踊り子、そして重金属

2.3ヶ月前に書いた文章。
重金属という公演をしようと思った時に書いたものです。
なかなかやれずに‥。だけど、
私の伝えたいこととか本質に迫るものあると思うので載せます。
『踊り子、そして重金属』
私の感知能力の範囲で勿論言うのだけれど、

宇宙界にある物質は、自分の中にも入ったり存在したり、または、生成されたりする訳です。

私は、音楽とか空間とかと共鳴したり、映したり、吸収してまず自分の身体で感じたり、こう絡んだらより溶けそうだなという形状をとったりしながら踊ってますが、それは、
実際の物質がちゃんと反応を起こしてるから、出来ていることです。
(頭の意識だけ先行して浸っちゃって上部だけになっちゃって踊り手としてはダメ〜な瞬間も私も完璧じゃないからあるけど、狙ってるとこはそこ。)

だから毎日、居る空間、その時代の流れ、天気、違えば、私の身体が反応する踊るのにスイッチが入る自分の身体の中の焦点をあてるべき物質は変わります。

で、これは凄く個人的なことであると同時に、
踊り子気質というものは、そのもって生まれた身体が、その身体の耐えうる範囲で世の中の色々を吸収したり捉えようとする訳であるゆえに、
その身体の可能な限りのその生きてる時代・社会のことでもある訳です。
(どれだけ実物質的にその踊り手が色んな物質をちゃんと感知出来ているかになるけれど。その真実性は、それも観た人の直感的な精査になるけども。)

で、要は、言いたいことは、
私は、とても個人的なことではあるけれど、多くの人に関係するようなことだと思う身体の現象を感じます。

口だけのスピリチュアルとか、新興宗教の洗脳とか(決してスピリチュアルとか宗教自体を否定してませんよ。口だけなのが嫌なだけ。そゆのも溢れてるから。)
そゆのとほんと紙一重なのは、自分も表現してる上で、凄く感じて来たこと。

そして、今現時点で伝えたいなぁと感じてることは、
私は、身体の中に、重金属の液体のようなものを感じます。
黒くてちょっとメタリックな感じの液体と個体の間のものが彷彿とする瞬間があって、それをイメージして捉えようとすると、やっと身体が反応して動いてゆく時があるのです。

重金属って、ナトリウムとかの軽金属とちがって、人体に悪影響があるといわれているものです。そう癌の元だったり。

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ここでまた、も一つ話したいこと。

人は生まれて死んでゆきます。
私も30代になり、
あ、老いるってこゆ感じかと、
全然まだまだだけど、
20代とは明らかに違うことが出てくるので、
僅かな老いでも、朽ちてゆくことを少しばかりだけど、やはり感じ始めました。

また、これまで、自分の身体を通すように踊り吹きさらったりして、自由を得たようにのびのび踊り始めたら、私の身一つでは越えられない境界線を感じ始めました。大人になって社会に色々出て経験が増えて行ったことで知ったことがあったのもあります。
今まで、本当に透明に近い感じの感触だったのが、確かな液体とか個体みたいのを身体に感じ始めました。
これは、先程も言ったけれど、
私の超個人的なことであると同時に、私の出来る範囲での世の中を映したり吸収して来た周りのことでもあると思ってます。

踊り子気質のことを私は語っているけれど、
踊り子でなくても、人には、そういう気質があると思っています。その占める範囲は人によって違うけれど。
私は比較的、実体験的に話せる自分の多くを占める性質についてお話している次第です。

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話を戻します。

個人的にも、私をとりまく社会とか私の生きてるこの時代的にも
存在する

私が踊る上で最近無視できない性質の
重金属の個体や液体 をテーマに
踊りたいと思います。

この重金属
扱い次第でそのまま癌になったり
扱い次第で何かにおいての原子力のような莫大な燃料になったりする
癌にならずに藝術的に
何かしらの奇跡的な空間を放ったりもしうる。

思ったことが現実化するとかそゆのよく聞くと思うけれど、それじゃ少し甘い。

取り扱いです。ちゃんと確かに感じて触れてどうにかしようと意思を持つこと。

本当にそれを やろうと する強い意識があるということが大事だなと
創造力も被害妄想力も莫大な私はほんと思います。


世の中のことは自分のことで
大きい話は小さい細胞レベルでの話で

ということを

踊りをヒントに分かって来た。


自分の身体は、見えないけど実際に存在してる極粒子レベルの話を、頭ではなく、実態的に捉えることが出来るものだ。

そゆところ、伝えて行きたいし、
その具体的な方法を知ってる限り伝えて行きたい、
自分もずっと自分のこの与えられた身体と命をもって色々実態的に分かって行きたい。

言うまでもないかもしれないけれど、
この踊りと、
自分の色んな人間関係の経験と相まって相乗効果で色々と解かれて行く。
必須条件というか、生きてることそのものは、人間関係とか、このときを生きて来て感じて来たことが大元で、その扱い方のお話です。

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