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アラフィフおやじの夏、青春18きっぷ一人貧乏鉄道旅の振り返り(3日目:博多ユニーク列車の宝庫)

アラフィフ世代、適応障害で長期欠勤中だった私が、この8月に一大決心をして、青春18きっぷを使い一人貧乏鉄道旅をした時の振り返りです。

前回は、旅の3日目の冒頭部分、小倉をスタートして博多駅で時間調整をしている間に経験したちょっとイラっときた話(とどのつまりは単に100円損しただけなのに、なんて大げさな・・・)をしました。

今日は、面白い列車達に会えて気分が上がった博多駅でのお話から始めます。

ピースが面白いと思った列車ベスト3!

私が面白いと思ったのはこんな特徴のある列車達です。

  • デザインがド派手!

  • カラーがド派手!

  • 私の住んでいる関東地方では見れない車両の形のもの

  • 内装がイケてるもの

これらの視点から、私の独断と偏見で、ベスト3を選んでみました!

第3位:885系特急かもめ

885系電車とは、JR九州の交流特急形電車の一つです。 2000年3月11日に営業運転を開始しました。

この電車の車両は、JR九州の在来線、以下3つの特急列車に使用されています。※

  • 特急かもめ:博多駅 - 長崎駅間(鹿児島本線・長崎本線経由)

  • 特急ソニック:博多駅 - 中津駅・大分駅・佐伯駅間(鹿児島本線・日豊本線経由)

  • 特急みどり:博多駅 - 佐世保駅間(鹿児島本線・長崎本線・佐世保線経由)

※特急かもめは、2022年9月23日のダイヤ改正において、西九州新幹線の武雄温泉駅 - 長崎駅間が開業し、「かもめ」の列車名は新幹線に移行しました。武雄温泉駅から博多方面へ向かう既存の在来線特急については「リレーかもめ」の列車名で運転され、武雄温泉駅における同一ホームでの対面乗り換えで接続する形となっています。(出典:ウィキペディア(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8B%E3%82%82%E3%82%81_(%E5%88%97%E8%BB%8A))

白くて丸みを帯びた車体が可愛らしかったです。

特急かもめ 長崎行(西九州新幹線開業に伴い、今は走っていません)
特急かもめ 1号車(グリーン車)ドア付近

先頭車両はグリーン車となっていて、ドアが開いた状態で中が見えたのですが、入り口の照明がゴージャスですね。

第2位:783系特急ハウステンボス

783系電車は、九州旅客鉄道の交流特急形電車で「ハイパーサルーン」の愛称を持ち、1988年3月13日に営業運転を開始しました。885系より12年先輩ですね。

言われてみると、確かにボディ形状はちょっと年季が入っているようにも見えます。この車両は、特急ハウステンボス(博多駅 - ハウステンボス駅間(鹿児島本線・長崎本線・佐世保線・大村線経由))の外にも、特急みどりにもこの写真とは別のシルバーと緑のカラーのボディで使用されています。

特急ハウステンボスの正面
車体のエンブレムと車両表示に高級感があります

この写真は大村線のハウステンボス駅から博多に戻ってきて回送電車になった時の様子ですが、外装からして何だかラグジュアリー感満載といったデザインですね。

グリーン車のスモークのかかった窓の外からうっすらと車内の様子が見えましたが、厚みのあるゆったりとした座席と木のひじ掛けが見えました。下の写真は別のサイトからの出典ですが、シックで落ち着いた雰囲気ですね。

出典:https://mizuho-nozomi.com/taketrain-huis-ten-bosch/

第1位 JRKYUSHU DISCOVER TRAIN「或る列車」

輝ける第1位は、JRKYUSHU DISCOVER TRAIN「或る列車」です。

小倉発の普通列車を下りた博多駅のホームでチラッと目に入った直後、思わず二度見してしまいました。(笑)

何じゃ、この金ピカのド派手な車両は!!(この写真だけあえてサイズ縮小しないでおきます(笑))

この輝くゴールドと黒地に金で唐草模様を施したド派手な車体、圧巻です!

下りたホームから離れた別のホームに停車していたこの列車を見て、慌てて一番近いホームめがけて走りました。

一体この列車は何なんだろう?
臨時列車かな?

普通列車か、急行列車か?
まさかこれは特急じゃないよなぁ・・・

車両は明らかにキハ47形(気動車=ディーゼルカー)がベースになっているのは形を見れば直ぐ分かります。

兎に角、こんな金ピカの列車はまずそうそう見れないだろうと秒で察して、写真を撮りまくりました。

先頭車両の行先表示を見ると、

「或る列車」

と表示されています。

まさか、行先を乗客に教えずに走るミステリー列車か?

ハートに矢が刺さっている!SWEET TRAINとは?今日はバレンタインデーじゃないぞ

窓から見える調度品はなんだ?藤の家具か?
全く分からない・・・
でも、なんだかスゴイ!!

取り急ぎ、取れるだけの写真を撮ったら、この列車は程なく出発してしまいました。

ご対面できた時間はほんの5分程度でしたが、なんだかとても得をした気分でした。

後で調べてみると、この「或る列車」とは、こんな列車でした。

~ CONCEPT ~

「100年の時を超え蘇る、幻の豪華列車」

極上の ”食・時・おもてなし” を味わう幻の豪華列車

出典:JR九州「或る列車」HP(https://www.jrkyushu-aruressha.jp/)

なるほど、あまりにも貧乏旅過ぎて食に飢えていた私は、博多駅のホームで「幻」を見たわけだ。

まるで、マッチ売りの少女がマッチを擦って見た幻のように・・・(比喩が冬の話なんですが・・・。この時は夏だろうが!)

などと文学的な気分に浸っている場合ではありません。

「或る列車」の詳細は以下のサイトをご確認ください。

この列車では、ワールドクラスのシェフが提供する、
お魚料理、お肉料理、スイーツ、ミニスイーツを楽しめる
とのことです。

私も生きているうちに、こんな列車で旅が出来る日が来るのだろうか・・・

惜しくもランク外:817系普通電車

こちらは、ベスト3入りできなかったものの、特急ではなく普通列車なのに、

「お~、JR九州の普通列車って、ちょっと他と違っていいじゃん!

と思わせてくれた、817系電車です。
817系は、2001年~2015年の間に製造されたという比較的新し目の電車で、運用開始は2001年10月6日だそうです。

817系さん、ちょっと前が汚れてます。洗車してあげて欲しい・・・

何が「いいじゃん!」と思ったのか?
ヒントは下の写真です。

関東地方では見かけない車両内の雰囲気

皆さん、お分かりですか?
九州地方にお住まいの方は、「こんなの普通じゃん。」と
思うでしょうから、特に首都圏にお住まいの方!

じらさないで答えを言ってしまうと、

  • シートの座面と背もたれが皮(のような素材)で出来ている(もしかしたら合皮かもしれませんが)

  • シートの背もたれの部分が木製

この2点が、普通列車にしては洒落ているというか、木の自然感で心が落ち着くと言うか・・・

兎に角、すごく味があって良いのです!

この列車の外にも、この後の長崎のお話では、また別のユニークな列車が登場します。(ちょっとだけ予告でした・・・)

博多駅の話で、またまたこんなに長くなってしまいました・・・。

本当は、この後、長崎へ行き、佐世保を回って鳥栖へ戻り、熊本まで行く行程があるのですが、博多での出来事はまだ3日目の午前中のお話です。

熊本に到着したのが23時頃ですから、3日目のお話、一体いつ終結するのやら・・・。

次回は、またまた行程3日目、今度こそ先に進みますよ!

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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