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ネコの歳の重ね方


うちにいる猫様が10歳になりました。


猫は1歳だと、人間でいう18歳、2歳で24歳、そこから1年ごとに4歳ごと年をとる計算になるので・・・10歳は何と、人間の56歳にあたります。

知らぬ間に遥か追い越されてしまった、と思うと同時に、僕らの関係性は昔から何にも変わらず、猫に対して「歳をとったなぁ」なんて感じることも全然ありません。

ただ分かり合えることが一年、また一年と年を経る毎に、ちょっとずつ増えるな、と静かに嬉しく思う程度です。


もしも4倍の速さで人生を生きるならば、1年は3ヶ月間、1ヶ月は1週間ほどで経ってしまいます。


そう思うと、僕ら人間は途端にやるべき事に追われ、とても焦ってしまうのですが、猫はもちろんそれが猫の人生なので全く焦ってなどいません。そもそも人間のように、「何歳で〜をしなければならない」という決まりなどないのです。

もう10代も終わりだから、20代はこうしよう、30代でこれはやっておけ、40代はこうあるべき、おいおいもう50代だぞ・・・へぇ〜そうですか、てなもんです。

そんなことで頭をカチコチに堅くしてしまうより、今一緒にいる大切な人と、より一層スムーズに過ごせるよう考えませんか。と、猫は心から思っているでしょう。


本当にやるべき事は実はそんなに多くないし、時間は意外と結構ある。


猫のように何も変わらず、ただ満たされる気持ちを大切にしてみる。それを重ねていけば、人生において年齢なんてのはどうでもよさそうなものです。いつ体にボロが来ても、「幸せな人生だったな」と思える、ネコはそんな日々を送っているのです。


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