眠ることが仕事です。一日中、時間を見つけては本当によく眠ります。

その昔、猫は「ネコマ」と呼ばれていて、「寝子」に「獣」の意味の「マ」が付いたという謂れがあります。

それくらい昔からずっと寝ていて、眠ることを大事に思っていて、考えたり、働いたり、遊んだり、貯えたりするより、大切にしていることなんだろうなと、思うわけです。

そしてある時、ぬいぐるみを大事そうに抱えて眠る我が子を見て、僕は猫の寝顔を見る時と同じような感覚になりました。

それはとても幸せそうだ、ということ。

僕ら人間は、なぜか起きてる時の方が、それも何か活動している時の方が幸せを得られると思いがちです。でも本当に大切なのは満たされていること。

気持ちのゆとり、どこまでも無防備でいられる安心感、そんな満たされた感覚を大切にして、求めてみてもいいんじゃないでしょうか。

大きな夢を叶えるよりももっと簡単に、人も満たされることができるはずです。

今日はいつもより、ちょっとだけ早寝してみますか。