世界的指揮者「小澤征爾」さんとの思い出。。
今からもう20年前になる
僕がベルリン、ドイツに住んでいる時に
フィルハーモニーにクラシックのコンサートへ
小澤征爾さんがゲスト指揮者でくるということで聴きにいきました
世界トップクラスのオーケストラ、ベルリンフィルで指揮を振れる人っていうのは世界でもそんなにいない中
しかもその価格も5段階の中の最高カテゴリー5という高額値段設定だったのにもかかわらずそのチケットは一瞬で売れてしまいました。
ベルリンフィルでもそんなことは滅多にないこと
本当に驚きました。。
ベルリンに住んでいる人特権で
コンサート開催の3日前からチケットが販売されるポディウムチケットを購入。オーケストラのすぐ後ろにパイプ椅子を並べた50席ほどのシート。
指揮者を見るための特等席でもありしかも一番安いと言う。。
あのベルリンフィルの首席指揮者カラヤンが作った席でもあります。
小澤征爾さんの時には必ずコンサートマスターにいる安永徹さん。
彼も小澤征爾さんに匹敵するくらいパイオニアのバイオリニストでありベルリンフィルにいる四人のコンサートマスターの一人でした。
コンサートマスターはオーケストラの司令塔
指揮者によって変わったりします。
コンサートマスターは指揮者の独自の音楽を理解しそれをオーケストラに伝えます。コンサートマスターから嫌われたら演奏にならなくなってもしまいます。
コンサートが終わると裏口にまわり
シャワーを浴び終える小澤征爾さんを待っていると
ヘトヘトになっているおじいちゃんがガウンを着て現れました。。
こんなに指揮者って疲れるの?っと思うくらい驚きました
十人もいない控え室に日本人は僕一人
皆さん、サインをもらいに来ていました。
そこで小澤さんに日本語で会話すると
サインを日本語で書いてくれました。
その日本語のサインがどれほど貴重なものなのか後で知ることになりました。。
世界の小澤征爾だけに日本語のサインは本当に珍しいと言うこと
漢字ってすごいんだな。。。
しみじみ思いました。
またそこでサインを漢字とアルファベットを使い分けている小澤征爾さんにも驚きました。。
そして控え室にご挨拶に来た安永徹さんとも会ってお話、サインを頂きました。
唯一そのコンサートで小澤さんと安永さんの二人のサインが入ったパンフレット
本当に素敵な思い出です。。
今日も良い1日を!
全国を愛犬と旅しながら地域の習慣や食などをそこにいる人には気づかない素敵な文化などを伝えてより良い楽しい生活になったらいいなと思います。こんな美味しい食べ物や習慣、生活に気付いたらシェアできたらと思います。私たちが知らない素敵な日本を世界にも伝えたいと思います。