体の教祖とやナンバー2の男性だったことがわかり、結果、実行犯含めて宗教団体の関係者数名が2003年に逮捕されました。

殺人依頼の実行、そして多額のお布施


事件を調べてみるとこの教団に多額のお布施をしていた長女と殺害された父親の間にトラブルが起こり、家の相続で揉めていたことがわかりました。

娘はもともとお金持ちの家庭に生まれていたことから、宗教団体へのお布施として高額な水晶やお札など合計1000万以上の支払いをしていました。
宗教団体は数千万のお布施では飽き足らず、家の相続を父親から得て土地を売却させ、さらに数億円ものお布施を娘にさせようとしていたのです。

しかし、父親は娘を宗教団体からから娘を引き離そうとしており、家の相続を与えないつもりだったことから娘は宗教団体に殺害の相談をして無理やり相続を実行させようとしたのでした。

この宗教団体は暴力団とつながっており、被害者男性を殺害するのに使われた拳銃は、暴力団員から購入したもので、後に殺害に使用された拳銃を売ったとして、現役組員が逮捕されています。

また、男性を殺害した実行犯グループの中には、外国籍の暴力団員も含まれていた。

射殺事件が起きたのは2001年6月でしたが、結局事件が明らかになり犯人らが捕まったのが2003年です。

この2年の間、長女は父親を殺害させたうえで住宅の土地と建物を相続し数億円を手に入れたのですが、父親の死後、どういうわけか洗脳が解け宗教団体を脱退しています。

そのため、相続された数億円は実際この宗教団体が手にすることはありませんでした。

手に入らなかった相続金と殺害報酬の未払い金と見せしめ


相続金が手に入らなかった宗教団体は殺害実行の報酬金のことである組織と揉めていたことが分かっています。

どうやら、殺人の実行として某有名反社組織が関与していたものの、殺害の報酬は手に入る予定だった相続から支払いを予定していた為、未払い金があったのでした。

反社組織との間に不義理なことが起きると必ず見せしめの脅迫行為が起きます。

その範囲は個人から家族や友人、仕事関係と続柄がどんどん広がっていくものですが、この宗教団体の教祖の親族が歌舞伎町ビル火災の火元である3Fの店舗オーナーだったのです。

その為、射殺事件から3か月後にいやがらせと支払いを求める脅しとして、教祖親族のオーナー店に放火をしたのではないかと言われています。

ちなみに、3Fの麻雀店は違法なレートで客に賭け麻雀をさせていたという噂もあります。

しかし、ビルの防火管理があまりにもずさんすぎたことが影響し、必要以上の死者が出てしまったと考えられています。

捕まらない放火犯もこの理由だと辻褄は合いますよね。

さて、この事件が明るにならない理由として、この宗教団体の最盛期にかつて当時人気絶頂の男性アイドルグループや超大物女優が在籍していたとか。

噂ですが、あの世界的有名な日本の某宗教団体関係と言われており、その影響もあって事件が未解決となっているとも。

これは完全な都市伝説ですが、本当ならさらに闇を感じますね。

ところで、この歌舞伎町ビル火災事件の放火理由と噂される宗教団体の名前ですが、日本の夏の花の代名詞な「あの花」が団体名になっています。

そして、自民党にも似た名前の会が存在するのもきっと偶然でしょう。

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