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[ガザ]「典型的な偽善」…中国、ロシアが拒否権を行使した米国のガザ決議

米国が安保理に提案したガザ停戦決議案が、中国・ロシアの拒否権によって否決されたという報道がされている。米国のガザ停戦のための努力を、中露が台無しにしたという演出で、報道の大見出しを飾っているわけだが、だまされないで欲しい。米国の決議案は偽善的なものだ。

それは、恒久停戦を求めているのでは無く、「残る人質」の「即時」解放を条件とする停戦を提案しているに過ぎない。無理な停戦の条件を付けることで、むしろイスラエルのジェノサイド継続を許すものである。今求められているのは、即時、無条件の恒久停戦である。

さらに、米国の決議案は、パレスチナの民族解放闘争を非難し、これを犯罪であるとする内容である。この様な内容の決議案に賛意を示すなら、それはパレスチナの民族解放闘争に対する裏切りであり、中国が拒否権を発動するのは当然である。
世界中の恒久停戦の努力を抹殺し続けているのは米国である。

参考報道↓↓↓(日本語に翻訳で読んでみて)


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