見出し画像

ギルティバタートーストと、明太子チョコ、あとバームアメ

下宿にはトースターがありません。オーブンはあるけど、忙しい朝にわざわざグリル機能を使ってパンは焼かない。
なので、ふき、ジンギスカンに次ぐ実家の味はトーストになります。
カルピスバターを乗せて2分、溶けたバターを伸ばして追いバターをして
さらに3分。さくさくで香りが良くて程よくしょっぱいバタートーストの
出来上がり。低温殺菌牛乳(滋賀では生協か業務スーパーの安売り牛乳を飲んでいるのでこれも久しぶり)と一緒に食べると、なんて幸せな朝ごはん。栄養?なんですかそれ。

本日のミッションは、おやつBOXの整理。おやつが好きで、でも飽きっぽい娘と、新し物好きだけど年齢的にガンガン食べられない夫が好き放題に買ったもの+貰い物や旅行のお土産等が、ちょっぴりだけ消費されて地層のように溜まっていっています。スナック菓子系は油が古くなってそうなので捨てる、ラムネや飴は溶けてなければ当分もつだろう、配りきれそうなものは家族に強制配給。未開封なら新年の飲み会のつまみに。そんな感じで整理と処分をすすめる中で、一番困ったものがこちら。

中身(と、ねこ)

割とリアルな明太子色

味はチョコです。ただ、最後にピリ辛が追いかけてくる。この「追いかけてくる感」は、こないだ味わったこれと同じだ。

滋賀県草津市にはパインアメの工場があります。お菓子メーカー「たねや」は滋賀県に本社があり、たねやの洋菓子部門「クラブハリエ」(バームクーヘンが有名)の商業施設以外の直営店は全部滋賀県にあります。というわけで、バームクーヘンとパインアメのコラボ商品。「形は確かにパイン飴だけど…」と思いつつ舐めていると、不意にパインのフレーバーがふわんと襲ってくる仕様。鼻からくる香りをオルソネーザル、嚥下後に喉から鼻に戻ってくる香りをレトロネーザルと言いますが、この場合は後者です。味は砂糖の甘い味で、香りだけがパインなのでとても摩訶不思議な感覚。

褒めてない?いえいえ、最近のお菓子って隠し味というか、フレーバーをほのかに潜ませるのが上手い気がします。最初から「明太子+チョコ」「パイン+バウムクーヘン」だと、舌が混乱するでしょうし。ただ、マリアージュしているかというと、えーと、その、まあ、不味くはないので話のタネにどうぞ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?